ソフトバンク山川穂高「プロ野球に入って、一番球が速かった。おったまげた」 43歳和田毅を強力援護 西武での対戦振り返り「山本由伸、佐々木朗希もいますけど…」
5回無死、左中間ソロを放った山川を迎える小久保監督(左)(撮影・穴井友梨)
◆ソフトバンク9―4日本ハム(6日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクの山川穂高が豪快な2打席連続本塁打で勝利を引き寄せた。3回無死一塁で北山から逆転の7号2ラン。「真っすぐを完璧に捉えられた。いいバッティングができて良かった」と満足そうに左翼席中段への一発を振り返った。5回は左腕の北浦から左中間テラス席へ8号ソロをマークし、和田毅の今季初勝利を強力に援護した。
試合後、囲み取材で山川は和田との対戦を振り返った。「僕、和田さんにも直接言ったことがありますけど、プロ野球に入って、一番、球が速かったのが和田さんなんです。とにかく当たらない。僕が西武のときに和田さんと対戦して、おったまげたというか、『速っ』と思って、球速表示みたら145キロ、146キロとか。これはやっぱりすげえなと。ストレートを待って、振っても当たらなかった。和田さんは僕にとってはプロの球というか、150キロを超えるピッチャーは山ほどいるのに、はっきりと覚えています。和田さんが147キロぐらいの西武ドームで投げた球。2017年です。その球が忘れられないぐらい速かったんです。大谷は1打席しかやっていないですけど、(現ドジャースの)山本由伸、(ロッテの)佐々木朗希もいますけど、とにかく和田さんがすごく速かったです」と話した。