「原神」に新キャラ「召使」アルレッキーノが実装！どんなパーティや聖遺物が良いのか一部を紹介します通常攻撃主体で戦う新たな炎アタッカー

28/04/2024

【「原神」Ver.4.6アップデート】

4月24日配信

HoYoverseのプレイステーション 5/プレイステーション 4/Android/iOS/PC用オープンワールドRPG「原神」。本日4月24日、Ver.4.6が配信され、これまでにもメインストーリーで幾たびも登場したスネージナヤの外交部隊・ファデュイの最高幹部である11人の執行官のひとり「召使」アルレッキーノが実装されました。

本稿では、ストーリーにおけるアルレッキーノの立場や能力、さらにはパーティの組み合わせについてスクリーンショット多めに紹介していきたいと思います。

改めて、アルレッキーノとは？

まずはVer.4.6までのアルレッキーノについて、おさらいしておきましょう。

アルレッキーノは「原神」に登場するスネージナヤの外交部隊・ファデュイの最高幹部である11人の執行官のひとり。階位は第四位です。

ファデュイとは、氷の国・スネージナヤ11人の幹部である執行官の指揮のもと、表向きは親善を代表して、他の6カ国との外交を取り仕切る国家の政治部門と見られていますが、実際には卑劣な手段で「神の心」の収集を手伝っています。神の心とは、チェスの駒のような外見で、七神の体内に存在するもので、全7個の神の心のうち、6個をファデュイが所持しています。

これまでに、ファデュイの執行官は、第十一位の「公子」タルタリヤや、第六位の「散兵」スカラマシュがプレイアブルキャラクターとして実装されています。そんな11人のなかのひとり、第四位「召使」がアルレッキーノなのです。

フォンテーヌ人で、孤児院「壁炉の家(ハウスオブハース)」の院長でもある、アルレッキーノ。ここの孤児たちは基本的にファデュイの一員として育てられます。他の執行官の部下として、スパイ活動以外の任務に当たることもあります。壁炉の家で育った者達はみんな「家族」という考えで、そのためアルレッキーノは孤児たちから「お父様」と呼ばれています。実際にアルレッキーノを「お父様」と呼んでいるキャラクターとしては、リネ、リネット、フレミネの3人が登場しています。ちなみに「お父様」と呼ばれてはいますが、アルレッキーノは女性です。（前代のアルレッキーノは、「お母様」と呼ばれていました）

前代のアルレッキーノとは違い、現在の壁炉の家は厳しくありつつも、暖かさも兼ね備えており、だからこそアルレッキーノは子供たちからの信頼も厚い存在です。

さて、そんなアルレッキーノですが、登場は魔神任務の第四章第三幕からでした。

アルレッキーノは神の心を入手するという執行官としての任務と共に、フォンテーヌの滅亡の予言を阻止しようと壁炉の家の子供たちにも命じていました。そのため、予言に無頓着のように見えるフリーナに対しては不満を隠さず、フリーナとの会談では彼女にひとりのフォンテーヌ人として対峙しています。

アルレッキーノはスネージナヤ女皇の許可を得て、フォンテーヌの神の心を奪った後、その力を使って予言を打ち破ろうとしていました。本当に祖国フォンテーヌのことを大事に思っていることがわかります。

こう書くと、さぞ人格者のようにも思えるアルレッキーノですが、タルタリヤやスカラマシュ（放浪者）からは「偽善者」、「打算的」と言われています。そしてふたりとも、アルレッキーノが孕む「狂気」について触れているのも印象的です。

タルタリヤのボイスより

放浪者のボイスより

Ver.4.6では、アルレッキーノの伝説任務も追加されました。アルレッキーノにはまだまだ謎が多いため、伝説任務や魔神任務で明かされていくことも多いと思います。実装されたばかりとあって伝説任務の冒頭だけ少し紹介しますので、ぜひ楽しみにプレイしてください。

アルレッキーノ伝説任務「炉火の消える時」より

ちなみに、「原神」公式アカウントよりアルレッキーノのストーリーも公開されています。こちらも目を通しておくと、より楽しめることでしょう。

星5キャラクター、アルレッキーノを紹介！

アルレッキーノは、本日4月24日より5月14日18時59分にかけて行なわれているイベント祈願「炉傍の残影」から排出される星5キャラクター。元素属性は炎、武器種は長柄武器となっています。

アルレッキーノは通常攻撃で火力を出すタイプのアタッカーです。「命の契約」がHP30％分以上付与されている時、「赤死の宴」状態になり、通常攻撃、重撃、落下攻撃が炎元素へと変化します。

元素スキルでは敵に「血償の勅令」と呼ばれるマークを付与し、そのマークを重撃か元素爆発で回収すると命の契約が自身に付与されます。命の契約は、付与された場合、治癒効果を吸収しHPが回復できなくなります。

