千葉大新学長に横手幸太郎氏 23年11月死去の中山氏後任
千葉大の新学長に選出され、抱負を述べる横手幸太郎氏=千葉市稲毛区で2024年1月25日午後6時8分、長沼辰哉撮影2024年1月25日午後6時8分、長沼辰哉撮影
千葉大学は25日、2023年11月に死去した中山俊憲前学長の後任に、副学長で医学部付属病院長の横手幸太郎氏(60)を選出したと発表した。任期は24年4月1日から4年間。
横手氏は兵庫県西宮市出身。同大医学部卒。20年4月から付属病院長と副学長を兼務している。専門は内科学など。
同大では、21年4月に就任した中山氏が任期途中の23年10月に辞任を申し出たため、次期学長の選考を進めていた。3人の候補者の中からこの日の投票で横手氏が過半数を獲得し、新学長に決まった。
記者会見した横手氏は「中山前学長の掲げた世界水準の研究大学を追求していく。交付金が削られ現状は厳しいが、若い人が夢を描いて発展できるようにサポートしていきたい」と抱負を語った。【長沼辰哉】