ロシア空軍の「Su-35」戦闘機 2019年3月4日付『赤星』紙上に、ロシア連邦軍参謀総長のワレリー・ゲラシモフ上級大将が軍事科学アカデミー総会で行った『軍事戦略発展のベクトル』と題する演説が報じられている。 このゲラシモフ演説は、今日のウクライナ戦争の様相を予見し、それに備えるための軍事戦略を提唱している。 将来戦の様相を予測し、理論と実践の両面から戦略原則を明示し、情報、編成装備、運用、兵站、人事、訓練など、軍事力全般にわたる諸要素が含まれている。 さらに国家全体としての戦争の予防・準備・遂行についての採るべき態勢にも言及している。 その方針に沿って、5年以上の歳月をかけて、ロシアは軍のみならず国家総力を挙げて戦争の準備と遂行に備えてきた。 その成果が、今回のウクライナ戦争に現れている。 すべての軍事領域にわたる基本戦略 ゲラシモフが提唱した『軍事戦略発展のベクトル』では、軍事的脅威の変容、戦略概念の定義、その理論と実践の一致、戦争の予防・準備・実施の原則、戦争シナリオの予測体系、領域外での「限定行動戦略」とその枠内での部隊運用、国家の軍事組織間の相互関係、情報空間での敵対関係などについて、総合的に述べられている。 「戦略」の定義について、ゲラシモフは、「戦争の予防、準備、実施に関する知識と行動の体系」であるとしている。 また戦争の主体は、主権国家の軍隊と並び、様々の武装組織、民間軍事会社、他国から承認されていない「疑似国家」など、多様化している点を指摘している。 これは、シリア内戦などの経験から、様々の武装組織、ISなどの「疑似国家」や欧米の軍事会社などが戦争の主体として戦っていた実態を踏まえた分析とみられる。 このような多様な戦争主体の活用という戦略が、東部ドンバスでのロシア系住民の武装抵抗活動に対する、ハイブリッド戦争とも称される、民兵、特殊部隊などを使った支援という戦い方にも反映されている。 ゲラシモフ演説では、経済・政治・外交・情報などの非軍事的な「圧力手段」が活発に使用され、軍事力はこれらの非軍事手段の効果を高めるために誇示されると指摘している。 ここで言われている軍事力の誇示とは、仮想敵国近傍での、単独または共同の軍事演習、哨戒飛行、艦隊の航行、実弾射撃訓練、ミサイルの発射訓練などが挙げられる。 ウクライナ戦争開戦前後にも、中露合同艦隊の日本周回、爆撃機などの連携飛行、北海道東部での大規模演習などのロシア軍による軍事的圧力が行使されている。 なおゲラシモフ演説では、「軍事力が行使されるのは、非軍事手段では初期の目的が達成できなかった場合」であると述べているが、逆に言えば、非軍事手段の圧力では限界があると見た場合は、いつでも軍事力の行使に移行しうることも意味している。 クリミアでもウクライナでも大規模演習による威圧行動からそのまま軍事侵攻に移行している。 情報敵対行動の脅威と非対称戦争への備え 米国やその他のNATO(北大西洋条約機構)加盟国、さらにはNATO化を進めるウクライナを意識したとみられる、「地政学的競争相手たち」の戦い方について、以下のようにその脅威を強調している。 すなわち米国などの「競争相手たち」は、地域紛争以外の場でも自らの目的を達成しようとして、活発な「情報敵対行動」をとりつつ、空中・海洋・宇宙から発射される精密誘導攻撃により「高度の技術力を有する敵」と戦うと述べている。 このような条件の下で、ロシア軍としては、新しい型の戦争および軍事紛争への備えとして、古典的な作戦能力と非対称の作戦能力を整備しなければならないとしている。 このような安全保障観は、習近平中央軍事委員会主席も、2017年の第19回党大会において、「総体国家安全観」として強調している。 米軍も、サイバー、宇宙、電磁波などの新領域や情報戦なども含めたソフトパワーを重視しており、米ロ中いずれも、これまでより幅広い戦争観を強調している。 このような戦争観を受けてゲラシモフ演説では、軍事戦略の理論と実践の最大の意義は、「多様な敵に対する戦争遂行に関する合理的な戦略を追求すること」にあると、多様な敵への備えを強調している。 そのためには、科学としての軍事戦略を、戦争に関する知的体系の発展と、戦争の予防・準備・遂行に関する実践的活動の改善の二つの方向に沿って、発展させねばならないとしている。 戦争の準備・遂行における総合一体化 軍事戦略の研究において、政治・経済・情報などの非軍事手段が、一国内において、軍事力とともに複合的に使用されるケースが多くなっている。 軍事戦略の研究においては、戦争の推移や帰結に影響するすべての非軍事的手段について研究し、軍事力を効果的に使用するための条件を生み出すことが求められる。 その際に、各領域における作戦は、その領域固有の戦略、作戦の手段、資源を提示するものであり、共通の目的を達成するためには、各領域を個別に管理するのではなく、それらの総合一体化・協調を図らねばならないと強調されている。 ...
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宮城県庁舎 宮城県は、5月に公表した最大級の津波浸水想定の1次データを近く公開する方針を固めた。県内の浸水想定エリア約400平方キロを10メートル四方に区切った上で、各地点の最大浸水深と、津波が建物にぶつかった上昇分を加味した基準水位を公開する見通し。県のホームページに掲載する方向で調整している。 県は津波浸水想定を公表して以降、沿岸15市町と連携して住民向けの説明会を実施。一定程度の開催回数を重ねた実績に加え、15市町からの了解が得られたため、公開に踏み切る。 県はこれまで、市町が新たなハザードマップを策定する前に、第三者が公開データを活用してマップを完成させる可能性などを指摘し、早期の公開に難色を示していた。 村井嘉浩知事は6月28日の定例記者会見で「(浸水想定の)公表は全国でも最後に近く、いろいろな考え方の住民がいる。できる限り慎重に対応しなければならない」と述べていた。
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Photo: Adobe Stock 「なぜ、日本ではユニコーン企業がなかなか出てこないのか?」。この疑問への1つの回答となるのが田所雅之氏の『起業大全―スタートアップを科学する9つのフレームワーク』(ダイヤモンド社)だ。ユニコーンとは、単に評価額1000億円以上の未上場スタートアップではなく、「産業を生み出し、明日の世界を創造する担い手」となる企業のことだ。スタートアップが成功してユニコーンに成長するためには、経営陣が全てのカギを握っている。事業をさらに大きくするためには、「起業家」から「事業家」へと、自らを進化させる必要がある、というのが田所氏のメッセージ。同書のエッセンスを抜粋してお届けしてきた本連載。特別編として、日本のスタートアップがさらに今後、活性化していくために必要な視点や条件などについて、田所氏の書下ろし記事の第7回をお届けする。 ミッション、ビジョン、バリューとHR(人的資源管理)は、 表裏一体 『起業大全』の第1章で書いた、ミッション、ビジョン、バリューとHR(人的資源管理)は、表裏一体なところがあります。結論的にいうと、誰をバスに乗せるのかというポリシーがきちんと言語化できている会社は強いと断言できます。 では、その基準とポリシーは何かというと、大きくカルチャーフィット(企業文化に適合する)とスキルフィット(必要なスキルを持っている)の2つありますが、特に重要なのがカルチャーフィットです。自分たちの企業は、どういうカルチャーを持つ人を入れたいのか、そこをきちんと言語化するのが大前提です。 さらにカルチャーでいうと、自分たちの信じている世界観であったりビジョンを、きちんと言語化して、そこの部分を魅力的に伝えられているかも重要です。それも会社の魅力だけじゃなくて、産業の魅力も含めて言えればなおいいです。 例えば、いま話題のWeb3というものを一つの産業として捉えたときに、そこに対してファウンダー(創業者)として経営資源を突っ込む先見性やビジョンをどう描けるか。その事業のエバンジェリスト(伝道師)として、メンバーに参入する意義や価値を伝えられるか、ということです。 イーロン・マスクにしても、EV(電気自動車)なんか誰も見向きもしなかった15年前に、おそらく「いや、これからはEV(電気自動車)というのがすごいんだ!」というふうに、メンバー全員にセンスメイキング(腹落ち)させたと思うのです。EVの将来ビジョンを、きちんと世界観として伝えていたということです。 まず最初にミッション、ビジョン、バリューへの共感をどうするか。いろいろな採用候補者がいる中で、どの人をバスに乗せていくのかといったときに、自分たちのポリシーの魅力化がとても大事だと思います。企業の方向性とビジョンの部分です。 もし、お客さんへの価値提案であるProduct Market Fit(市場で顧客から指示される製品やサービスを作ること)ができつつあるなら、そこをベースにして言語化していくのでもいいでしょう。 結局、経営者の仕事というのは、そこがいちばん大事です。 自分たちが目指そうとしている世界がなぜ世の中に必要なのか、それを魅力的に伝道することです。また、それがあるからこそ必要な人材が明確に分かってくるのです。 ミッション、ビジョン、バリューを うまく言語化できているか 例えば、ソフトバンクも「情報革命で人々を幸せに」ということを言い続けているわけなので、ここの部分に共感していない人は、そもそも入社できないと思うのです。ソフトバンクの面接受けたがことないので何とも言えないんですけど、一次面接、二次面接のときに、その企業理念に共感しているかどうかというのを採用担当者はすごく見ていると思います。 どんなに優秀な人であっても、「私は情報革命よりも医療革命です」とか、「自分は情報革命じゃなくて教育革命です」みたいな感じで思っている人は、「うちじゃないよね」となるはずです。 世の中に何十万、何百万社という会社がある中で、「なぜ我が社で働くのか」。そこの必然性がすごく大事なのかなと思います。必然性とは何かと言ったら、ミッション、ビジョン、バリューの言語化です。 これも『起業大全』に書きましたが、そこを明確に言語化しないから人材のミスマッチが起きてしまうのです。 いい人材を採れていない企業から相談を受けるのですけど、そのときに「ポジションの年収が低いんですかね」とか「ジョブディスクリプション悪いんですかね」というふうに言われるんですが、よく見たら「いや、違います」と。 経営陣が自分たちのやっていることを信じ切っていて、かつ、それを他人に伝えられるレベルに言語化できているかどうかがカギなんです。 「いい人材が採れないな」というときには、一度、ミッション、ビジョン、バリューのレベルに立ち戻って、きちんと言語化できているか、魅力的に伝わる表現になっているかをよく考える必要があります。 ミッション、ビジョン、バリューが スタートアップの最大の武器 例えば、イーロン・マスクのスペースXのミッションは「人類をインタープラネタリー(多惑星で生きられるよう)にする」というものなのですが、この言語化のところがうまくなかったら誰もスペースXに入社しないでしょう。もし「実験が好きなんで、とにかく多くのロケットを飛ばしたいです」というミッションだったら、誰も来ないですよね。 テスラも時価総額が10兆円になりましたけど、なぜ多くの優秀な人が来るかというと、このミッション、ビジョン、バリュー以外にはないと思います。まさに「自分たちが人類の生存可能性を延ばす」というミッションを抱えて仕事をすることになりますから。 ...
