佐久間朱莉が優勝争いで感じた女王・山下美夢有との差「一打一打の積み重ねが…」

<リゾートトラスト レディス 最終日◇28日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)◇6500ヤード・パー72>

1打差の2位から逆転でのツアー初優勝を目指した佐久間朱莉だったが、最後は女王・山下美夢有の牙城を崩せず。トータル15アンダー・3位で「悔しい」4日間を終えた。

最後は意地のバーディでニッコリ【写真】

5番でバーディを先行させたものの、8、11、14番と3つのボギーが続いてしまった。最終18番ホールは、残り131ヤードの2打目を9番アイアンで3メートルのチャンスにつけて意地のバーディフィニッシュとしたが、「この伸ばしあいでオーバーパー(トゥデイ1オーバー)か」という気持ちでグリーンをおりることになった。

それでも1打差を追うシビアなラウンドは、20歳にとって大きな財産になりそうだ。「ちゃんとした優勝争いは初めて」というなか緊張感を忘れるほど、楽しみながらプレーできた。多くのギャラリーを引き連れるなかでのプレーで、その声援も「励みになりました」と背中を押してくれた。

結果的にトータル21アンダーまで伸ばし、後続に4打差をつける勝利を挙げた山下については、「スキのないゴルフでボギーを打つ雰囲気がなかった」と脱帽。6番では2打目をグリーン奥のバンカーに外し、その後の5メートルほどのパーパットも沈めてピンチをしのぐ姿などは特に印象に残った。「一打一打の積み重ねが大事だと、勉強になりました」と1学年上の先輩から得たものは多い。

昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」を3位タイで終えているが、今週の単独3位はレギュラーツアーにおける“自己最高位”。さらに直近の4試合で3度のトップ10入りと、初優勝へ着実に近づいている。

「100ヤード以内のショットの精度と、最終日こそ、ここぞのパターを入れないといけないと思った。頑張ります」。この悔しさを糧にして次なるチャンスに備える。(文・間宮輝憲)

佐久間朱莉が優勝争いで感じた女王・山下美夢有との差「一打一打の積み重ねが…」

女王の前に敗れた佐久間朱莉。悔しさと収穫を胸に次戦へ。(撮影:鈴木祥)

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  • 楽天証券、11月13日から「新NISA積立予約」開始

    楽天証券、11月13日から「新NISA積立予約」開始 楽天証券は、11月13日から「新NISA積立予約」を開始する。「新NISA積立予約」の開始により2024年1月から、新NISAで積み立てる商品や金額、引落方法など、積立設定の事前変更が可能になる。 楽天証券のNISA口座で積立可能な商品すべてが「新NISA積立予約」の対象となる。 また、新NISAの積立設定情報から診断し、次の投資信託を提案するロボアドバイザー「かんたん積立診断」も提供を開始する。 新NISA積立予約 「新NISA積立予約」は、新NISAで積み立てる各商品の積立設定を開始以前に変更できるサービス。 変更できる積立設定は、積立商品の追加・変更や、毎月の積立設定金額の増額、引落方法の変更、特定口座からNISA口座への積立設定変更。 ロボアドバイザー「かんたん積立診断」 「かんたん積立診断」イメージ ロボアドバイザー「かんたん積立診断」とは、「積立商品を追加したいが何を選べばよいかわからない」という利用者に、投資信託・国内株式・米国株式の積立設定をもとに診断を実施するサービス。 現在の設定を「稼ぐ力」「耐える力」「安定力」の3項目のスコアで評価し、スコアアップにつながる投資信託を項目ごとに1銘柄ずつ提案する。
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  • 【アジア大会】バスケ日韓戦は日本に軍配 韓国メディア「2軍の日本に1秒もリードできず」

    日本は斎藤拓実(中)らの活躍で、韓国ディフェンスを翻弄した(ロイター) バスケットボール男子日本代表は30日、アジア大会(中国・杭州)の1次リーグD組で韓国に83―77で勝ち、3戦全勝の同組1位で10月3日の準々決勝に進んだ。 バスケットボールの日韓戦は接戦となった。43―37とリードして第3クオーター(Q)を迎えると、一時は同点に追いつかれる。61―53で迎えた最終Qも1点差まで詰め寄られる場面があったものの、斎藤拓実(名古屋D)の3点シュートなどで突き放して試合を制した。 今回の日本代表には、渡辺雄太(サンズ)ら日本中を沸かせたW杯メンバーは入っていない。そのせいか、韓国メディア「スターニュース」は「2軍の日本に1秒もリードできず」と題して「9年ぶりにアジア大会優勝という絶好のチャンスをつかんだ韓国男子代表チームが、主力選手が入っていない日本の外角からのシュートに無防備に崩れた」と敗戦を伝えた。 国際バスケットボール連盟(FIBA)ランキング的には、26位の日本が、51位の韓国より格上だが、韓国メディアは主力を欠けば太刀打ち可能とみていたようだ。
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  • 全日本人が慄く…M9の「南海トラフ巨大地震」の恐ろしい「30メートルの巨大津波」の恐怖

