【ヴィクトリアM馬体診断】ナミュール
ナミュール
「ヴィクトリアM・G1」(12日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ナミュール A】
3カ月半ぶりのドバイターフでは、ハナ差の惜敗で2着だった。今回は2日に栗東に帰厩してきたし、ドバイ遠征の疲れが心配だったが、馬体を見る限り不安はなさそう。牝馬らしい体つきをしているが、上腕の筋肉がガッチリとしてきた。以前のしなやかな筋肉と言うよりも馬体が大人になった印象だ。脚が長く見えており、体高と体長のバランスからマイル戦はベストの舞台だろう。肋がうっすらと見えているように、皮膚が薄い。前腕と下腿にも血管がはっきりと見えているし、体調は絶好だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉2日に栗東トレセンに帰厩したため、1週前追い切りは行っていないが、5日の栗東坂路で4F55秒8-40秒8-12秒3(馬なり)をマークした。状態面に不安はない。