天皇陛下、即位から5年 皇后雅子さま、長女愛子さまと歩んだ令和
2024年2月23日、天皇誕生日の一般参賀で、ベランダに並ぶ天皇、皇后両陛下と長女愛子さま=皇居・宮殿、嶋田達也撮影
天皇陛下が即位してから2024年5月1日で5年となります。
【写真多数】2019年10月22日、「即位礼正殿の儀」で「高御座」に立つ天皇陛下と「御帳台」に立つ皇后さま=皇居・宮殿「松の間」
19年10月に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が開かれ、天皇、皇后両陛下は各国の要人と対面しました。同年11月のパレードでは沿道に約11万9千人が集まりました。
同年12月には台風で大きな被害を受けた宮城、福島両県をお見舞いで訪問するなど、国民に寄り添う上皇ご夫妻の姿勢を継承してきました。
しかし、20年に新型コロナウイルスの感染が拡大。公務や式典などが相次いで中止・延期となり、その後はオンラインでの出席が続きました。
22年9月、エリザベス女王の葬儀に参列するため、両陛下は英国を訪問。即位後初の外国訪問でした。
23年1月、3年ぶりの新年一般参賀が行われ、長女愛子さまが初めて出席しました。
24年1月1日、能登半島地震が発生。両陛下は3月22日と4月12日の2回、現地をお見舞いで訪問しています。