元素爆発は命の契約と攻撃力を基に自身のHPを回復し、命の契約が解除されます。ですが元素スキルのクールタイムがリセットされるので、再び命の契約へと繋げられます。

アルレッキーノの立ち回りとしては、元素スキルで「血償の勅令」を付与、重撃で「血償の勅令」を回収、通常攻撃を主体に立ち回り、元素爆発が溜まったら爆発、再び元素スキル……の繰り返しという感じになります。

さて、お次はアルレッキーノの待機モーションを2つ紹介しましょう。

ひとつめはゆったりと椅子に腰かけるモーションです

ふたつめは、ザザザっとアルレッキーノにノイズが走ります

アルレッキーノを入れたパーティでオススメは？色々試してみました

筆者の独断と偏見で、アルレッキーノを活かすならどんなパーティが良いかを色々試してみました。

アルレッキーノは自身の元素爆発でしかHPを回復できないため、基本的にヒーラーは不要かと思います。その代わりシールドキャラがパーティにいるととても便利です。

そのため、まずパーティの候補にあがるのが、鍾離先生です。鍾離先生がいない場合、レイラやディオナ、北斗などでも良いでしょう。あとは炎元素共鳴枠として、ベネットを入れたいところです。

最後に反応のための元素として、水（蒸発反応）か、雷（過負荷）、風（拡散）キャラクターあたりが無難そうです。

筆者は試しにアルレッキーノ、鍾離先生、夜蘭、ベネットの組み合わせを中心に組んでみましたが、夜蘭の枠は雷電将軍や楓原万葉などでも良さそうでした。手持ちのキャラクターと相談してみるのが良さそうです。強いて言うなら、吸引力のある万葉はアルレッキーノの命の契約付与と相性がいいですね。ちなみに夜蘭は行秋、雷電将軍はフィッシュルや八重神子、万葉はスクロースなどに変えても良いでしょう。

アルレッキーノ、ディオナ（レイラ）、行秋、ベネットの組み合わせだと編成的にも敷居が低いですし、シールドが使えるのが魅力的です。そのほかアルレッキーノ、北斗、行秋、ガイア、というような組み合わせもできると思います。

なお、実装からここまで敏腕サポーターとして活躍してきたフリーナですが、アルレッキーノの性能からも残念ながら相性はあまり良くなさそうです。もちろん、蒸発反応自体は出せるので絶対にNG！というわけではないのですが、フリーナはあまり活躍させられないでしょう。

「どうしても（ストーリーでも性能面でも相性が悪そうだからこそ）フリーナを使いたい！」という場合は、アルレッキーノ、フリーナ、サポートキャラクター、ヒーラーキャラクターという組み合わせになりそうですが、前述の通りヒーラーではアルレッキーノのHPは回復できないので、ヒーラー枠が少々もったいないように感じます。

一応筆者はアルレッキーノ、フリーナ、夜蘭、珊瑚宮心海で組んでみましたが、「悪くはないけど……」くらいに落ち着いた感じがします。決して組めなくはないですが、アルレッキーノはベネットとの炎元素共鳴とバフのほうが強そうではあります。

何分まだアルレッキーノがレベル40なので、アタッカーとしては火力が出せず……というところでの試遊結果ではありますが、安定のシールド感はあります。

同様に、ここしばらくフリーナを採用する場面が多かったため、聖遺物はファントムハンターがあればどうにかなっていましたが、聖遺物も新しく実装される「詣律奇想の断章」が4セットで「命の契約の数値が増減する時、キャラクターの与えるダメージ＋18％、継続時間6秒、最大3層まで重ね掛け可能」という性能で、ほぼアルレッキーノ専用聖遺物と思われる内容になっているので、新聖遺物を回ったほうが良さそうです。

とは言っても、聖遺物の厳選には時間がかかるので、とりあえずの聖遺物は「剣闘士のフィナーレ」などで充分でしょう。特に「剣闘士のフィナーレ」は4セットで「該当聖遺物セットを装備したキャラが片手剣、両手剣、長柄武器キャラの場合、通常攻撃ダメージ＋35％」なので、アルレッキーノの当面の聖遺物としては充分です。「詣律奇想の断章」が4セットそろったら、「剣闘士のフィナーレ」と入れ替えましょう。

聖遺物のメインステは、時計は攻撃力％、杯は炎元素ダメージ、冠は会心率or会心ダメージ、サブステータスは会心率、会心ダメージ、攻撃力％を中心に選ぶのが良さそうです。所持する武器によって調整しましょう。

武器は、やはりモチーフ武器（餅武器）である「赤月のシルエット」が圧倒的な強さではありますが、星4武器の「西風長槍」、「匣中滅龍」、紀行武器の「死闘の槍」も良いでしょう。攻撃力頼みのキャラクターですので、もしも余っている星5の長柄武器があれば、とりあえずそれを装備しておくのでも充分かと思います。