中国3隻目の空母「福建」、東シナ海へ出航…電磁式カタパルトを装備
中国の国旗
【北京=東慶一郎】中国国営新華社は1日午前、中国軍3隻目の空母「福建」が初の試験航海を行うため、上海の造船所を出港したと報じた。9日まで一般船舶の航行が禁止されている東シナ海の指定海域まで向かい、試験航海を始める。
報道によると、試験航海では、主に空母の動力や電力システムなどの信頼性や安定性を検査する。
福建の全長は約320メートル、満載排水量は約8万トンで、リニアモーターカーの原理で艦載機を射出する電磁式カタパルトが初めて採用された。2022年6月に進水していた。