巨人・阿部監督 横川に怒りの2軍行き通告「キャッチャーからしたら、今日は配球にならない」
<中・巨>交代を告げにベンチから出る阿部監督はピッチングの仕草(撮影・椎名 航)
◇セ・リーグ 巨人0―2中日(2024年5月6日 バンテリンD)
巨人は敵地で中日に敗れて2連敗。貯金ゼロとなった。この結果、この日の広島戦が雨天中止だった首位・阪神が16勝11敗4分けで再びセ・リーグの貯金独占状態となっている。
巨人は今季初勝利から中8日で今季2度目の先発登板となった6年目左腕・横川が初回、3回と2打席連続で細川に適時打を許して4回6安打2失点で降板し、今季初黒星。
打線は相手先発右腕・梅津に6回途中まで1安打に抑えられ、最後まで三塁ベースも1度も踏めずに今季5度目の零敗を喫している。
阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。
――梅津の荒れ球に苦しんだ。
「けど、要所でね、バーンっていいところにきて、それを打てなかったというだけでね」
――横川。
「その前にね、4回2失点を自分でどう思っているか。キャッチャーからしたら、今日は配球にならないですよね。初球、ほぼボール。バッターに対してね、それじゃ配球にならないしね。それを配球させるように、ピッチャーとしてやってほしいと思います。だからファームに行ってもらいます。先発って、それくらい責任があるので」
――8回は長野出塁の後、淡白に映った。
「淡白に…結果的に初球を打ったら淡白に見えてしまうとなると誰も初球を打てなくなってしまう。別に僕は悪いと思わない。チャンス、チャンスだしね」