同僚女性遺体遺棄容疑の男、寝袋のようなものに入れて７～８ｍ下の沢に落としたか…女性はつきまとい被害を職場に訴え

（写真：読売新聞）

　山梨県身延町で団体職員の女性（４０）が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された同僚の男（３５）が、遺体を寝袋のようなものに入れ、道路脇から７～８メートル下の沢に落としたとみられることが、捜査関係者への取材で分かった。女性が職場で、男につきまとわれていると訴えていたことも確認された。

　捜査関係者によると、女性は４月３０日夜、職場を出た後で行方不明になった。県警が捜索を始めたところ、女性の訴えを受け、男が同日、職場で注意を受けていたことが判明。県警の事情聴取に対し、男が事件への関与を認め、説明通りの沢で遺体が発見された。県警は、死亡の経緯についても知っている可能性があるとみて捜査を進める。

　県警は３日、男を死体遺棄容疑で甲府地検に送検した。