    〔PHOTO〕iStock 首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山噴火……過去にも起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか。 発売即4刷が決まった話題書『首都防衛』では、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」がありありと描かれている。 30メートル超の巨大津波の恐怖 南海トラフ巨大地震が襲ってくるとき、何が恐ろしいのだろうか。 たとえば、津波——。 〈自然災害で最も多くの犠牲者を出しているのが津波だ。 2004年にインドネシア・スマトラ島付近で起きたMw9.3の巨大地震では大津波によってインド洋沿岸の20万人超が犠牲になり、2011年3月の東日本大震災(Mw9.0)で命を失った人の9割以上は津波による溺死や圧死などであった。 3~10分程度で最大30メートル超の巨大津波が予想される南海トラフ巨大地震では「どこへ逃げるか」が生死を分ける。〉(『首都防衛』より) 30メートルの巨大津波など、その恐怖は予想もできないかもしれない。 津波は想定をはるかに超えてくる 被害がイメージできないからと言って、軽視していると危険だ。 災害は私たちの想定を超えてくる。 そのことは、歴史が教えてくれる。 〈東日本大震災発生時の津波は、M7.4の宮城県沖地震(1978年)や、その後の津波想定などを踏まえて策定されたハザードマップの浸水想定域をはるかに超えるものだった。 2012年版の「防災白書」の記述は、巨大な自然災害への対策が難しいことを物語る。 「これまで地震・津波の想定は、当該地域で過去数百年間に経験してきた地震・津波を再現することを基本としてきたが、今回の東日本大震災級の地震・津波を想定することができなかった。(中略)防波堤や防潮堤等の構造物だけでは自然災害を防ぎきることができないことが明らかになった」。〉(『首都防衛』より) 南海トラフ巨大地震単体でも恐ろしいが、最悪の災害とはどんなものか。 話題書『首都防衛』では、首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山噴火の「大連動」を具体的なデータ・シナリオをもとに分析している。 つづく「『まさか死んでないよな…』ある日突然、日本人を襲う大災害『最悪のシミュレーション』」では、日本でかなりの確率で起こり得る「恐怖の大連動」の全容を具体的なケース・シミュレーションで描き出している。
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  • 岸田首相が事実上の「減税」を強調…永田町でささやかれる「衆院解散・総選挙」と、そのシナリオ

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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  • 男子バレー日本戦で衝撃の“背面打ち”炸裂 高橋藍にネット大興奮「面白すぎる」「背中に目」

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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  • 三國連太郎さん元付け人が告白 車のトランクに〝極太縄〟常備していた驚きの理由

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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  • 約1.6キロ“あおり運転”さらに殴られ現金被害 強盗致傷容疑で捜査 埼玉・熊谷市

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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  • 「カービィケーキを買ったはずなんだけど…」無残な姿に「申し訳ないけど、めっちゃ笑いました!」

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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  • バレー男子 高橋藍の後ろ向きアタックに会場どよめく 川合俊一氏も驚く「本番でやるとは…」

