博多大吉が持論 お笑いコンビが不仲になる理由「俺らも仲良しと言われるけど…」 過去の“温度差”明かす

「博多華丸・大吉」の博多華丸（左）と博多大吉

　お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が2日放送のBS朝日「家呑み華大」（木曜後10・00）で、コンビ仲について持論を語った。

　パジャマ姿の博多華丸と大吉が晩酌をしながらトークする番組。今年1月に特番が放送され、4月からレギュラー番組としてスタートした。

　グラスを4～5杯重ねて舌も滑らかになった2人は性格の話題に。大吉が「あなた真面目よね。私が不真面目とは言わんけど」と言うと、華丸は「私、真面目です」とうなずきつつも「いや不真面目でいたいのよ、ホントは。でも不安なのよね」と本音も漏らした。

　そして華丸は「俺に言わせりゃノープランで出るやん。舞台とか大喜利とか。俺にはそう映ってるけど」と相方の仕事への向き合い方を指摘。自身は準備をして「万全でいきたい」タイプだといい、「お笑いとしては、やっぱいいことじゃないと思うけどね。常にエチュードな感じ？その場の、みたいな。だから俺はもっといっぱい稽古したい」とほろ酔いで自身の思いをぶつけた。

　「蒸し返すようやけど、オンエアバトルもっと稽古したかったのに、大吉さんがさ…」と20年以上前のNHK「爆笑オンエアバトル」の話題を持ち出す華丸。「俺はもうめちゃくちゃ稽古したかった。やっぱりウケたいし。やっぱり温度差あったよ、『オンバト』とかそれ以外も」と東京進出前に感じていた“コンビのすれ違い”を明かした。

　しかし大吉は、華丸が“稽古したくない”と思っていると感じていたそうで「意外やな。だまされてたな」とポツリ。華丸は「稽古するのはダサいっていうのは思ってたよ、もちろん。でも俺は合わせたくてしょうがなかった」と当時の思いを語った。

　コンビ仲の良さで知られる2人だが長い付き合いではいろいろあったといい、「俺らも仲良しコンビとか言われるけど…そらあるよ」と大吉。「どのコンビだって仲良くて。仲悪いのは売れてないからで、お金が定期的にもらえるようになったらみんな仲良うなるんよ。うまく回り出したらみんな仲良うなるんよ。うまく回ってない時は仲悪い時もあったし。ケンカせんだけで、お互い内心はね」と持論を語ると、華丸も「そらそうよね」とうなずいていた。