「仕事を辞めたい」と伝えたアルバイト女性3人を包丁で突き刺す 殺人未遂の罪でコンセプトカフェ店長の男が起訴
「仕事を辞めたい」と伝えたアルバイト女性3人を包丁で突き刺す 殺人未遂の罪でコンセプトカフェ店長の男が起訴
熊本市でアルバイトの女性3人を殺害しようしたとして逮捕されていた飲食店店長の男がきょう(5月2日)起訴されました。
殺人未遂と銃刀法違反の罪で熊本地検に起訴されたのは、熊本市中央区の飲食店店長、奈良公明(なら こうめい)被告(29)です。
起訴状などによりますと奈良被告は今年(2024年)3月22日の朝、店長を務めていた熊本市中央区のコンセプトカフェ「あにぽり熊本下通り店」(現在は閉店)でアルバイトの女性3人の顔や首などを包丁で突き刺すなどして殺害しようとした罪に問われています。
3人は全治約1か月から6か月の重傷でした。
これまでの警察への取材で3人が奈良被告に対し「仕事を辞めたい」などと伝えていたことがわかっていて、事件当日は営業終了後に数時間にわたって4人で話し合いをしていたということです。
警察の調べに対し、奈良被告は「仕事のストレスなどで自暴自棄になり、3人から店を辞めると言われて怒りが爆発した」と容疑を認めていました。