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“風水リノベ”に苦戦する小梅(波瑠)!そこにまさかの来客!『魔法のリノベ』第4話予告 「まるふく工務店」に外壁の塗装と瓦屋根の補修を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、突然、キャンセルを申し出る。すでに工事は始まり、足場も組んでいたことから、外装屋の番頭・華丸(寺島進)は怒り心頭。 <ドラマ『魔法のリノベ』の関連記事> 慌てた真行寺小梅(波瑠)と福山玄之介(間宮祥太朗)が小山田邸に向かい、話を聞くと、真理は、風水に精通した義理の姉・保科千恵子(浅野ゆう子)に、家相が悪いことを指摘されたという。 「このままじゃ、私も不幸になる」──。 真理は千恵子の言葉をすっかり信じていて、必死に説得する小梅の言葉ももはや届かない。風水優先の内装リフォームへとプラン変更を求められた小梅たちは頭を抱えるが、やがて小山田家のある事情を聞いた小梅と玄之介は、真理の心中を察し、ある提案をする。 その頃、小梅が不在の「まるふく工務店」には、ライバル会社「グローバルステラDホーム」久保寺彰(金子大地)の元カノ・五十嵐桜子(北香那)の姿が。 蔵之介(遠藤憲一)によると、桜子は小梅が戻ってくるまで待つと強引に居座ったあげく、突然、一同の前で泣き出し、最後は、さもワケありな雰囲気を醸し出しながら、芝居がかった様子で帰っていったという。 話を聞いた小梅は、厄介な客の常識外れな訪問に戸惑いながらも、ついに決着のときがきたかと、覚悟を決める。一方で、玄之介はそんな小梅のことが心配になって…。
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北海道警苫小牧署によると、8日午前0時50分ごろ、苫小牧市泉町1丁目のアパート付近で火災が起きているとの119番があった。2階の住人とみられる10代女性と40代女性が救助されたが、搬送先の病院でいずれも死亡が確認された。
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理性を失った中国 ペロシ下院議長は8月2日夜、米軍専用機で台湾を訪問した。3日午前11時半すぎから台北の総統府で蔡英文総統と会談した。5日、岸田首相はペロシ氏と朝食会を行った。一方、韓国のユン大統領は、夏休み中を理由にペロシ氏とは会わなかった。 ペロシ下院議長は、米民主党の中でも人権派で対中強硬姿勢で知られている。訪台の背景には、中国が台湾統一を長年主張していることがある。台湾から見れば、これは中国からの武力侵攻を意味する。 もともとペロシ氏は4月訪台の予定であったが、ずれ込んでこの時期になった。11月の中間選挙を睨んで、安易に引き下がれない状況だ。それは秋の共産党大会を控える中国も同じだ。8月1日は中国人民解放軍創設95年の記念日であり、中国としての面子をかけてペロシ訪台を阻止したかった。そのために、最大級の脅しをかけた。 台湾でのペロシ氏 Photo by GettyImages 結果として、中間選挙後に勇退が決定的なペロシ下院議長は、中国の脅しに屈せず訪台した。 中国は報復として、4日から7日にかけて台湾を囲むように6ヵ所で中国人民解放軍が軍事演習を行った。ただしペロシ下院議長は3日午後7時には台湾を離れ、次の訪問地である韓国に向かっており、中国はペロシ下院議長が台湾にいる間には軍事演習を仕組めなかった。今まともに、中国はアメリカと戦う戦力はないだろう。 中国が軍事演習を発表すると、日本を含む主要7ヵ国(G7)外相は非難声明を出した。 これに対し、中国は4日に予定されていた日中外相会談をドタキャンした。さらに4日の軍事演習で、日本のEEZ(排他的経済水域)に弾道ミサイル5発を打ち込んだ。中国側の発表では「目標に命中」といっているので、意図的に日本のEEZを狙ったと言わざるを得ない。 これに対し、日本は中国側に電話で抗議したが、5日、中国は在中国の日本大使を呼び出した。6日、日米豪外相は、軍事演習を即刻中止する声明を出した。 一連のやりとりをみると、中国側は明らかに理性を失っている。 こうした緊張は避けるべきなのか。台湾統一といいながら軍事侵攻を厭わない中国に対して誤ったメッセージを送ることは、台湾の安全保障の上で問題である。 その観点からみれば、ペロシ下院議長がもし緊張を回避するために訪台を見送っていれば、誤ったメッセージになっただろう。アメリカは台湾を本気で守るという意図を示すことが、台湾の安定につながるのだ。 ボロボロのNPT体制 もっとも、今回のペロシ下院議長の訪台は、習近平主席の面子を潰した。軍事演習の他にも今後も報復措置を出してくる可能性は否定できない。台湾統一は、中国国内からみれば当然の発想であっても、国際情勢から見れば危険極まりない中国の野望だ。 軍事演習を報道する現地テレビ Photo by GettyImages こうしたリアルな国際情勢の中で、日本は通常兵器のみならず核までも考えなければいけない。 もちろん、長期的には核のない世界をつくることは重要だ。ただしNPT体制はアメリカ・フランス・イギリス・中国・ロシアの5ヵ国以外の核兵器の保有を禁止する条約であるが、その中で核を持つことが認められているロシアが核で威嚇しているのが現状だ。 もはやNPT体制はボロボロだ。少なくとも短期的には機能していない。NPT枠内で核に対抗するには、核共有の議論も避けられない。日本の進むべき道は、(1)NPT堅持、(2)核共有、(3)核に至らない通常戦力での防衛力向上、これら三つをバランスよく議論し進めることしかない。 ペロシ米下院議長ら米議員団がシンガポール、マレーシア、韓国、日本などを訪れた意味は何か。 ペロシ氏は訪台に際してこうツイートしている。 《私たちの代表団の台湾訪問は、台湾の活気に満ちた民主主義を支援するというアメリカの揺るぎないコミットメントを示すものだ。 台湾の指導者との議論は、パートナーへの支援を再確認し、自由でオープンなインド太平洋構想の推進を含む共通の利益を促進させる。》 要するに、アメリカは台湾を見捨てない、安倍元総理が提唱したインド太平洋構想(対中包囲網)を進めるということだ。 ...
