ドジャース・ロバーツ監督 大谷翔平のユーモアに「彼はこれまでで一番、楽しめている」

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ドジャース大谷翔平投手（29）が、日本生まれの選手の本塁打で球団記録を更新した。2点リードの2回無死、右腕エルダーの内角高め直球を捉え、今季8号ソロを右中間スタンドへ運んだ。

移籍後8本目のアーチで、日本生まれの選手としては、沖縄県で生まれたロバーツ監督を抜いて球団最多となった。

この日の試合前、大谷からポルシェのおもちゃをプレゼントでもらったことを明かした同監督は試合後、ユーモアたっぷりの大谷に「ドジャースで心地よくプレーでき、勝てる野球が出来てワクワクしているのだと思う。世代を代表する選手たちとプレーできるのはもちろんだが、選手達は頂点を目指して戦っている。チームに溶け込み、ファンからもどれだけ歓迎されていることか、彼自身が感じ取っている。それが、パフォーマンスにつながっていると私は信じている。だから、彼はこれまでで一番、楽しめているのだと思う」と熱く語った。

同監督は試合後の大谷の囲み取材に乱入し、ポルシェのおもちゃを手に「君にCogratulation（おめでとう）と言いたい。そして、ありがとう」と満面の笑みを見せた。選手からもらったプレゼントでは過去最高のものかとの質問には「そうだね、他選手かももらったことはあるが、これはトップだね。ハッハッハ」と笑い、上機嫌だった。

大谷の試合後の囲み会見に登場したロバーツ監督。ポルシェのおもちゃを手にしていた（撮影・斎藤庸裕）