    金融緩和政策の現状維持 日本銀行(植田和男総裁)は9月22日の金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持を決めた。 翌23日朝の新聞各紙の報道を検証する。読売新聞1面トップの見出しは「日銀 金融緩和を継続―植田総裁、物価目標『見通せず』―判断材料賃上げ重視」。朝日新聞1面トップの見出しが「緩和維持 止まらぬ円安―日銀総裁、早期の修正観測否定―賃金と物価の好循環『まだ』」。そして日本経済新聞は1面左肩に「マイナス金利解除で日銀総裁、『到底決め打ちできず』―金融政策維持、賃上げ見極め」の見出しを掲げた。 経済紙の「日経」が1面トップにしなかったのは、前日22日の夕刊1面に「追加の緩和修正見送り―日銀、金融政策を維持―物価・賃金の動向見極め」と大々的に報じていたからだ。 photo by gettyimages 3紙報道に共通したのは「金融緩和の維持」であったが、力点の置き方がそれぞれ異なった。「日経」は、植田総裁が記者会見で金融政策を修正する時期は「到底決め打ちできない」と発言したことを見出しに採った。「読売」は植田氏発言「物価安定の目標の実現を見通せる状況には至ってない」を重視、見出し「物価目標見通せず」に重きを置いた。一方の「朝日」は、持続的な賃金上昇を伴う経済の好循環はまだ起きておらず、緩和政策を続ける必要があるとして、「賃金と物価の好循環『まだ』」の見出しを採ったのだろう。 3紙一致の指摘は、現行のマイナス金利政策の早期の修正観測を否定したことである。なぜか。むろん理由がある。「読売」(9日付朝刊)が金融政策決定会合前に植田氏単独インタビュー「日銀総裁、マイナス金利解除『選択肢』―賃金・物価上昇なら、『現状は緩和維持』本紙インタビュー」を掲載、年内にもマイナス金利解除の可能性を示唆したのだ。 最も早いタイミングは では、本当に早期の金融緩和政策修正があるのか。結論を先に言えば、最も早いタイミングは来年1月の金融政策決定会合である。それまでに「朝日」の見出しにある「止まらぬ円安」対策として、財務省による円買い・ドル売りの為替介入が考えられる。 植田・日銀は今回の金融政策決定会合で政策とフォワードガイダンス(金融政策においてその力を行使するために使用するツール)を全て据え置いた。米ニュースレターOBSERVATORY VIEW(22日付)で俊逸な日銀ウォッチャーである齋藤ジン氏が次のように指摘している。「実際の政策変更を予想する声は殆どなかったが、市場の関心はフォワードガイダンス修正の有無にあった。フォワードガイダンスが修正されれば、年内のマイナス金利解除観測を強めたであろう。日銀は当然、それを分かった上で、ガイダンスを全て継続し、年内マイナス金利解除観測に冷水を浴びせた」。 そして注目すべきポイントとして齋藤氏が挙げるのは2024年度の春闘の展開である。実際の春闘は1月から始まるが、労使双方の交渉の範囲や手ごたえは年末までにある程度明らかになることから、日銀にも1月会合前に春闘展開を見極めるための各種情報が集まるというのだ。 岸田文雄首相は9月26日の閣議で、10月末を目標として新たな経済対策を取りまとめるよう新藤義孝経済再生相ら関係閣僚に指示した。その際に首相の口から出た言葉は「活発な設備投資や持続的な賃上げを通じて」であった。この首相の策定指示で見落とせないのが、「税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を動員する」と述べたことだ。投資拡大を目指し、事実上の「減税」を強調したのである。 さらに付言すれば、岸田氏は20日夜(米ニューヨーク時間・日本時間21日午前)と続く25日の記者会見で、経済対策の裏付けとなる23年度補正予算案の国会提出時期について記者団の質問に答えなかった。 要するに、補正予算案提出の《時期を巡っては、首相の解散戦略との関連から、与党内では経済対策と切り離す「2段階論」の観測も浮上し、思惑が交錯している》(「読売」26日付朝刊)ので、永田町では衆院解散・総選挙はあり得るとのメッセージとして受け取る向きが多いのだ。 筆者はかねて補正予算成立後の衆院解散でなく、10月下旬の経済対策発表後に解散する可能性が高いとの見立てを披瀝してきた。この伝で行けば、「日経」(27日付朝刊)が報じた「想定される衆院解散時期の選択肢(1)~(5)」のうち(1)の「年内」で10月20日召集の第212回臨時国会中に衆院解散となる。 そのシナリオは、「11月14日(大安)公示・26日(大安)投開票」、「11月21日(赤口)公示・12月3日(赤口)投開票」、「11月28日(先勝)公示・12月10日(先勝)投開票」の3択になりそうだ。もはやその確率は60~70%と言っていいかもしれない。
