井上尚弥と6日対戦のルイス・ネリ、体重上限より500グラム少なく計量パス
計量でにらみ合う井上尚弥(左)とルイス・ネリ(5日)
6日に東京ドームで行われるボクシング世界戦4試合の計量が5日、東京都内で行われ、出場8選手が1回でパスした。
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチに臨む統一王者の井上尚弥(大橋)は上限より約100グラム少ない55・2キロ、世界ボクシング評議会(WBC)同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)は約500グラムも少ない54・8キロだった。
計量後、両者が向き合う「フェースオフ」と呼ばれる撮影機会ではにらみ合いが続き、緊張感が漂った。
井上尚は「いつもながらバッチリ」と調整がうまくいったことを明かし、ネリが計量を無事クリアしたことについては「そこはしっかりやってくるだろうというのがあった。心配はなかった」と語った。
ネリは2018年の山中慎介との世界戦で大幅な体重超過をした過去があり、計量が注目されていた。