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引渡式が行われた海上自衛隊の潜水艦「たいげい」=9日午前、神戸市兵庫区の三菱重工神戸造船所(彦野公太朗撮影) 海上自衛隊の新型潜水艦「たいげい」が9日、就役した。中国の海洋進出を念頭にした防衛力強化のため、政府が目標として掲げてきた潜水艦を16隻から22隻に増強する計画が完了。たいげいは神奈川県の横須賀基地に配備され、日本周辺の警戒監視に当たる。 建造した神戸市の三菱重工業神戸造船所で9日、同社から海自への引き渡し式と自衛隊の編成に入ったことを示す自衛艦旗授与式を開催。 海自によると、たいげいは基準排水量3千トンで全長84メートル、全幅9・1メートル。乗員は約70人。建造費は約800億円。海自が運用する潜水艦としては「おやしお」型(2750トン)、「そうりゅう」型(2950トン)に続く「たいげい」型の1番艦。「大きな鯨」が名称の由来となっている。 たいげいはリチウムイオン電池で長時間航行が可能になり、静かに移動する能力などが上がった。
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4回1死満塁、サンタナに左へ満塁本塁打を打たれ叫ぶシューメーカー(カメラ・今成 良輔) ◆JERAセ・リーグ ヤクルト4―7巨人(7日・神宮) 巨人が首位ヤクルト相手に、5月17~19日(対広島)以来の3連戦3連勝を決め、同20日の阪神戦以来となる4連勝とした。新型コロナウイルス陽性から復帰した大勢投手(23)が26セーブ目をあげた。 * * * * 大勢が復帰した。チームにとって、試合の最後を締める投手がいるのといないのとでは、ゲーム運びの上でも、選手の精神的な安心感の上でも、大きな差がある。巨人はやっと落ち着いて試合ができるだろう。 しかし、大勢はベストの状態で戻って来たかと言えば、そうでもない。投手のコンディション、試合勘、勝負勘は、そう簡単に戻るものではない。この日の投球を細かく見ると、コントロールもまだ甘い。“くせ球”と表現していいのか、右打者の内角に食い込んで来る球を持っているから助かってはいるが、逆球もあった。 以前にも書いたが、打者はブランクがあっても、走って、バットを振って目慣らしをすれば、割と早く復帰できる。それに対して、菅野のように先発投手は投げられる状態にあったとしても、完投に近いイニングを投げるためのスタミナを蓄えなければならない。 リリーフ投手は先発投手に比べ、早く戦列に戻れるが、それでも平内、赤星、今村らがまだ復帰していない。そんな中、大勢がいち早く戻れたのは体が強いからだろう。大勢にとっては、復帰までのいいステップを踏めたのではないか。この日はベストではなかったものの、これから2、3試合は投げる度に状態が上がっていくはずだ。 (スポーツ報知評論家・堀内恒夫)
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<オ・日>6回、梅林は中前に2点適時打を放つ(撮影・奥 調) ◇パ・リーグ 日本ハム5―3オリックス(2022年8月7日 京セラD) 日本ハム・梅林が祖母に続き、母にも雄姿を送った。 3―0で迎えた6回1死二、三塁。前進守備の二遊間を抜く2点打を放ち、プロ初打点を記録した。3日のソフトバンク戦では、お立ち台に上がる前に恒例となっているカメラレンズへのサインで「ばあちゃん、オレやったよ」と広島に住む祖母へメッセージ。この日は母が球場に応援へ駆けつけており「かあさん、おれ打ったよ!」とコメントした。
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半世紀前に初飛行したベテラン機A-10 その独特な外観と、対地攻撃に全振りしたかのようなマッシブさから高い人気を誇るフェアチャイルド・リパブリック社製のA-10「サンダーボルトII」攻撃機。装甲車も貫くGAU-8「アベンジャー」30mmガトリング砲を機首に装備し、ミサイルから爆弾まで多種多様な対地兵器を搭載可能な能力を持っています。 外見も、F-15やF-16、F/A-18などのよく知られた戦闘機とはまったく異なる直線翼とポッド式エンジンからなる構造により、不格好ではあるものの一度見たら忘れられないインパクトあるデザインとなっています。ゆえにマンガやゲームではたびたび登場しており、加えて実戦時の数々の逸話が軍事の枠を越えネタにもなるほどの機体でもあります。 ただ、そんな“メジャー機”A-10に、激レアな2人乗り仕様(複座型)があったことはあまり知られていません。複座も任務によっては使えそうですが、試作のみで終わってしまった理由、それはいったいなぜなのか、見てみます。 【写真】前から見るとフツー、横から見ると違和感MAXなA-10B攻撃機 カリフォルニア州にあるエドワーズ空軍基地の一角に保存・展示されている複座型のA-10B(布留川 司撮影)。 A-10攻撃機の最初の試作機が初飛行したのは1972(昭和47)年のこと。その4年後、1976(昭和51)年に最初の量産型であるA型がアメリカ空軍に配備されました。開発当初、この攻撃機に求められたのは、友軍の地上部隊を支援する近接航空支援(CAS)任務にあたれる能力と、それを実現するための豊富な兵器搭載能力や低空での高い運動性能などでした。 逆に、悪天候や夜間でも活動できる全天候型能力については要求されていなかったことから、A型はパイロットの目視と友軍の支援を頼りにした戦い方をする、ある意味で第2次世界大戦時の攻撃機そのままといった感じでした。 初飛行から7年後に始まったアップデート計画 そこで空軍は、1979(昭和54)年にA-10のアップグレードを計画します。A-10A型の最初の試作機(シリアルナンバー73-1664号機)を、開発・生産元であるフェアチャイルド・リパブリック社の工場に戻して、そこで大規模な改造を実施します。 まずコックピットの後方にもうひとつ操縦席を追加する形で複座型へとチェンジ、センサーやアビオニクス(電子機器)も追加しました。なお複座にしたことで、コックピット部分が前後に長くなったため、キャノピーはクラムシェル型から、前後分割タイプの横開き式に変更。コックピット後方にはドーサル・フェアリングという膨らみ部分を増設し、この中に追加のアビオニクスを収納しています。 さらに垂直尾翼が上に約50cm延長されて大きくなっています。なお、A-10のシンボルともいえる30mm機関砲GAU-8も、原型と変わらずに装備していましたが、複座改造により機内スペースが狭くなった影響で、搭載弾数が1174発から750発に減少しています。こうして完成した複座型は、夜間・悪天候の英語(Night/Adverse Weather)の頭文字を取って「N/AW A-10」と名付けられました。 アメリカ空軍のA-10C攻撃機。ひとり乗りの単座型で、複座のA-10Bとは風貌の形状などが大きく異なる(画像:アメリカ空軍)。 N/AW A-10に追加された装備は、夜間の視界確保と攻撃目標の指示にも使える前方監視赤外線装置(FLIR)、レーザー目標指示装置、夜間でも低空飛行を実施できるよう導入された地形追従レーダーや気象レーダーなどです。これらは機体下部のパイロンに吊り下げられた複数のポッドの中に分けて搭載されました。 なお、後席は電子戦士官(Electronic Warfare Officer)と呼ばれ、座席には追加したセンサーの情報が表示できる2台のディスプレイを装備していました。 これらの改造により、N/AW A-10は攻撃機としての性能が上がっただけでなく、2名のクルーによって操縦と攻撃を分担して行えるようになったことで、正式配備されればA型よりも攻撃機としての能力が高くなるだけでなく、運用や任務の幅も広がったでしょう。 ふたり乗りA-10の開発が中止になった原因 完成したN/AW A-10は1979(昭和54)年10月23日からカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地で飛行試験が行なわれました。同じ年の12月4日に飛行試験が終了するまで28回のミッションで約48時間を飛行、そのうち3分の1は夜間に行われたそうです。 こうして飛行試験の結果は成功とされ、このN/AW A-10は一定の評価を得ることができました。しかし、最終的にアメリカ空軍はこの複座型A-10の開発計画を中止する判断を下しました。 編隊飛行するアメリカ空軍のA-10C攻撃機(画像:アメリカ空軍)。 計画中止の理由はN/AW ...