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「日本人」、じつは「酒が飲めなくなる」ように進化していた…その「驚きのワケ」 生存に有利だった

「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日本人が健康になる秘訣」とは? 親から受け継いだ遺伝子は生涯変わらないから、がん、糖尿病、認知症、高血圧、肥満など、さまざまな病気のリスクや体質は「遺伝的なものだし仕方ない」と思っていませんか。しかし、近年のゲノム生物学の進歩によって、生活習慣や環境で遺伝子の働きが変わり、「病気のなりやすさ」も変わることが明らかになってきています。日本人の遺伝子と体質の特徴を捉えていくと、どうすれば遺伝的なリスクを抑え健康に過ごせるかが見えてきます。 *本記事は『日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた』(講談社ブルーバックス』を抜粋・再編集したものです。 酒に弱いほうが生存に有利だった? 一人一人の体の設計図、すなわちゲノムは、わずか0・1%しか違わないと報告されています。けれども、よくみればDNAが1文字だけ異なる一塩基多型(SNP)をはじめ、細かな違いが無数にあって、SNP1個で体質ががらりと変わることもあります。 では、日本人のゲノムにはどんな特徴があり、その特徴はどのように作られてきたのでしょうか。本章で取り上げるのは、第1章で出てきた図1‒4の(1)にあたる、基本的に生涯変わらない部分です。 2020年に興味深い論文が公表されました。日本人17万人のゲノムをもちい、遺伝子変異が起きた時期と、それがどのように伝わってきたのかをコンピューターを駆使して探索したものです。すると、過去1万~2万年のあいだに変異が起きた遺伝子のうち、29個が世代をへるごとにそれぞれ一定の方向に体の特性を変化させてきたことがわかりました。 このなかでもっとも強い動きが「酒に弱くなる方向への進化」でした。飲めるようになるならともかく、飲めなくなるなんて進化といえるのかと思った人がいるかもしれませんが、ここでいう「進化」は日常会話で使う「進化」とは意味が異なります。専門用語では適応進化といい、生存に有利な特性を獲得することを指します。つまり、日本人は酒に弱いほうが生存に有利だったということです。いったい、なぜでしょうか。 稲作は7000~8000年前に、現在の中国を流れる長江が東シナ海にそそぐ地域で始まったと考えられています。じつは、ここは酒に弱い人の割合がもっとも高い地域でもあるのです。図2‒1の2枚の地図をくらべてみてください。 飲んだアルコールは肝臓で分解されてアセトアルデヒドという有害物質に変わりますが、酒に弱い人はアセトアルデヒドを分解する酵素を作る力が低いため、アセトアルデヒドが体に長くたまります。 水田は実りをもたらす一方で、古い時代にはさまざまな病原体の温床となりました。たとえば、肝臓に重い障害が起きる日本住血吸虫症は、水田や湿地に暮らすミヤイリガイという小さな貝が媒介します。貝の中で増えた日本住血吸虫の幼虫は水温が上がると水中に泳ぎ出し、素足で水田に入った人の皮膚から侵入します。 高熱を繰り返すマラリアも同様です。マラリアを媒介するハマダラカの幼虫も水田や湿地で暮らし、成虫が人から吸血する際にマラリアの病原体が人の体に入ります。酒に弱い日本人は有害物質アセトアルデヒドが血液に多くとけているため、侵入した病原体が活発に活動できない可能性があります。その結果、酒に弱いほうが生きのびやすかったのではないかという説が提唱されています。 さらに連載記事<じつは「がん」は、むしろ「遺伝しにくい病気」だった…!>では、がんについてさらに詳しく解説します。 Read more »

