「ママ友」なんて大嫌いと思っていた。教員ママのピンチを救ったのは
いえ…ご迷惑をおかけするわけには…
夫婦共働きがベースの生活スタイルを選択する人が増え続ける昨今、仕事・育児・家事のバランスに悩んでいる人も少なくありません。なかでも「育児」は相手が子どもなだけに、予定通りに進まないことばかり。
建築資材を扱う会社に勤める一ノ瀬圭子さん。第一子・太郎くんの育休明けから早2年。太郎くんも保育園に慣れ、仕事への熱量も変わらずキープ!昇進と同時に2人目妊娠も判明し、仕事と家庭との両立に日々まい進中です。
そんな一ノ瀬さんと同じ保育園に娘・はるちゃんを通わせている青山園子さん。保健教諭として中学校に勤めていますが、保育園の送迎時に他の保護者と会話をすることはなく、挨拶を済ませたら足早に立ち去るのみ。過去の苦い記憶から、「ママ友」という関係に拒否反応を起こしていました。
そんな青山さんに、はるちゃんの預かり時間を巡ってピンチが起きてしまいます…。
※本記事はおぐらなおみ著の書籍『働きママン2年生 2人目までもがやってきた!』から一部抜粋・編集しました。
今日もなんとか間に合いまして
違うんです 違うんですよお
「ママ友」なんて言葉大嫌いなんだもの!
今日も誰とも会いませんように
明日の延長22時までになりませんかっ!?
じゃあうちに来たらいいですよ
しかしその「ママ友」の話ひどいね…
あら 聞いたことありませんか?
一ノ瀬さんの助け舟で無事ピンチを脱した青山さん。トラウマだった「ママ友」への嫌な感情を昇華してくれたのは、ここでもママ友でした。修学旅行も1日が無事終了、はるちゃんが一ノ瀬さんの家で楽しく過ごしている報告を受け、思わず安堵の涙を流す青山さんなのでした。
悩みを共有し、ときに協力しあって子育てを乗り切る「ママ友」という関係。
あなたはこんな「ママ友」に、出会ったことがありますか?
著=おぐらなおみ/『働きママン2年生 2人目までもがやってきた!』