めちゃめちゃほしいけど…ファンを悩ますStray Kidsの「抱きぬいぐるみ」
オフラインファンイベント「Stray Kids Fan Connecting 2024 “SKZ TOY WORLD”」の様子 (撮影：田中聖太郎)
今年4月に行われた、日本初となるオフラインファンイベント「Stray Kids Fan Connecting 2024 “SKZ TOY WORLD”」にて16万人を動員した、人気K-POPボーイズグループ「Stray Kids」。
計4公演におよぶ、ファンクラブ会員限定のイベントにも関わらず、チケット応募総数は60万件超え。チケットは全4公演全てソールドアウトするなど、昨年のドームツアーに続いて本イベントも入手困難な“プレミアムチケット”となった。
そんなオフラインファンイベントの、オフィシャルグッズ事後通販が決定。グッズの“買い足し”に悩むSTAY（Stray Kidsのファンネーム）が続出するなか、事後通販限定アイテムとして発表された“あるアイテム”に大きな関心が集まっている。
それは、Stray Kidsのメンバーをモチーフにつくられたキャラクター「SKZOO」の“抱きぬいぐるみ”だ。ウルフやウサギ、ヒヨコなどメンバー達の特徴をおさえた様々な動物から構成される「SKZOO」。
“抱きぬいぐるみ”について、当初公式サイトでは、イラストとサイズのみしか公開されていなかったため、SNSでは「“抱きぬいぐるみ”ってなに!?」、「サイズ見たけど、意外とデカいの!?」など、仕上がりを考察するSTAYの様々な声が飛び交った。
そんななか、“抱きぬいぐるみ”の実物は予想外の場所で明かされた。5月7日、Stray Kidsの日本公式Xにて、“抱きぬいぐるみ”を抱いたStray Kidsのメンバー達の写真が突如投稿されたのだ。
※メンバーが抱きぬいぐるみを抱く写真（Stray Kids日本公式X)
SNSでは、「メンバー達が持って、このサイズ感って結構デカい！」など考察の答え合わせが進む一方、「“抱きぬいぐるみ”を、抱きしめるメンバー達が可愛すぎる・・・！」「（メンバー達の）ぬいぐるみの持ち方、相変わらずで面白い」など、“抱きぬいぐるみ”を抱くメンバー達の姿に歓喜する声が殺到。STAYにとって、謎に包まれていた新グッズの全貌とメンバー達の可愛らしい姿を見ることができた、嬉しい投稿となった。
STAYなら、誰もが欲しくなる“抱きぬいぐるみ”。実はSTAYである私も、めちゃめちゃ欲しいアイテムだ。しかし、投稿された写真を見てお気づきの人もいるかもしれないが、今回のイベントで発売されている「SKZOO」グッズは今までと“ひと味”違う。
なんと、すべてのグッズにおいて、「SKZOO」の本体が別の「SKZOO」の着ぐるみを着ているのだ。つまり、“推しの本体”と、“推しの着ぐるみを被っている別のSKZOO”の両方を購入してこそ、推しの「SKZOO」をコンプリートしたことになるのだ。
メンバーを彷彿させる魅力をも兼ね備えた、SKZOOは本当にかわいい。Stray Kidsのライブやイベントでは、SKZOOのぬいぐるみを集合させて、記念撮影を楽しむSTAYの姿もよく見かける。私自身も、推しのSKZOOでなくても、見た目がかわいくて購入してしまった推し以外のSKZOOグッズがたくさんある。
そんなSKZOOの「抱きぬいぐるみ」のお値段は、1体7,000円（税込）。推しの“本体”と“着ぐるみ”をW購入するには、正直躊躇してしまう金額だ。
SNSでも、「本体と着ぐるみどっちを買えばいいの!?」、「ポガリ（フィリックスのSKZOO）のぬいぐるみが欲しいけど、ほぼフォクシニー（アイエンのSKZOO）なんだよね（笑）」など、買い方を迷うSTAYの声が多く見られる。
「抱きぬいぐるみ」を含む、オフィシャルグッズ事後通販は公式サイトで5月12日まで。“推しは推せるうちに推しておけ”という言葉があるように、推しを推せるのは今だけだ。「抱きぬいぐるみ」をコンプリートするか、1体の購入で物欲をとどめるか、今回は購入を我慢して今後の推し活動費にあてるか、5月12日まで悩んでみようと思う。
■筆者プロフィール山田有真
名古屋を拠点とするフリーランスの編集者・ライター。グルメ・レジャー・音楽・映画など幅広いジャンルを取材・執筆。第3世代以降のK-POPが好きで、SNSで推しケミの動画を漁るのが日課。旅とビールと猫が好き。X（Twitter）：＠yuma03303