「ミヤネ屋」スタジオ紛糾、気象予報士の番組私物化に「楽屋でやって」

「昼間から何を見せられているんだ」「番組を私物化しないでほしい」といった苦言が寄せられたのは5月9日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」（日本テレビ系）。この日、お天気コーナーを担当した気象予報士の奈良岡希実子氏が生放送中に夫婦間の愚痴をこぼすと、夫がスタジオに乱入。共演者から「楽屋でやって」とたしなめられる一幕があった。

番組終盤、5月9日は「アイスクリームの日」ということで、奈良岡氏は「気温が何度の時にどんなスイーツや飲み物がほしい？」というテーマでボードを使って解説。「アイスクリームをおいしいと感じる気温は25度～30度くらい。私、一年中おいしいなと…」と語ると、司会の宮根誠司は「冬でもこたつ入ってアイスクリーム食べたらおいしいよね」と同意し、奈良岡氏の夫婦仲に触れて「アイスクリームでケンカせんほうがええで」とツッコミ。これに対して奈良岡氏は「（夫が）あんまり食べさせてくれないんですよ。私、毎日食べたいのに～。食べさせてくれ！」と訴え、天気予報の解説中にも「ジャイアントコーン食べたい」とこぼしていたのだが…。

「番組のエンディングでスタジオに登場したのは、奈良岡さんの夫で読売テレビの西山耕平アナウンサー。私服姿で赤と黄色のジャイアントコーンを持って乱入すると、奈良岡さんは『ありがとう。青いやつも欲しかったな』とポツリ。宮根は『ノロケてもらっても困る』とツッコミを入れ、進行役の澤口実歩アナウンサーは『なんの時間、これ？』と困惑。奈良岡さんが2つのジャイアントコーンを持って『わ～い』とはしゃいで、澤口アナが『楽屋でやってほしい…』と言ったところで番組は終了となりました。現在、『ミヤネ屋』でリポーターを務める西山アナは、22年に奈良岡さんとの結婚を発表。古くから番組を視聴していた人にはおなじみの夫婦ですが、大半の視聴者は『この2人夫婦だったのか』『気象情報が頭に入ってこない』などと冷めた反応。澤口アナが苦言を呈したように、あまり頻繁に楽屋ネタで盛り上がり過ぎると、視聴者離れが起きてしまうかもしれません」（メディア誌ライター）

全国ネットの情報番組でローカル番組のノリはあまりウケなかったようだ。