内田篤人氏「ハッキリしていいですか?」 U-23日本代表戦で気になること 松木氏「心入れ替えなきゃ」
内田篤人氏
サッカー解説者の松木安太郎氏(66)、元日本代表DF内田篤人氏(36)が4月30日、U―23日本代表が今夏のパリ五輪出場権を獲得した後に民放公式配信サービス「TVer(ティーバー)」にアフタートーク番組に出演。主将のMF藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)について“激論”を繰り広げる場面があった。
29日(日本時間30日)にカタール・ドーハで行われたU―23アジア杯準決勝でU―23日本代表はイラクを2―0で破り、8大会連続の五輪出場が決定。藤田は前半28分に絶妙なロングボールから細谷の先制弾を演出すると、同43分には柔らかいワンタッチパスで荒木の2点目をお膳立てし2アシストで貢献した。
アフタートークで、松木氏と内田氏は中盤のスペースを有効に使った藤田とFW荒木遼太郎、MF松木玖生を称賛。テレビ朝日の三谷紬アナウンサーはSNSの反応として「藤田のパス」「チマのパス」がX(旧ツイッター)のトレンド入りしたことを紹介し、「実況解説中もチマにするのか藤田にするのか…」と呼び方が統一されていなかったことに触れた。
すると内田氏は「ちょっとハッキリしていいですか?藤田譲瑠チマ、本人は譲瑠って呼んでほしいって」と本人の希望を紹介。大会前に藤田にインタビューした松木氏は「譲瑠チマって呼んでほしいって言うんだよね。それが名前だって」と明かした。
内田氏は試合中継で「チマって言ってしまう」と明かすと、実況を担当した寺川俊平アナウンサーは「僕は藤田でいってます」。松木氏と内田氏が納得いかない表情を見せると、「元代表選手だったお二人が愛称的に下の名前でお呼びになるのはいいんですけど…確かに僕も“譲瑠って呼んでくれ”って言ってるインタビュー聞きましたけど…ただ、内田さんのことを“篤人”って実況しないんですよ。内田って実況するんです。それと一緒です」とアナウンサーの立場から説明した。
「だから時折、藤田譲瑠チマってフルネームで言うんです」と続けた寺川アナ。松木氏が「なるほど~じゃあ僕らは心を入れ替えなきゃいけない」、内田氏も「そうですね」と大真面目に応じると、寺川アナは笑いながら「入れ替えなくていいです」とすかさずツッコミを入れていた。