25歳劇団俳優死亡 兵庫・宝塚市内のマンション敷地内で発見

兵庫県宝塚市のマンション敷地内で30日朝、住人の劇団俳優(25)が倒れて死亡しているのが発見された。 宝塚署によると、通行人からこの日午前7時4分に110番通報があったといい、駆けつけたところ、敷地内の駐車場近くにある植え込み近辺に倒れていた。 マンションは18階建て。その最上階に、本人のものとみられる荷物があったという。 同署は、「第三者が関わった様子はみられない」としている。 Read more »

「マイナス金利解除」なら前後で株価はどう動くか 過去の金融緩和解除の場面の株価推移を振り返る

日銀がマイナス金利を解除したら株価はどう動くか(撮影:今井康一) 2016年1月に日銀が導入した「マイナス金利政策」は、現在の大規模金融緩和の大きな柱の1つです。足元のマーケットでは、早ければ年内にも日銀がマイナス金利の解除に動くとの見方も広まりました。そこで、日銀の金融緩和からの転換時期とその前後の株価の行方について解説しましょう。 【図表でわかる】過去の金融緩和解除の場面の株価推移 マイナス金利がよくわかる身近な事例 日銀は、9月22日の金融政策を決める会合でマイナス金利政策の維持を決定しました。マイナス金利は、民間の銀行が日銀に預けている日銀当座預金の一部に適用されるものです。マイナス金利について身近な例から説明しましょう。 皆さんが通信販売で商品を買ったとします。代金を自分の口座があるA銀行から、別のB銀行の口座に振り込まなければならない場合に、日銀当座預金が関係してきます。 このような銀行間の決済では、実際の銀行では1件ずつ処理が行われるのではなく、たくさんの決済がまとめて処理されます。決済がまとめられた結果、銀行間の受払に差額がでますが、この差額受払の処理はAとBの銀行間で直接行わず、それぞれの銀行が持つ日銀当座預金の口座が使われます。 マイナス金利とは、それぞれの銀行が持つ日銀当座預金の「一定額を超えた部分」に、マイナス0.1%の金利が適用されることです。お金を預けている銀行が、日銀に金利を支払うことになります。ですから金利の支払いを避けたい銀行が日銀にお金を預けることを控えて、その分を企業への貸し出しや投資に回すと見込まれます。これが経済の活性化につながると期待されるのです。 しかし、マイナス金利は長期で続けると弊害があると言われます。お金を貸した人が、借りた人に金利を支払わなければならないということは経済の合理性に反しているからです。貸した人は、お金が返ってくるまでの間は「お金を使いたくても使えない」という不自由があります。また「借りた人が返してくれないかもしれない」リスクも負担しているのに、貸した人が金利を支払うのは不自然です。 また、金利をあまりにも低く設定することは、企業が経営の質を高める面でデメリットにつながります。お金を借りても支払う金利がわずかで済むなら、それを上回って、収益をあげなければならないハードルが下がるからです。 マイナス金利はコロナ禍で経営が厳しい企業への支援の面もありました。しかし、コロナ禍から回復に向かう環境なのに、企業が収益性を高める努力を怠ると、無理して破綻せずに生きながらえている「ゾンビ企業」が増えてしまい、わが国全体で見た企業の価値が高まらない原因にもなります。 低迷する「日本の1人当たり労働生産性」 昨年12月に日本生産性本部から「労働生産性の国際比較2022」が公表されました。その内容から2021年の日本の1人当たり労働生産性は、欧州やアメリカなどを含んだ先進国で構成されるOECD(経済協力開発機構)加盟の38カ国のうち29位に落ち込んでいます。 例えば、工場で製品を作るには原材料に加えて、ガスや電気なども必要です。これらを使って人間が手を加えることにより製品が完成します。この製品の販売価格から原材料や燃料など労働力以外で費やされた金額をさし引いた額が、製品を作るために加えられた「労働力の金額(価額)」となります。1人当たり労働生産性を簡単に言えば、このような労働力の金額を1年間で合計して、1人当たりで算出したものです。 この1人当たり労働生産性ですが、賃金水準と深いつながりがあります。「生産性が低いなら、それに見合った低い賃金しか得られない」という関係があるのです。至極あたりまえなのですが「働いた成果が小さければ、それに見合う賃金しかもらえない」ということです。 実際に、OECDが公表した2021年の平均年間賃金では、日本は24位でした。労働生産性とおおむね同じくらいの順位です。今後、わが国で賃金が本格的に継続して上がるには、労働生産性を高めていかなければなりません。 わが国の労働生産性が低い理由について、デジタル化の遅れなどさまざまな説がありますが。本質的な理由は大きく2つあります。 1つは人が適所に配置されにくいことです。例えば、会社員をしていると身の回りで、人手が足りなくて忙しすぎる部署もある一方、言葉は悪いですがヒマな部署でたくさんの人を抱えているケースもあります。人材の流動化が十分といえない状況で、会社内でも適材適所への異動が難しい場合が多いようです。 会社から広げて業界の面から見ても、人がだぶついている業界もあれば、建設業、飲食後や運送業など人手不足の業界は、なかなか人材が供給されない状況です。人が余っている部署や業界が多いと、生産性の低い会社員も多くなって、日本全体の平均値で見た労働生産性は低いものとなります。 2つ目の理由は、マイナス金利政策とも関係します。金利が低すぎるとゾンビ企業が生き残ってしまうというお話はしました。ゾンビ企業は倒産せず、雇用を守るという観点では社会的に評価できる面もあります。しかし生産性の面から見ると良いとは言えません。収益を生まない企業なら、そこで働いている従業員の生産性は低いため、わが国の労働生産性の全体の平均値を押し下げてしまいます。 賃金の伸びが物価高の勢いに追いつかない 今までわが国の賃金が上がらなかったのは、こうした原因があったからです。しかし足元で、ようやく賃金が上昇してきました。日本労働組合総連合会(連合)が7月に発表した春季生活闘争(春闘)の最終集計で2023年の賃上げ率は3.58%、30年前の1993年(3.90%)以来の上昇です。 こうした賃金の伸びは、まだ物価高の勢いに追いついていません。厚生労働省が9月8日に発表した勤労統計調査からは、1人当たりの賃金は物価を考慮した実質で前年同月比2.5%減と、16カ月連続マイナスでした。 日銀が大規模金融緩和を解除するには、「賃金の上昇を伴う形で」の2%の「物価安定の目標」を持続的・安定的に実現することが条件とされています。「実質賃金のプラス転換」が緩和解除のポイントとなるでしょう。 足元では、植田和男日銀総裁が9月9日の読売新聞のインタビューで金融緩和解除に向けて「年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない」と発言したことで、年内のマイナス金利の解除までを予想する見方も見られます。 しかし、筆者はマイナス金利の解除の時期は来年の7月あたりと見ています。これまでの円安や原油高、小麦などの原材料高が、遅れて価格転嫁されてきたことで、さまざまなモノの値上げが進んできました。しかし、こうした値上げが一巡した後は、実質賃金が回復に向かうと見られます。来年の春闘での賃上げを確認したタイミングで、日銀がマイナス金利を解除に向かうでしょう。 賃金が上がらなかった本質的な原因は、労働生産性が低いこと、とお伝えしました。今後はわが国の企業も収益性の改善に向けた努力が期待されており、それに連動して労働生産性が高まっていくと期待されます。労働生産性は短期的に改善が難しいものですが、長期的な改善方向が賃金上昇と2%の物価安定の持続的実現につながると見ています。 マイナス金利の解除前後で株価はどのように動く? それではマイナス金利の解除前後で株価はどのように動くのでしょうか。 過去の金融緩和解除前後の日経平均株価の騰落状況を参考に考えてみましょう。 ... Read more »