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#ババババンビが「TIFアイドル総選挙2022」で優勝 8月7日、世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」(8月5~7日、お台場・青海周辺エリア)のグランドフィナーレがHOT STAGEにて行われた。その中で目玉企画「TIFアイドル総選挙2022」の本選挙が開催され、#ババババンビが優勝した。 まずは、アイドルカレッジの島田詩音と高桑凜羽、アップアップガールズ(2)の佐々木ほのか、B.O.L.Tの青山菜花と白浜あや、マジカル・パンチラインの宇佐美空来と山本花奈の7人からなる「IDOL SUMMER JAMBOREE DAY 3」が、アップアップガールズ(2)の「二の足Dancing」をパフォーマンス。青山は「16歳未満の年が近いみんなと踊れて、めちゃくちゃ勉強になりました」、佐々木は「こんなにたくさんの方と目ん玉を合わせることができるのが、めっちゃ楽しかったです~」とそれぞれ明かした。 ベンジャス!・日高里緒 歌うまアイドルが熱唱! 続いて、「アイドルカラオケバトル2022」の勝者が歌唱。「― DAY2 WINNER」のベンジャス!・日高里緒がSPEEDの「White Love」を、「―DAY1 WINNER」のタイトル未定・冨樫優花が中森明菜の「スローモーション」を熱唱した。 タイトル未定・冨樫優花 歌唱後、日高は「今回4回目のTIFなんですけども、初めてカラオケバトルに出場させていただいて優勝することができたので、すごくうれしかったです。すごく緊張したんですけども、ファンの皆さんのお顔が見られてうれしいです」とコメントし、冨樫は「昭和の曲が好きなんです。あまり緊張しませんでした(笑)」とにっこり。 さらに、今回の目玉企画である「TIFアイドル総選挙2022」の決勝では、予備選挙3位の#ババババンビが「ハナビガタリ」、2位のナナランドが「冗談じゃないね」、1位のAppare!が「アッパライナ」をそれぞれ披露。 #ババババンビが1位に! 決選投票の結果、#ババババンビが逆転優勝を果たし、岸みゆは泣きながら「本当にうれしくて…。昨日の夜から胃がキリキリするくらい痛かったんですけど、こんなにたくさんの人に応援していただけるTIFは私たちにとって初めてだったので、私たちもこれから本気で“日本一の馬鹿騒ぎアイドル”を目指して頑張っていきたいと思います。皆さん、これからも応援よろしくお願いします!」と喜びの心境を明かした。 優勝者の特典として、フジテレビの地上波冠特番や、富士フイルム公認「世界で1つのゴールデンチェキ」、さまざまなメディアへの露出が約束された「協力メディア賞」が贈られた。 そして“TIFの大トリ”で新曲の「バンビーナ」を全力でパフォーマンスし、約5万5000人(来場者、オンライン合計)が熱狂した「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」を締めくくった。 ◆取材・文=武原堅人 ※高桑凜羽の「高」はハシゴダカが正式表記
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俳優崎山つばさ(32)がBSテレ東のドラマ「イケメン共よメシを喰え」(13日深夜0時放送)の第6話にゲスト出演し、初のメガネ男子を演じる。 文芸誌の編集者・池田好美(筧美和子)は超小食で食べる事が苦手だが、グルメ誌を担当することに。すると、イケメンと食事をするとムラムラとして食欲と性欲が増進することに気付く。“イケメンごはん”を追求するストーリーだ。 第6話では、池田(筧)が取材先の喫茶店に行くと、初恋相手にそっくりの眼鏡をかけたイケメンの眼鏡男子(崎山)がいた。妄想の中で「芥川賞作家のオサム」と名付けた男性が大盛りのナポリタンを食べる姿に心を奪われ、さらに眼鏡を外した素顔に萌える。 崎山は「妄想の世界をはじめ、とにかくぶっ飛んでいて面白く、演じていてとても楽しかったですし、おいしいご飯も出てくるのでそこも見どころです。五感やさまざまな欲を刺激されながらドラマを楽しんでいただけたらと思います」とアピール。メガネ男子役を演じることに「眼鏡キャラということで、オサムは普段、どのように眼鏡をクイッと上げるのか、どの指でどのくらいの角度でなどを研究しました。そのしぐさひとつで印象が変わるので、是非、そこにも注目してドラマを楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。 テレビ大阪では13日深夜1時に放送。 ◆崎山つばさ 千葉県出身。2014年(平26)に舞台で俳優デビュー。15年にミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの石切丸役で話題に。以来、主演映画「クロガラス1&2」、主演舞台「LOOSER-失い続けてしまうアルバム-」「幽☆遊☆白書」などで活躍。ドラマ「科捜研の女」などにも出演。 BSテレ東のドラマ「イケメン共よメシを喰え」の第6話にゲスト出演する崎山つばさ
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検察に情報を流す裏切者がダイロクに…?『競争の番人』第5話予告 「アレス電機」の下請けいじめを調査する小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)は、下請け会社をまとめていた丸川製作所の丸川俊春社長(吉沢悠)の協力を得ることに成功。 <ドラマ『競争の番人』の関連記事> 各社の証言も得たため、いよいよアレス電機への検査が行われようとしたとき、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の六角敦夫検事(羽場裕一)らが現れて検査に待ったをかけた。 下請けいじめの重要人物にもなっている柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがあるため、検察の捜査を優先させてほしいと言う。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。 数日後、ダイロクはアレス電機へ立入検査に出向く。しかし、そこに検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。 検察は下請けいじめ調査に必要な資料は渡すと約束したのだが、送られた留置資料はわずかなもの。すぐに資料の調査は終わるのだが、小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれている様子。 そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。立入検査の日取りを知っていて検察とつながりのある人物とは…? そして、アレス電機が新たに下請け30社に発注書を出した。ダイロクメンバーたちは下請け業社が受注しないよう願うのだが、すでに丸川は引き受けていた。
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横山武史(左)とクリストフ・ルメール 「シャーガーC」(6日、アスコット) JRAから「世界選抜」としてルメールと横山武が参戦。それぞれ5鞍に騎乗し、ルメールは7Rの2着が最高で計20ポイント、横山武は海外初騎乗となった2Rで2着に入るなど16ポイントを獲得した(チームは3位)。ともに未勝利に終わったが、ルメールは「フェアでトラブルのないレースができたことに満足しています」とコメント。横山武は「きょう得た経験を日本で生かせれば」と振り返った。 シャーガーCは、世界のトップジョッキー16人が4人一組となってポイント制で争うチーム対抗戦。優勝したのは「英愛選抜」で、シルバーサドル賞(最多ポイント獲得騎手)は同チームのN・カラン=愛国=だった。
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2回裏、左越えに走者一掃の二塁打を放ちガッツポーズする愛工大名電・美濃 ◇7日 第104回全国高校野球選手権1回戦 愛工大名電(愛知)14―2星稜(石川) 愛工大名電(愛知)は2回までに10点を奪うなど、打線が15安打の猛攻でセンバツ8強の星稜(石川)に14―2で大勝。4年ぶりに初戦を突破した。先発のエース左腕・有馬伽久投手(3年)が8イニング2失点と力投し、プロ野球・中日で活躍した岩瀬仁紀さん(47)の長男・法樹(のりき)投手(3年)が、2番手で9回の1イニングを無失点に抑えた。2回戦では八戸学院光星(青森)と対戦する。 ◇ ◇ 切れ目のない打線が甲子園で火を吹いた。愛工大名電は星稜との名門対決で15安打14得点。2回までに大量10点のリードを奪い、春夏通じて甲子園での同校最多得点を更新した。倉野光生監督(63)は「こんなにヒットが出てびっくり。甲子園は好投手も多くて打てない場所。不思議な力が働いている」と驚きを隠さなかった。 初戦の硬さを感じさせなかった。1回に4番山田の2点適時打などで5点を先制すると、続く2回も7番美濃の3点適時二塁打などで5点を追加した。星稜のエース・マーガードを2回途中でノックアウト。いずれのイニングでも安打を放ち、得点の起点となった1番加藤は「簡単に打てる相手じゃない。甘く入った球を打てるように」とセンバツ8強右腕を攻略した。 甲子園も亡き友とともに戦う。6月に急死した3年生の部員・瀬戸勝登さんの母・光子さん(45)が、3年生部員全員に手作りのミサンガをプレゼント。この日4安打6打点と大活躍した美濃は「甲子園でも瀬戸と一緒に戦う。見守ってくれているような存在です」と話す。
