大谷翔平が延長10回に同点打、右手1本で食らいつきセンター前へ…ドジャースはサヨナラ勝ち
延長10回に同点打を放った大谷翔平(3日、ロサンゼルスで)=AP
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は3日(日本時間4日)、本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に2番指名打者で出場し、延長十回に同点打を放って3打数1安打1打点、2四球、2盗塁だった。チームは延長戦の末、4―3で今季初のサヨナラ勝ちを収めた。
敵地での9連戦を終え、本拠地に戻ってきたドジャース。1日の試合で休養のために今季初の欠場となり、2試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた大谷が、延長十回にチームを救う同点打を放った。エンゼルス時代にチームメートだった相手右腕のイグレシアスの外角低めのチェンジアップを中前に運んだ。見逃せばボール球だったが、最後は右手1本で食らいついた。一塁を回ると、両手を下から上にあおり、雄たけびを上げてベンチを鼓舞した。
チームは延長十一回、今季初のサヨナラ勝ち。大谷もベンチを飛び出し、山本由伸とハイタッチ。歓喜の輪に加わった。