配達員さんが好き過ぎる柴犬が超話題!その関係性に「おてでハンコ押すの好き」「こんな平和が溢れたら良いのに」大反響

配達員さんが好き過ぎる柴犬が超話題!その関係性に「おてでハンコ押すの好き」「こんな平和が溢れたら良いのに」大反響 YouTubeチャンネル『柴犬おいも君』に投稿されたのは、大好きな配達員さんを熱烈歓迎する柴犬さんのお姿。毎朝のように配達に来てくれるという配達員さんのことが好きで仕方がない柴犬さんやり取りがあまりに平和過ぎると話題になっています。 SNSでの総再生回数300万回を超えるその光景は、多くの人々に笑顔と癒やしを与えることとなりました。 佐川急便の配達員さんが好き過ぎる柴犬さんが話題に YouTubeチャンネル『柴犬おいも君』の主役は、その名の通り柴犬の「おいも」くん。元気いっぱいでとにかくフレンドリーな2歳の男の子です。そんなおいもくんには、家族以外に大好きな人がいるのだとか。そのなかでも、特に愛が溢れて止まない人…それは、佐川急便の配達員さん! 柴犬「おいも」くん この日は少し久しぶりに佐川急便の配達員さんと会えたというおいもくん!大好きな配達員さんとの触れ合いに大興奮!『おはよう!おいもくん!』そう声を掛けてもらうと、千切れんばかりにしっぽをフリフリしながら、まさに熱烈歓迎。 大好きな佐川急便の配達員さんにご挨拶 『嬉しい、よかったやん!お外出てて!』おいもくんの嬉しそうな姿に思わず飼い主さんも笑みを溢します。ただただ笑い声が溢れるその光景はまさに平和で優しい世界。 荷物を飼い主さんに渡したあと、おいもくんに『はんこ押してくれる?これ』と受領証を差し出す配達員さん。すると、おいもくんも元気におててでタッチ!肉球印が完了したようです。 全力で『大好き!』を表現する姿にほっこり♡ 配達員さんへの大好きが溢れてハグをするかのように抱きつくおいもくん。『ハイタッチ!ハイタッチ!』と配達員さんがそう声を掛けるととっても上手にハイタッチを炸裂させます。 久しぶりに会えたこともあり大興奮! 大好きを表現するおいもくん 忙しいなか、おいもくんとの時間をしっかり確保しつつ触れ合ってくれる配達員さん。配達員さんにとっても、おいもくんとの時間は癒やしの一時なのかもしれませんね。 やっと落ち着き始めたものの… 配達員さんとの触れ合いに醒めやらぬテンション とはいえ、時間は有限。そろそろお別れの時が近付いてきたようです。やっと落ち着いてきた頃、おいもくんと視線をあわせて『落ち着いた?』と声を掛ける配達員さん。 お別れだと気付いたのか、もう一度ハグとハイタッチをするおいもくん。 お得意の「ハイタッチ」が炸裂! 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい… また会える日まで!その関係性に感動 そして配達員さんが車に乗り込むところまでをしっかりとお見送り。きっとまたすぐに会えるはず、ちょっぴり寂しそうなおいもくんと、その姿に後ろ髪を引かれながらその場を離れる配達員さんの関係性には思わず頬が緩みます。 しっかりとお見送りをするおいもくん この投稿には「元配達員ですが、キツイ仕事の中でわんちゃんの存在は癒やしでした」「現役配達員ですが、こんなに可愛い子が居たら仕事も頑張れるだろうな」「落ち着きなくなっちゃうの可愛い」「大好きなんだなあ」「こんな光景が溢れかえれば良いのに」など多くのコメントが寄せられています。 おいもくん、配達員さん、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました! 写真・動画提供:YouTubeチャンネル「柴犬おいも君」さま 執筆:ayano 編集:わんちゃんホンポ編集部 ※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。 Read more »

親が乗らなくなった「レクサス」をくれたけど、贈与税は関係ある? 車を「借りる」ほうが良いの?

親が乗らなくなった「レクサス」をくれたけど、贈与税は関係ある? 車を「借りる」ほうが良いの? 乗らなくなった車の譲り受けは贈与に該当 贈与とは自分以外の人から財産を譲り受ける行為をいい、贈与があった場合には贈与税がかかります。「贈与=現金」というイメージがあるかもしれませんが、贈与の対象になるのは「財産」であり、車も当然に対象となります。 そして「自分以外の人から」ということは、財産を譲り渡した人が親であろうと子どもであろうと関係ありません。誰かから財産を譲り受けたのであれば、贈与に該当します。 レクサスを貰ったら贈与税がかかるのか まず、贈与税がかかるか否かに車種は関係ありません。贈与時点でその車の時価がいくらなのかによります。贈与税には110万円の基礎控除額があるので、車の時価が110万円以下なら贈与税はかからず、110万円を超える場合には超えた部分の金額に対して贈与税がかかります。 車の時価の調べ方 車の時価は中古車買い取り店などの査定で知ることができます。贈与前にとりあえずおおまかな情報が知りたいという場合には、インターネット上で売られている中古車の中から、車種や年式、走行距離などが近いものを参考にするとよいでしょう。 贈与税の発生に車種は関係ないと前述しましたが、レクサスであれば元々の車体価格が高い分、贈与時点の時価も高い可能性はあります。高級車や珍しい車などは大衆車に比べると、年数が経っていても時価が110万円を超える可能性が高いので、贈与のタイミングには注意が必要です。 親から借りれば贈与ではない 車の名義変更をせずに、「親から借りる」という形で車を使用すれば贈与に該当しないので贈与税の心配もありません。面倒な名義変更手続きもなく、効率的かもしれませんね。ただし、車の任意保険の内容には気を付ける必要があります。車の所有者である親以外の人が運転し事故を起こしたとしても、補償が受けられる状態にしておきましょう。 まとめ 親から乗らなくなったレクサスを譲り受けたら贈与となり、贈与税の対象になります。贈与税が発生するか否かは名義変更時点での車の時価によるので、高級車の場合には年数が経過していても油断はできません。車の時価が110万円を超えるのであれば、名義変更をせずに親から車を借りるという形も検討するとよいでしょう。 出典 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー Read more »