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「知識ゼロ」だった?TKO木本(東スポWeb) お笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)による巨額の投資トラブルについて〝カリスマトレーダー〟のテスタ氏がぶった斬った! 騒動発覚後2週間が経過したが、会見は開かれず、いまだ全容が判然としない。そんな中、300万円を元手に2005年から株式投資を始めて生涯利益60億円を超えた投資界のレジェンドは「浅い知識でやり取りが行われた」と指摘。さらに仕事が一つ飛ぶなど、自身にも影響があったことを明かした。 木本は「NEWSポストセブン」のインタビューで芸人仲間数人に声をかけ、20代の自称FXトレーダーA氏と不動産投資のB氏に総額6億円強のお金を預けたと説明。一部は返金されたものの、いまだに3億円以上が使途不明になっているという。A氏とB氏はともに金融商品取引法で義務付けられている登録をしていない無登録業者だった。 木本はA氏を天才トレーダーと思い込み、A氏の「会社を作りたい」との申し出に対して1000万円を出資。さらに投資仲間に声をかけ、総額1億円を預けたところA氏は失跡してしまった。なんとかA氏を見つけ出すことができたものの、お金は消失。運用実績はなく、木本に見せていたトレード画面はデモ画面だったという。 一連の報道に対してテスタ氏は「当初は額が額だったので、ポンジ・スキームだと。どれだけ巧妙な手口でだまされたのかと思ったら、デモ画面とかスキームと言えないぐらいのレベルだった」と驚いた様子。続けて「(A氏について)初期投資1000万円を用意してもらってる段階で、手慣れてないなと。天才トレーダーなのに木本さんが用立てないといけないというのは、大きな矛盾のように感じますけどね」と指摘する。 そんな稚拙なスキームにも関わらず、なぜ6億円ものお金が集まったのか。 「浅い知識でやり取りが行われたんだと思います。それなのに、何億というお金が動いた稀(まれ)なケース」とぶった斬った。 投資通と思われていた木本だが、金融の基礎知識がなかったのかもしれない。「人にお金を預けない。それを徹底していれば今回みたいなことにならなかった。専門家から見たら、個人に預けるのは法的にもあり得ないと思うので。知識ゼロで育ってきた人たちにとっては、そこの境界線が分からないんだと思います。教育を怠ってきたツケみたいなものは背景として感じます」と話した。 今年4月から高校での金融の授業が開始され、テスタ氏も学生たちに向けて金融授業を行っている。「投資は日本経済にとって大事なもの。政府も貯蓄から投資へと言って、ぼくも推進している立場」というテスタ氏。その一環で「番組撮影をするはずだったんですけど(関係者が)『あのニュースが出て、ちょっと今じゃないみたいな感じになっちゃいまして』みたいな感じで撮影が飛んで」と思わぬ影響を受けたという。 テスタ氏は今回の一件で投資に対するマイナスイメージを危惧する。 「投資詐欺とかのせいで怖い業界とか、怪しい人ってイメージがまだまだある。そういうのも含めてなるべく投資のイメージも変えていきたい」 今回のトラブルについても教訓にしてほしいと訴える。「僕にも『お金を預けるから運用してよ』みたいな話はたくさん来ます。投資を指南するには、資格がいるということすら知らない人がほとんどだったりする。だからだまされちゃったりする。大前提として話がおかしいということに気付かないと、これからもそういう被害者は後を絶たない。今回を教訓として、そういうことが周知されればいいなと思います」と話した。
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横浜FMのキャプテンMF喜田拓也【写真:Getty Images】 後半30分に木村主審が負傷、横浜FMのキャプテンMF喜田拓也の対応に注目 8月7日に行われたJ1リーグ第24節の川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦で、後半途中に木村博之主審が負傷して交代するアクシデントが起きた。異変に気づいた横浜FMのキャプテンMF喜田拓也が交代を要求するシーンに「喜田キャプテンすごいな」「スポーツマンシップ素晴らしい」と注目が集まり、元Jリーガーも「喜田の人間性」と絶賛している。 神奈川ダービーは前半25分に川崎が華麗な連係から元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンがゴールを決めれば、同アディショナルタイムに横浜FMもFW仲川輝人がカウンターから同点ゴールを決める。 1-1の同点のまま迎えた後半30分、セットプレーのシーンで木村主審が左太もも裏を痛めた仕草を見せ、プレーがストップ。横浜FMはキャプテンのMF喜田拓也が審判の交代を促すシーンもあった。その後、木村主審はピッチをあとにして第4の審判に回り、第4の審判である佐藤誠和氏は代わりに主審として登場し、思わぬ形でJ1デビューを果たす形となった。 脚光を浴びているのは、負傷した木村主審にいち早く気づき、交代を要求した横浜FMのキャプテン、喜田の行為だ。喜田は木村主審に寄り添い、ピッチ外に向けて交代を要求するジェスチャーを見せた一方、ピッチ外に送り出すように一緒に歩いてライン際まで見送っている。 そんな喜田の気遣いに賛辞が続出。「キー坊よく気がついたね」「木村主審の異変に気づき交代要求する喜田キャプテン」「メディカル来ても隣にいたのすごいなやさしいなって……喜田キャプテンすごいな……」「喜田キャプテンのスポーツマンシップは素晴らしい」などの声が上がった。元Jリーガーの武岡優斗氏も「喜田の人間性。この数分だけでもとても伝わる」と絶賛していた。 喜田も直後に足をつって交代したなか、試合は後半アディショナルタイムに川崎DFジェジエウが決勝ゴールを叩き込み、川崎が2-1と勝利を収めている。(FOOTBALL ZONE編集部)
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<オ・日>日本ハム先発の根本(撮影・奥 調) ◇パ・リーグ 日本ハム5―3オリックス(2022年8月7日 京セラD) 日本ハムが今季8連敗、昨季からは9連敗中だった京セラドーム大阪でオリックスを破った。白老町出身の根本悠楓投手(19)が自己最長の6回2/3を投げ、1失点で5月29日の巨人戦以来となるプロ2勝目。プロ初安打で先制点を呼んだ八雲町出身の片岡奨人外野手(24)とともに、道産子が鬼門突破の立役者となった。 8回は3番手・玉井が2点を返された後の2死満塁で、メネズが安達を遊ゴロに仕留めて大ピンチを脱した。9回は井口が走者2人を出しながら踏ん張って19年以来のセーブ。2勝目を守ってもらった根本はベンチでナインに祝福を浴びた。 「1勝して、その後なかなか勝てなかったのでとてもうれしいです」。敵地でのヒーローインタビュー。それも、チームが負け続けていた京セラドーム大阪での勝利の凱歌だ。根本自身もプロ初先発の4月1日、さらに7月20日と2敗を喫してきた。「初先発の時は全然自分の球がいかなかったし、凄く弱気だった。そこからだいぶ成長できたなと思った」と笑みを見せた。 球団広報に託した新庄監督の絶賛コメントが投球内容の全てだった。「今シーズン一番のピッチング。今日みたいにストライク先行で四球を出さなければかなり勝てる投手になる」。過去7試合は計24回2/3で17四死球という数字もさることながら、カウントを悪くするケースが目立った。この日は27打者と対戦して初球ストライクが17度(初球が結果球となった2度を含む)。自己最多の97球を投げたうちストライクは63球で、4四死球があったことを感じさせないリズムの良さだった。 苫小牧中央からプロ入りしてまだ2年目で、1軍投手最年少の19歳。登板前日の取材対応時には、通りかかった2学年上の吉田から「“完封します”って言えよ」とハッパをかけられた。まだまだ周りについていく段階。それでも「内容が毎回悪いので、ちょっとへこみますね…」と、若いなりに勝敗への責任を感じ始めている。 7回は2死を取った後に紅林の一発で初失点。続く頓宮に四球を出し、北山の救援を仰いだ。「あとワンアウト。そこをしっかり取れるくらい体力がないと」。成長のため、次への課題を明確にした。(和田 裕司)
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<オ・日>2回、片岡は右前にプロ初安打を放つ(撮影・奥 調) ◇パ・リーグ 日本ハム5―3オリックス(2022年8月7日 京セラD) 一塁ベース上に立つ日本ハム・片岡の目に2日前と同じ光景が広がった。プロ3年目、14打席目で生まれた待望の初安打。新庄監督が三塁ベンチを飛び出して記念球を回収するシーンは“2度目”だが、今度ばかりは安心して見つめていた。 「前回ヒットにならなかったので今回はヒットになって良かった」。8回守備から途中出場した5日のオリックス戦は9回に放った二塁へのゴロで一塁に激走して最後はヘッドスライディング。一度は内野安打の判定で念願のプロ初安打と思われたが、リプレー検証の末にアウトとなった。この日は2回無死一塁から中村のフォークを右前に運ぶ“正真正銘”のプロ初安打で6回も中前打。同一カード3連敗を免れる勝利に大きく貢献し、チームも昨季から続く京セラドームでの連敗を9で止めた。 俊足強打の外野手と期待されて入団も過去2年は1軍出場がなかった片岡は「一日一日の積み重ね。一球一球を大事にしていきたい」と力を込める。伸び盛りの道産子が、明るい未来を予感させた。
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筧美和子主演の連続ドラマ「イケメン共よ メシを喰え」の第6話(13日放送)にゲスト出演する崎山つばさ 俳優の崎山つばさが、筧美和子主演の連続ドラマ「イケメン共よ メシを喰(く)え」(テレビ大阪で土曜・深夜1時、BSテレ東で土曜・深夜0時)の第6話(13日放送)にゲスト出演し、眼鏡男子を演じる。 東田基さんの同名漫画が原作。イケメンと食事をするとムラムラし、食欲が増進する編集者(筧)が、少食改善のため“イケメンご飯”を追求する姿を描く。 小説家の眼鏡男子・オサム役を演じた崎山は「妄想の世界を始め、ぶっ飛んでいて面白く、演じていて楽しかったです。おいしいご飯が出てくるところも見どころです」とPR。「五感や様々な欲を刺激されながら楽しんでほしいです。眼鏡キャラということで、普段どのように眼鏡を上げるのか、どの指でどのくらいの角度で、などを研究しました。しぐさひとつで印象が変わるので、注目して楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
