オリ・中嶋監督「よく分からないゲーム」ミス相次ぐも逆転勝利 富山の復帰には「こっちも嬉しかったです」
<日・オ>オリックス・中嶋監督(撮影・高橋 茂夫)
◇パ・リーグ オリックス5ー4日本ハム(2024年4月28日 エスコンF)
攻守にミスが相次ぐも、2度の劣勢を跳ね返して逆転勝利を収めたオリックス・中嶋監督は「よく分からないゲームでございましたね。ミスだらけだったんですけど、いろんなことが。あんまり見たこともないような感じでした」と振り返った。
先発の斎藤は3回まで完全投球も、4回に4四球に味方の失策も絡んで2失点で降板。指揮官は3月17日のヤクルトとのオープン戦で1回1/3を3安打4失点で涙を浮かべていた右腕に、「あのオープン戦の時からよく立て直したと思いますよ。成長している部分が最初は出たかなと思います」と一定の評価を与えつつ、「結局四球を出してしまったあたりがもったいないかなと。良い勉強になると思いますし、これをもう1回糧にして、やることを明確にしてやってほしい」と称した。
斎藤の後を受けて、4回2死満塁から22年5月31日DeNA戦以来、698日ぶりの1軍登板で清宮を左直に打ち取った富山については「本当に難しい場面ですけど、ああいう場面で投げてきた投手なんでね。とりあえずアウトを取ったのは、非常にこっちも嬉しかったです」と目を細めていた。