【世界卓球】“伊藤美誠監督”批判に負けず中国戦でも助言 ネット絶賛「メンタル強い」「カッコいい」
張本美和(後列左)について話す伊藤美誠(同右)
◇卓球・世界選手権団体戦第9日(2024年2月24日 韓国・釜山)
卓球の世界選手権団体戦で、日本女子は71年大会以来、53年ぶりの世界一を目指して5連覇中の最強・中国と決勝戦で激突した。
日本は張本美和(15=木下グループ)、早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)でオーダーを組み、伊藤美誠(23=スターツ)と木原美悠(19=木下グループ)が応援に回った。1番手には世界16位の張本美和(15=木下グループ)が登場し、同1位の孫穎莎と対戦したが0-3でストレート負けを喫した。
22日のルーマニア戦で5大会連続メダル確定に貢献した伊藤は応援に回ったが、試合中メンバーに的確なアドバイスを送り、その献身ぶりがネット上で「伊藤美誠監督」と話題沸騰。伊藤のアドバイスにはネット上で批判の声も上がっていたが、この日も苦戦する張本に対し「(相手は)ゆっくり返ってきたボールにハマってない感じ。接戦になるとめっちゃ切ってくるから、そこで強くなくていいから一本入れてみるのもありかも」と助言を送っていた。
この場面に対しネットからは「いろんなことを言われても笑顔でアドバイスできるあなたはカッコいい」「美誠ちゃん、メンタル強いね」「美誠ちゃんがアドバイスしてるの胸熱」「アドバイス素敵過ぎる」「私も人生のアドバイスされたい」と反響。“雑音”を気にせず後輩を気遣う姿勢が絶賛されていた。