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レディースチャンピオンでG1初優勝した香川素子 プレミアムG1「第36回レディースチャンピオン」▽最終日▽7日 12Rで優勝戦が行われ、3号艇の香川素子(45)=滋賀=が3コースからコンマ03のSでF退き恵まれ、この大会は3回目の優出で初優勝。賞金1100万円を獲得して、女子同ランクはレース前の33位から6位に浮上するとともに、来年3月・平和島で開催されるクラシック出場権利も手にした。 【写真】晴れやか初G1優勝の香川素子 ◇ ◇ ◇ ついにこの時が訪れた。デビュー26年。女子ボート界でも強豪とされながら、なかなかタイトルに縁のなかった香川が、ついに目標でもあったこの大会で優勝。「うれしいです」とレース後は喜びをかみしめながら勝利を喜んだ。 スタート展示で平山の前付けに突っ張った香川だったが、本番はコースを譲り4カドに。「起こしで回ってなかったので引こうと思いました」。この選択が吉と出る。コンマ03のSを踏み込むと最内を差して2番手に浮上。インから先に回った実森に無情のFコールが流れ、BSは平山と先頭争いの形になったが、2Mを先に回った香川が先頭に浮上。「スタートは速いと思ったけど、行くしかないと思いました。結果は良かったですし、足も良かったと思います。1マークもいい感じでしたし」と笑顔でレースを振り返った。 7年前の忘れ物もあった。2015年にここ、まるがめで行われたレディースチャンピオンでは予選1位通過も、準優は5着に敗れ涙をのんだ。それだけに勝ちたい気持ちが強かった。 この優勝で、女子獲得賞金ランクはレース直前の66位から6位まで一気にジャンプアップ。年末のクイーンズクライマックス出場権もほぼ手中に収め「目標はここを取ったんで、賞金女王になりたい」と決意を語った。大みそか決戦の舞台は出身地でもある大阪・住之江。タイトルを取り、文句なしの女王となった香川の年末の活躍が早くも楽しみだ。
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7回2死満塁、3点適時2塁打を放つ岡島 ◆パ・リーグ ソフトバンク2―7楽天(7日・PayPayドーム) 楽天・島内のバットから快音が鳴りやまない。6回の逆転二塁打を含む3安打2打点。最近5試合は打率5割、3本塁打、10打点で安打数(109)はリーグトップに浮上した。「4番は打ちたくない」と言い続けてきた島内だが、4番として存在感が際立っている。 0―1の6回無死満塁、和田から左翼フェンス直撃の2点二塁打。「中村晃ふうに打ちました」。タカの巧打者をマネしたかは定かではないが、“珍発言”はすっかり定着しつつある。最近の発言を振り返ると…。 「高校通算0本塁打なのにようやっとるわあ」 5日ソフトバンク戦で3回に9号ソロ。練習試合で一発を量産も「甲子園での本数以外は数えない」。 「4番は打ちたくないですけど、打っているので、そこ(2ケタ)は絶対にいきたいと思っていた。4番は打ちたくないですよ、本当に」 同日の7回に10号2ラン。石井監督は「島内は3・7番ぐらい」。 打てば打つほど珠玉のコメントが並ぶ。ファンを喜ばせようと、プレー以外でも魅せようとする考えからだろう。昨季は96打点で初タイトルを獲得し、今季は最多安打が視界に入る。ちなみに、今季唯一4番を外れた6月7日の広島戦(楽天生命)は4タコ。自称“4番不適合者”はやはり、4番で輝く。(長井 毅)
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うちの息子は、なんと「ビジネス系3歳児」だった⁉︎令和時代の家族についてのリサーチをもとに浮き彫りになった家族の課題に、たろうくんがビシッと切りこんでいきます。新しい家族のカタチ”共働きスマート家族”、その行方とは── 。 第127話「『僕には夏休みないの?』保育園児の質問に場が凍る」(前編) 作/児島衣里
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デビュー戦を制したエイトスターズと吉田隼(奥)=撮影・三好信也 「新馬戦」(7日、札幌) 2番人気のエイトスターズ(牝2歳、父ジャスタウェイ、母インザスポットライト、栗東・坂口)が快勝。2番手追走から4角で早めに先頭に立ち、直後から迫った1番人気フェネストラを首差で振り切った。 吉田隼は「(前に)目標があればもっと頑張れたと思います。それでも勝ち切ってくれたし、センスのいい馬。競馬を覚えれば楽しみ」と将来性を評価。坂口師は「折り合いは心配ないので、これぐらいの距離が良さそう。今後は馬の状態を見て」と説明した。
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タイトルホルダー 凱旋門賞・G1(10月2日・仏パリロンシャン)に挑戦するタイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田)の現地での調整先が決まった。栗田師が7日、新潟競馬場で明かした。 「昨日(フランスから)帰国しました。ドーヴィル競馬場も候補にしていましたが、シャンティイの小林智厩舎にお願いすることになりました」と説明。これまで凱旋門賞に挑戦したオルフェーヴルなどと同じ拠点から、日本調教馬の悲願を目指す。なお、現時点で帯同馬はつけない予定だ。
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1回裏愛工大名電1死二、三塁、美濃に2点タイムリーを打たれるマーガード ◇7日 第104回全国高校野球選手権1回戦 愛工大名電(愛知)14―2星稜(石川) 春8強エースは、うつむくことなく甲子園を去った。星稜のマーガード真偉輝キアン投手(3年)は1回に想定外の5失点。2回にも重盗で揺さぶられ、1イニング2/3で7安打9失点で降板となった。 「ボール自体は悪くなかったが、決めにいったボールをファウルされ、粘られて甘くなったところをいかれた」 春夏連続で甲子園のマウンドを踏んで4試合に登板した。「最高の仲間と切磋琢磨(せっさたくま)してきて最高の舞台にも立てた」。目指すステージがプロであることに揺るぎはなく「小さいころから目標にしてきた場所」と言ったが、今秋のプロ志望届の提出は「まだ全然分からないです」と言うにとどめた。
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8日 北海道は大雨の恐れ 東北南部~九州を中心に35℃前後に 万全な熱中症対策を きょう8日、北海道は大雨の恐れがあります。東北南部から九州付近は、局地的な雨や雷雨がありますが、強い日差しが照り付け、猛烈な暑さになるでしょう。 ●きょう8日 北海道は大雨の恐れ 東北南部~九州を中心に猛烈な暑さ きょう8日は、北海道は、日本海側と太平洋側西部を中心に、激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。雨雲の動きや発達の程度によっては、警報級の大雨の恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。 東北南部から九州では、局地的な雨や雷雨がありますが、強い日差しが照りつけ、猛烈な暑さでしょう。万全な熱中症対策をとってください。 北海道付近で大雨になる原因です。 きょう8日、南西モンスーン起源の暖かく湿った空気が、黄海から朝鮮半島、さらに日本海に流れ込んでいます。太平洋高気圧周辺の暖かく湿った空気が、日本海に流れ込んでいます。この合流する暖かく湿った空気が、大雨をもたらします。 日本海の海面水温が、平年より2℃くらい高くなっていることも、雨量が多くなる原因の一つです。 ●きょう8日 北海道・東北北部 雨の降り出す時間 北海道付近を温暖前線が通過し、前線に向かって、非常に暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。 北海道は、早い所は午前中から雨が降り出し、夕方には各地とも雨が降るでしょう。日本海側と太平洋側西部を中心に、雷が鳴り、激しく降る所がある見込みです。 東北北部も、夕方から雨が降り出す所が多く、雷雨や激しい雨になる所があるでしょう。 北海道はあす9日にかけて、東北北部はあさって10日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨の恐れがあります。 ●北海道・東北 予想雨量 あす9日午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 北海道地方 120ミリ 東北地方 100ミリ その後、あさって10日午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 東北地方 100から200ミリ です。 ●きょう8日 東北南部~九州・沖縄 局地的に雨や雷雨 東北南部から九州、沖縄は、高気圧に覆われますが、暖かく湿った空気の影響で、局地的に雨雲がわきやすいでしょう。雷雲まで発達することもある見込みです。 東北南部から九州は、強い日差しが照りつけるでしょう。変わりやすい天気で、所々で雨や雷雨がある見込みです。傘をさしていても濡れてしまうくらい激しい雨が降ることもあるでしょう。 関東北部や東海では、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒、注意してください。 沖縄は大体晴れますが、にわか雨や雷雨があるでしょう。
