全国38地点で真夏日、福島・伊達は4月最高32・3度…都心は7月並み28・2度
真夏のような日差しが照りつけるお台場海浜公園で日傘を手に歩く人たち(28日午後、東京都港区で)=帖地洸平撮影
高気圧に覆われた影響で、日本列島は28日、各地で気温が上がり、関東甲信、東海、近畿で今年初めて、30度以上の「真夏日」となった。東日本は29日も、気温が平年より高くなると予想され、気象庁は熱中症への注意を呼びかけている。
同庁によると、福島県伊達市で4月の観測史上最高の32・3度を記録。長野県上田市で31・7度、群馬県桐生市で31・4度など、全国の38地点で真夏日となった。
東京都心も28・2度を観測し、7月上旬並みの暑さだった。東京都港区のお台場海浜公園では、水遊びを楽しむ家族連れの姿が見られた。長男と訪れていた横浜市の男性会社員(38)は、「暑いけど、水遊びにはぴったりな天気。砂だらけになり、気分転換できた」と笑顔を見せた。