声優・内田真礼さんが“照れ笑い”のコロコロ始球式 自ら「打撃一閃Tシャツ買いました」

セレモニアルピッチに登場した声優の内田真礼さん【写真:荒川祐史】 自身のファンクラブ会員のツアーでこの日の試合を観戦 ■ソフトバンク ー 日本ハム(30日・PayPayドーム) 30日にPayPayドームで行われたソフトバンク対日本ハム戦で人気声優の内田真礼さんがセレモニアルピッチを務めた。内田さんは自身のファンクラブ会員とのツアーでこの日の試合を観戦。セレモニアルピッチの大役も任された。 ホークスファンでも知られる内田さんは誕生日にちなんだ背番号「1227」のユニホーム、白のパンツ姿でマウンドへ。大きく足を上げて投じたボールはホームベースの遥か手前でバウンドし、コロコロと転がった。捕手役を務めた甲斐野央投手になんとか転がり届き、内田さんも照れ笑いを浮かべていた。 自身4度目の“始球式”は残念ながらノーバウンド投球とはいかず「届かなかったですね……。110点くらいですかね」と苦笑い。「FAで来てくれた選手が好き」ということで、この日はグッズショップの「ホークスストア」に行き、近藤健介外野手の「打撃一閃」Tシャツと、投球時に手首に着けたシュシュを購入した気合いの入れよう。過去3度、登板した試合は全て勝利しており、この日も勝利の女神となれるか注目だ。(Full-Count編集部) Read more »

三浦瑠麗が墓穴発言!ジャニーズ排除のテレビ局に「実に偉そうだなあ」

三浦瑠麗が墓穴発言!ジャニーズ排除のテレビ局に「実に偉そうだなあ」 ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、NHKが所属タレント出演の新規契約を結ばない方針を明らかにした件で、すっかり姿を見なくなった国際政治学者の三浦瑠麗氏がモノ申した。三浦氏は自身のX(旧Twitter)で、次のように持論を展開。 〈NHKのジャニーズ所属タレント起用停止は、補償や再発防止策が着実に実施されていることが確認できない限りという前提つきなので納得感はあるものの、テレビ局はみな当事者なんだよね。なんか、自分たちは関係ないかのように振る舞うことができる存在って、実に偉そうだなあ、という印象は免れ得ない〉 これが思わぬ墓穴を掘る原因となった。なにしろ「夫の不祥事に『自分は関係ない』かのような振る舞いしてるの誰でしたっけ」「これは大きなブーメランだ」などと、批判の声が上がったからだ。放送関係者が言う。 「各テレビ局がジャニーズ問題の当事者なのはその通り。ただ、各局は今までの報道姿勢などを反省して謝罪の言葉を発するなどしており、『自分たちは関係ない』といった振る舞いかどうかは、疑問が残るところです。三浦氏は夫の清志氏が太陽光発電事業に絡む業務上横領容疑で今年1月19日に家宅捜査を受け、3月に逮捕、起訴されている。自身の関与については知らぬ存ぜぬの態度で、批判されています。それだけに今回の発信に『自分のことは棚に上げて』感が否めないのは仕方がないでしょう」 何を言ってもツッコミを入れられるのはある意味、気の毒な気もするが…。 (石見剣) ・ ・ ・ Read more »