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母校を訪れた天童よしみ=大阪・八尾 歌手の天童よしみ(67)が新曲「帰郷」(9月21日発売)で、自身と同じ大阪府八尾市出身の音楽プロデューサー・本間昭光氏(57)と初タッグを組んだことが、7日までに分かった。共に龍華小・中学校卒業の先輩後輩という間柄。「同じ地元でしかも学校も同じで、J-POP界で大活躍している本間さんに新しい世界観で曲を作ってもらいました」とデビュー50周年記念シングル第2弾となる楽曲を紹介した。 天童からの“同郷オファー”で作曲・編曲を手掛けた本間氏は、「僕が子供の頃からご活躍をされていて、まさに地元が誇る星でした。本当に夢のようです」と喜んでいた。
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熊本県警察本部 熊本県警熊本北合志署は5日、熊本市中央区、会社員の男(64)を住居侵入と県迷惑行為等防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕した。発表によると、4日午後5時50分頃、県内の会社員女性(40)が住むアパートの部屋に侵入し、録画状態にした小型カメラ2台を設置した疑い。女性は知人で、「好意を持っていた」と容疑を認めているという。女性がカメラに気付いて110番した。男性の姿が録画されており、合鍵を使って侵入したと供述しているという。
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00年8月9日付本紙 ◆巨人9―0横浜(2000年8月8日、東京ドーム) 巨人の歴史をひもとく「今日は何の日」。2000年8月8日は、先発・高橋尚が横浜に二塁を踏ませない快投。シーズン2度目の完封を、プロ初の無四球試合で飾った日です。 初回、いきなり石井琢に右前安打を浴びたが、続く金城を遊直併殺で切り抜けると、2、3回は3者凡退。4回1死一塁ではローズを得意のシンカーで投ゴロ併殺打。9回1死一塁では鈴木尚を直球で三ゴロ併殺打に斬って取るなど、無死から出した3度の場面を全て併殺でしのぎきった。 「変化球のキレもよかったし、直球のコントロールもよかった」と、満面の笑みで自画自賛。終わってみれば6安打で二塁も踏ませぬ好投。8三振を奪い、プロ入り初の無四球。完封勝利は5月7日のヤクルト戦以来2度目となった。 ヒサノリは、この年、日本シリーズ第5戦でもダイエーを相手に、シリーズ初登板初完封を飾っている。また、この試合で8勝目。巨人の新人左腕に限れば、1939年の中尾碩志以来61年ぶりという快挙となった。
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BSテレ東ドラマ「イケメン共よ メシを喰え」にゲスト出演する崎山つばさ 俳優の崎山つばさ(32)がBSテレ東ドラマ「イケメン共よ メシを喰え」(土曜深夜0・00)の第6話(13日放送)にゲスト出演する。 同作はイケメンとグルメを掛け合わせた新感覚ドラマ。主演は女優の筧美和子(28)。イケメンとの食事で食欲が増進する女性編集者(筧)の活躍を描く。 崎山は、主人公の初恋相手にそっくりの「眼鏡男子」役を演じる。「妄想の世界をはじめ、とにかくぶっ飛んでいて面白く、演じていてとても楽しかったですし、おいしいご飯も出てくるのでそこも見どころです」とアピール。眼鏡キャラを演じるにあたって「どのように眼鏡をクイッと上げるのか、どの指でどのくらいなど角度などを研究しました。そこにも注目してドラマを楽しんでいただければ」と呼び掛けている。
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パドレス・ダルビッシュ有投手(35)の妻ダルビッシュ聖子さん(41)が6日、アメーバオフィシャルブログを更新。長男と“ランチデート”をしたことを報告し、ファンから反響を呼んでいる。 現在、5人目の子どもを妊娠中の聖子さん。この日は、「デート」と題してブログを更新すると「今日は息子とランチデート」とつづり、透明なショーケースの前に並ぶ長男の姿や生野菜にチーズ山盛りのランチなどの写真を公開した。 この投稿にファンからは「デートいいなぁ」「おっ、Chipotle」「ママとデートしてくれる息子さんって。いいなぁ」「最高のデート」「息子は恋人ですから」などの声が寄せられている。 ダルビッシュ聖子オフィシャルブログより
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『鎌倉殿の13人』全成の悲劇に実衣号泣 ネットもらい泣き「つらすぎるけど神回」(ネタバレあり) 小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)第30回「全成の確率」が7日に放送され、阿野全成(新納慎也)の悲劇に妻・実衣(宮澤エマ)が号泣する姿が描かれると、ネット上には「つらすぎるけど神回」「涙止まらん」などの声が殺到した。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください) 源頼家(金子大地)に対して呪詛を行った全成は、流罪を命じられる。そんな中、頼家と比企能員(佐藤二朗)の関係が悪化。能員は幽閉されている全成と接触すると、実衣が頼家から罰を受けようとしていると嘘をつき、頼家に対して呪詛を行うようにそそのかす。 “自分にそんな力はない”と一度は拒否する全成だったが、能員の口車に乗せられて再び頼家への呪詛を行ってしまう。程なく、全成の行動が発覚すると頼家は激怒。斬首が決まり御家人の八田知家(市原隼人)が派遣される。 討ち取られる直前、全成は呪文を唱え続けると空は暗くなり暴風雨が吹き荒れる。家人が刀を振り下ろすと近くに雷が落下。太刀筋が外れたことで、全成は背中を斬りつけられる。雨に打たれながら妻の名前を叫び、呪文を唱える全成だったが、知家によって首を落とされると、その途端に嵐が止んで青空が広がるのだった。 全成の壮絶な最期に、ネット上には「大河史上の残る名シーンだと思う」「すご過ぎて震えた…」「つらすぎるけど神回」などのコメントが続出。さらに、夫の最期を詳細に聞かされた実衣が、号泣しつつも気丈に笑顔を見せ「やってくれましたね…最期の最期に…」とつぶやく姿にも「泣き笑いする実衣に涙腺崩壊」「どうしよう涙止まらん」「こんなの泣くしかないですよ」といった反響が巻き起こった。 本作屈指のおしどり夫婦としてコメディリリーフを担い、SNS上では“ぜんみい”の愛称でも親しまれた全成と実衣。2人の今生の別れに、ネット上には「ほっこり夫婦が好きだったのにぃ〜」「あの癒し夫婦がもう見れないなんて…」「ぜんみいロス」などの投稿が相次いでいた。
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「長崎の鐘」のロシア語翻訳に助力した長崎大助教の高橋純平さん=6月、長崎市 長崎での原爆投下後、被爆しながらも救護活動に努めた永井隆博士(1908~51年)の著書「長崎の鐘」が、初めてロシア語に翻訳され出版された。ウクライナ侵攻が続き、核使用への危機感が強まる中での刊行。翻訳したロシア人医療研究員マルク・トゥルチンスキーさん=米国在住=は「全ての核兵器国の言語に翻訳され、全ての政治家に読まれるべきだ」と話す。 長崎の鐘は1949年刊。爆心地近くの長崎医科大(現長崎大医学部)で被爆した医師の永井博士が、自らの目で見た悲惨な街の様子や、救護活動に当たった記録を詳細に記す。作曲家の古関裕而が手がけた同名のヒット曲のモチーフにもなった。
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巨人の吉川尚輝選手(左)と中山礼都選手(右) ◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト-巨人(7日、神宮球場) 1番セカンドでスタメン出場した巨人の吉川尚輝選手が好守備を見せました。 巨人が2-0でリードして迎えた3回。ノーアウト1塁の場面で、8番・長岡秀樹選手が打ったセカンドベース付近への打球をキャッチすると、そのままセカンドベースを踏んで素早くファーストへ送球し、ダブルプレーを完成させました。 このプレーにファンはSNSで「守備だけでお金稼げる」「尚輝たまらん」「肩強すぎる」とコメント。 またショート・中山礼都選手もこの時、ダブルプレーを完成させようとセカンドベース近くにいましたが、吉川選手の動きを見て交錯を回避しており「危機回避した中山礼都もお見事」といったコメントも見られました。
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エンゼルス・大谷翔平 ◇ア・リーグ エンゼルス―マリナーズ(2022年8月6日 シアトル) エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席の前のプレーで相手投手のゴンザレスと交錯、左足を痛がるそぶりを見せた。 3回1死二塁からウォードの左前打で二走ゴスリンが本塁突入する際にベースカバーに入った相手投手のゴンザレスと次打者の大谷が交錯した。大谷は左足を踏まれたのか痛がるそぶりを見せ、この後入った打席は空振り三振に倒れた。 初回の第1打席は1死無走者から二ゴロだった。 前日のマリナーズとのダブルヘッダーは2試合連続で「2番・DH」でフル出場し、計7打数無安打、1打点だった。
