「みどりの窓口」の削減計画を凍結…JR東が訪日客増加を受け、閉鎖駅では臨時再開
JR東日本
JR東日本は8日、新幹線の切符などを販売する「みどりの窓口」の削減計画について、当面の間、凍結すると発表した。2025年までに21年比で約7割廃止する方針だったが、訪日客の増加で窓口は混雑しており、利用客の不満が出ていた。
現在、209駅で営業している。すでに閉鎖した駅では、繁忙期に限って臨時に再開するという。喜勢陽一社長は8日の定例記者会見で、「インターネットでの(切符の)購入が想定通りに進んでいない。これ以上の縮減はいったん見合わせる」と述べた。
JR東日本はコロナ禍の21年5月、切符をなくしてインターネットでの購入を促すため、約400駅にあったみどりの窓口を140駅程度に減らすと発表した。