カブス・今永昇太、８回に痛恨２ラン…チームはサヨナラ勝ち

パドレス戦に先発した今永＝ＡＰ

　【シカゴ＝平沢祐】米大リーグは７日、各地で行われ、ドジャースの山本がマーリンズ戦に先発し、メジャー自己最長の８回を投げて５安打２失点と好投し、４勝目をマーク。大谷は２番指名打者で出場し、２打数無安打だった。試合は８―２でチームは６連勝を飾った。パドレス戦に先発したカブスの今永は７回０／３を７安打２失点、勝敗は付かなかった。パドレスの松井は４番手で登板して２／３回を１失点。試合はカブスが３―２でサヨナラ勝ち。タイガースの前田はガーディアンズ戦に先発して２回７失点の乱調。チームは１１―７で勝った。

　１点リードの八回、カブスの今永は「すんなりいかないだろうな」と考えていた。悪い予感は的中。連投したスプリットを捉えられて２ランを浴びた。「選んだ球種は間違いではない。僕の投球テンポが一定になっていた」と悔やんだ。

　それでも、六回のピンチを連続三振でしのぐなど堂々の投球だ。八回にマウンドに上がったのはメジャーで初めてのこと。「そういう信頼を得られたところに価値があるし、自信にしていいと思う」と手応えもある。チームはすぐに追いつき、サヨナラ勝ち。力投は報われ、デビューからの無敗は続いたままだ。（平沢祐）