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Photo:PIXTA 社内外の技術や知見を駆使して新たな価値を創造し、それを社外にも展開する「オープンイノベーション」。鉄道事業ほど食い合わせの悪い業界はないと思っていたが、時代は徐々に変わりつつあるようだ。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) JR西日本の「技術ビジョン」から 始まったオープンイノベーション 鉄道は経験工学といわれるように、事業者ごと路線ごとに異なる専門的な知見の積み重ねで動いている。そのため基本的には何事も自前主義で、社内においても電気部門、車両部門、施設部門など技術部門の独立性が高く、言い換えればタテ割り傾向が強い。 ところがJR西日本は近年、メーカー、大学、ベンチャーなど他業種と共同で「技術による価値創造」を進め、その技術を外部の事業者に売り歩いているのだという。鉄道業界におけるオープンイノベーションはどのようにして可能になったのか。JR西日本イノベーション本部オープンイノベーション室担当課長兼技術収益化・知財戦略課長の井上正文氏に話を聞いた。 JR西日本の取り組みは、コロナ前の2018年3月に公表した「技術ビジョン」から始まった。これはおおむね20年後の「ありたい姿」を想定し、そこからさかのぼって技術開発を進めていこうという構想だ。 井上課長は技術ビジョンのポイントを2つの切り口で説明する。ひとつは「ニーズ(必要性)とシーズ(技術)の合致」だ。 「これまで社内の技術開発はシーズ先行で、ニーズにちゃんと刺さっていない状況がありました。現状とありたい姿のギャップ、いわゆる課題と呼ばれるものを解決するためのものでなければ意味がありません。」 また課題を一気に解決しようとするのではなく、小規模な実験テーマでトライ&エラーを繰り返すのも、シーズをニーズに合致させるために必要なことだという。そして課題解決のカギとなるのが「オープンイノベーション」だ。 「インバウンド(社外からの技術・資産の取り込み)とアウトバウンド(社外への販売・提供)の両方をやって初めて真のオープンイノベーションだといわれています。外部の課題解決で得たヒントが実は社内の課題解決につながる。そんな事例をこれまでいっぱい経験してきました」 鉄道事業のイノベーションというと最新技術を導入した装置や制御システムなどをイメージしがちだが、JR西日本が目指すのはそういったものではない。データ、ノウハウ、あるいはまだ形になっていないようなものまで含めた「無形資産」のフル活用である。それはどういうことなのか、同社が進める3つの取り組みから迫っていきたい。 自動改札機の点検コストを低減する AI故障予測モデルを外部販売 ひとつめは既存データを用いたCBM(Condition Based Maintenance、状態監視保全)の実現だ。これまで機器は一定の時期が来たら点検や部品交換を行っていた。これをTBM(Time Based Maintenance、時間基準保全)という。必ずしも効率のいいやり方ではなかったが、それしかなかったから用いられてきた方法だ。 しかし機器の状態を監視するデータがあれば、これを解析することで故障の予兆があるときだけ点検すれば良くなり、メンテナンスは大幅に効率化する。これがCBMである。 JR西日本が注目したのが、2000台以上を有する自動改札機のメンテナンスだった。きっぷに対応した従来型の自動改札機の内部は、きっぷの搬送部や磁気読み取り・書き込み部分など精密機械の塊であり、年間7回行う定期点検のコストや人的負担が重くのしかかっていた。 自動改札機には、過去4週間分の読み取り不良や券詰まりが発生した回数、きっぷの搬送速度などのデータを自動的に収集する遠隔監視機能があったが、故障時にチェックする程度で、データは活用されていなかった。そこで台数、金額ともにボリュームゾーンであり、データも豊富にそろっている自動改札機のCBM化から着手することにしたのである。 データがあっても故障の予兆がつかめなければ意味がない。そしてそれは人間が眺めていても分かるものではない。ここで必要になるのがAIの力だ。故障予測AIは改札機から日々出力される稼働データを入力、故障履歴データを出力に設定して機械学習する。 自動収集したデータは故障予測AIにアップロードされ、AIは例えば「1号機は85%の確率で壊れる」という故障予測を出す。保守作業員は問題の自動改札機をピンポイントに点検するというわけだ。 ただAIの示す「確率」は、そのままでは根拠の分かりにくいブラックボックスになりがちだ。根拠はよく分からないが、そこそこ確からしいAIの指示通りに作業しても一定の成果は出るかもしれないが、実際に作業する人間を置き去りにしては作業のさらなる高度化、効率化は期待できない。 そこで故障予測AIでは、故障確率を押し上げた要因を可視化し、箇所別に分析できるようにした。これにより保守作業員が見れば、自動改札機のどこで何が起きているのかが一目瞭然な生きたデータになったのである。 2020年6月から1年間、神戸エリア約300台で行った長期試験では、CBM化によって点検回数は約3割減少し、故障回数も約2割減少した。これを受けて2021年から全エリアの自動改札機と、類似の構造を持つ券売機、精算機へのCBM導入を決定。AI故障予測モデルの外部への販売に着手した。既にJR九州が券売機CBMの試験運用を実施するなど、「アウトバウンド」は順調に進みつつある。 セキュリティーカメラを使った 行動推定AIの外販も検討 続いては、JR西日本が自社管内に約7500台設置しているセキュリティーカメラを有効活用しようという取り組みだ。セキュリティーカメラはリアルタイムの監視も可能だが、基本的には録画データを犯罪捜査などで事後的に検証するためのものだ。 ...
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夫の行動に不信感を持った田口さん。 行動を調べてるうちに夜のお店の女性と不倫をしている事が発覚して…。 夫が夜の店でガチ恋してました Vol.11 サトシさんとヨル子さんが2人でいるところに話しかけた田口さん。 カラオケに入ってゆっくり話すことにしました。 田口さんの「自分が今どういう状況かわかってるんですか?」という質問に、ヨル子さんは田口さんが悪いというような答え方をします。 それに対してサトシさんは……!? もう聞きたくない。マウントを取ってくる浮気相手に絶句【夫が夜の店でガチ恋してました Vol.11】 追い打ちをかけるかのように、妊娠4ヶ月だということも告げられます。 サトシさんから吐き出される言葉に、それは真実だろうと悟る田口さん。 「どうこの2人を苦しめてやろうか……」 醜い感情が生まれます!! 「夫が夜の店でガチ恋してました」は毎日更新中! (虹野葵)
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ドラマ「イケメン共よメシを喰え」にゲスト出演する崎山つばさ 俳優、崎山つばさ(32)が13日放送のBSテレ東ドラマ「イケメン共よ メシを喰え」(土曜深夜0・0、テレビ大阪は深夜1・0)の第6話にゲスト出演し、メガネ男子に初挑戦することが7日、分かった。 ドラマ「イケメン共よメシを喰え」に出演する左から崎山つばさと筧美和子 超小食でイケメンオタクのグルメ誌の編集者(筧美和子、28)が、イケメンがご飯を食べる姿にムラムラと食欲が増進し、〝イケメンごはん〟を追求する物語。崎山は主人公の初恋の相手にそっくりな眼鏡をかけた小説家役を演じる。 ドラマ「イケメン共よメシを喰え」に出演する左から筧美和子と崎山つばさ 劇中で眼鏡をかけたりりしい姿を披露した崎山は「妄想の世界をはじめ、とにかくぶっ飛んでいて面白く、演じていてとても楽しかった」と撮影を満喫した様子。視聴者に向けて「眼鏡キャラということで、そのしぐさ一つで印象が変わるのでぜひ、そこにも注目して」と呼びかけた。 ドラマ「イケメン共よメシを喰え」に出演する左から崎山つばさと筧美和子
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1回2死、本塁打を放った岡本和真(カメラ・清水 武) ◆JERAセ・リーグ ヤクルト4―7巨人(7日・神宮) 巨人が首位ヤクルト相手に、5月17~19日(対広島)以来の3連戦3連勝を決め、同20日の阪神戦以来となる4連勝とした。初回には岡本和真内野手(26)が19試合80打席ぶりの22号ソロを放った。 * * * * 長いトンネルを抜け出した。岡本和のバットにはじかれたライナー性の打球は、勢いそのままに左翼席へと飛び込んだ。初回2死。丸の21号ソロで1点を先取すると、4番も1ボールから内角シュートを振り抜いて2者連発の22号ソロ。「打席の中で迷わず強く振っていくことを心がけていました。久しぶりのホームランが勝ちにつながってうれしいです」。原監督も「もう忘れていたよ(笑い)。やっぱり打てるんだよ、な? 改めて打てるんだよ」とうれしそうに語った一発で4連勝に貢献した。 主砲にとっては7月6日のヤクルト戦(東京D)以来、19試合80打席ぶりの本塁打。7月は月間、打率2割2分2厘、1本塁打、3打点と苦しんだ。4番の不振に比例してチームも低迷し「迷惑をかけている」と責任を一身に背負った。この期間、練習では角度を付けた打球を飛ばす意識付けをするかのように、ロングティーを行うこともあった。新型コロナ陽性で思うように練習のできない期間もあったが、自宅でもスイングなど最善の準備に励んだ。「療養後は前半戦終盤の感覚が良かったので、その感覚を取り戻せるように意識してやっていました」。後半戦再開から安打を重ね、待望の一発につなげた。 昨年まで2年連続本塁打&打点の2冠に輝いたが、今季はここまで好不調の波がある。不調時には阿部コーチから精神面の助言を受けるなど、首脳陣が声をかけて復調を手助けしてくれるが、元木ヘッドコーチが「苦しんでいると思うけど、何とかこの壁を乗り越えてほしい」と言っていたように、乗り越えられるかどうかは自分次第でもある。ただ、レギュラーに定着してから貫く信念があるからこそ、この一発が大きなきっかけになるはずだ。 「自分が一番、自分に期待してあげないといけないですよね」 苦しんだ時間もきっと力に変わる。勝負の終盤戦。4番がチームを上位浮上に導いていく。(後藤 亮太)
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