元横綱白鵬の妻、紗代子さん 悔し涙の三女を抱き締める 相撲大会で奮闘も準優勝 祈るように手を合わせる姿も

決勝で敗れ、母・紗代子さんに抱きつく宮城野親方の三女・白鵬真結羽さん（撮影・吉澤敬太）

　小学１年生から高校３年生までの女子を対象とした相撲大会「第１回ドリームガールズ杯女子相撲大会」が１１日、東京・すみだフットサルアリーナで開催された。

　大会の特別応援サポーターを務める元横綱白鵬の宮城野親方の愛娘、三女・真結羽（まゆは）さんも出場。母で宮城野親方夫人の紗代子さんが付きっきりで見守り、取組前には助言を送り、取組中は祈るように手を合わせた。

　真結羽さんは小学１年生の部で予選リーグを３戦全勝で突破。決勝トーナメントでは、準決勝を寄り切りで勝って決勝進出。しかし、決勝では相手の上手投げに敗れて惜しくも準優勝となった。悔しい結果に母に抱きつき、涙が止まらず、慰められながら引き揚げた。

　２３年１月に行われた宮城野親方の引退相撲では、紗代子さんの献身的なサポートや、三女・真結羽さんの堂々とした挨拶も話題に。「前はまげがあって頭を触れなかったけれども、お父様が頭をなでなでしてくれた分、私もお父様の頭をいっぱいなでなでしてあげます」と伝え、感動を呼んだ。