大谷翔平が3試合連続の11号2ラン、量産態勢で両リーグ単独トップ…笑みがこぼれる
大谷翔平(4月30日)=AP
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は6日(日本時間7日)、本拠地ロサンゼルスでのマーリンズ戦に2番指名打者で出場し、一回に3試合連続の本塁打となる11号2ランをバックスクリーンにたたき込んだ。前日の第4打席から2打席連続の本塁打。この時点の本塁打ランキングで両リーグ単独トップに立った。マーリンズからは自身初の本塁打で、メジャー30球団のうち27球団から本塁打を放った。
右腕ムニョスの外角高めの直球をとらえた。バックスクリーンに向かって飛んでいったライナー性の打球の速度は107・6マイル(約173・2キロ)で、飛距離は441フィート(約134・4メートル)を記録した。
ゆっくりとダイヤモンドを1周した大谷は、ホームを踏む際にぽんと手をたたいた。一塁走者だったベッツに迎えられると、笑みがこぼれた。「長打が持ち味だと思っているので、そこを極力、試合の中で表現できたら」と話していた大谷。4打数4安打2本塁打の活躍を見せた前日の試合に続き、好調ぶりを見せつけた。