大谷翔平、6試合ぶり8号ソロ…日本生まれ選手の本塁打でロバーツ監督抜く
試合前、チームメートの山本由伸(左)と向き合う大谷翔平(4日)
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は4日(日本時間5日)、本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に2番指名打者で出場し、三回に6試合ぶりの本塁打となる8号ソロを右中間に放った。打球速度は103・4マイル(約166・4キロ)で、飛距離は392フィート(約119・5メートル)を記録した。
これで、ドジャースに所属した日本生まれの選手の最多本塁打記録で単独トップになった。那覇市生まれのロバーツ監督が現役時代に放った7本を抜いた。監督の記録に並んでから、「(記録を抜くこと)そこを目標に頑張っている」と冗談めかして語っていた大谷。この日、ダイヤモンドを1周してベンチに戻ると、ロバーツ監督と両手でハイタッチを交わし、満面の笑みを見せていた。