小室圭さん、セレブ人脈を期待され重要任務に引っぱりだこ 「表舞台から離れたい」眞子さんの希望は遠のくばかり

10月には32才となる眞子さんと、小室氏 「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」──小室眞子さんの名前の「眞」の一字に込められた秋篠宮ご夫妻の思いだ。奇しくも「ありのままに」というのは、夫の小室圭さんの好きな言葉「LET IT BE」とも重なる。 【写真】もこふわフリースデート時の小室圭氏・眞子さん夫妻。他、たこ焼きを持つ佳子さま、半袖デートの小室氏眞子さんも  10月23日、眞子さんは32才の誕生日を迎える。2021年11月に米ニューヨークに移住して以降、2回目の誕生日だ。この1年間で、眞子さんを取り巻く環境は大きく変わった。小室さんは三度目の正直でニューヨーク州司法試験に合格し、勤務先の法律事務所であるローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)で晴れて弁護士となった。今年6月には、弁護士登録からわずか3か月ながら「国際貿易と国家安全保障」を担当する花形の部署に配置転換。さらに、8月下旬には「投資ビジネス」の分野を新たに任されるなど、活躍は目覚ましい。  一方の眞子さんは、2022年2月にメトロポリタン美術館(MET)に日本絵画の解説文書を寄せて以降は、表立った活動をしていない。小室さんとの結婚に関しては、たとえ世間から逆風が吹いてもありのままに進行してきた眞子さん。しかし、夫婦のスタンスにずれが生じつつあるいま、誕生日を笑顔で迎えられそうにない状況にあるという──。  現在小室さんが在籍する部署は、いったいどのような業務に携わるのか。OMM法律事務所の弁護士でニューヨーク州弁護士の米盛泰輔氏が解説する。 「国をまたいだ貿易や投資に関する規制に対応する部署です。場合によっては、アメリカ政府と大企業との間に立つこともある立場ですから、事務所にとって重要な部署といっていいでしょう」  部署のなかでも、前述の「投資ビジネス」は、全米で5本の指に入るほどのLSの得意分野だという。 「未上場のベンチャー企業(新興企業)に対して投資を希望するなかには、銀行、政府系金融機関などの機関投資家や富裕層、各国の王族から資金を調達している団体もいます。彼らを顧客にすることができれば、人脈も広がりますし、自ずと業績も上がる。事務所が注力するのもうなずけます」(金融ジャーナリスト)  小室さんが重責を負ってからわずか1か月足らず。9月下旬、またしても小室さんに新たな業務「G-BRIGDE」が任された。 「内容は、民間企業が政府機関と取引する際のサポートで、政府機関を紹介したり、政府機関との契約を結ぶ際に法律のアドバイスをしたりするようです。そのジャンルに特化した部門がある法律事務所は非常に珍しい。業務を円滑に進めるためには、アメリカ政府や自治体との連携が欠かせません」(米盛さん)  さらに、小室さんが新たに2本のレポートを共同執筆したこともわかった。LSのホームページに、「サイバーセキュリティーに関する説明」、「貿易についての最近の傾向分析」がそれぞれ掲載されたのだ。 「あくまで共同執筆という形なので、小室さんがどの程度、2本のレポートに関与したのかは不明です。ただ、自分のクレジットが入ったレポートが世に出れば、取引先に名前を売ることができますから、彼にとって今回の掲載は大きなプラスになったでしょう」(米盛さん)  弁護士登録からわずか半年強ながら、次々に “政府筋”の業務を任され、さらにはレポートの執筆者として名を連ねるという、あまりにも大きな成果を上げ続ける小室さん。彼にかかる期待は、日増しに大きくなっていることがうかがえる。 「小室さんは、元皇族の夫であり、将来の天皇の義兄です。アメリカにおいては、日本の皇室だけでなく、世界のロイヤル、セレブ人脈を持つトップレベルの逸材だと認識されても不思議ではありません。ビジネスの世界で引っぱりだこになるのは当然でしょう」(在米メディア関係者)  小室さんにとってはこの上なく喜ばしい状況。しかし、眞子さんはこの事態に戦々恐々としているという。 小室さんの本当の実力  眞子さんはいまだに秋篠宮ご夫妻とは疎遠のようだ。 「9月11日、紀子さまのお誕生日に際して公開された文書に《眞子の幸せをいつも願っております》という表現がありましたが、昨年の文書に書かれた《二人の幸せを祈っております》とは対照的で、小室さんの存在が無視された形でした。眞子さんの心はますます紀子さまから離れてしまうのでは……。それでも唯一、佳子さまとだけは連絡を取り合っているそうです」(宮内庁関係者)  佳子さまは、外交関係樹立150周年を記念する式典などに参加されるため、11月にペルーを訪問される予定だ。ペルーは、眞子さんが皇族として最後に訪問したゆかりの土地だ。 「日本からペルーへは直行便がなく、北米で乗り継ぎをするのが一般的です。トランジットの際に、あるいは土地勘のあるペルーの現地まで、眞子さんが佳子さまに会いに行く可能性は充分にある。再会となれば2年ぶりとなりますが、佳子さまにはお立場上、警備がつくことになりますから、眞子さんは誰にも知られず単独で佳子さまに会うことは難しいのです」(皇室ジャーナリスト)  佳子さまは皇族ゆえ、簡単に海外に行かれることはできない。眞子さんは、この機会を逃すわけにはいかないと考え、これまで以上に慎重に行動しているという。 「眞子さんは、METの解説文書以降も美術関連の仕事にかかわっているようですが、顔や名前を出して注目を浴びることをとにかく避けたがっているようです。もし悪目立ちして日本国内から批判を浴びるような事態が起きれば、11月の再会が危ぶまれるかもしれない。そもそも渡米したのも、元皇族として注目されない生活拠点を求めてのことだった。できるだけ波風を立てず、隠居生活を送りたいという思いがあるのでしょう」(在米ジャーナリスト)  できるだけ表舞台から離れたいという眞子さんの意向とは対局に位置する、最近の小室さんの抜擢や、目立ちすぎる仕事。眞子さんの誤算はそれだけではない。前出の在米ジャーナリストは、小室さんの実力について首をかしげる。 「小室さんは、司法試験に何度も落ちていますし、そもそも大学で法学部にすら通っていません。法律事務所への適正が本当にあるのかどうかは藪の中です。もし現在の小室さんが実力以上の仕事を掛け持ちしており、“本当の実力”が露呈するようなら、いよいよ眞子さんの人脈を露骨に使って勝負をしないと、アメリカの厳しい実力社会では生き抜けないでしょう。そうすれば必然的に、眞子さんにも目が向けられることになる。  眞子さんにとって、小室さんがこれほど事務所から一心に期待され、注目を集めることは誤算だったのではないでしょうか」  眞子さんの葛藤は続く。 ... Read more »

【中日】根尾昂、6回1失点で降板 援護なくまたプロ初勝利逃す

3回を投げ終えベンチに戻る根尾昂(カメラ・宮崎 亮太) ◆JERAセ・リーグ 巨人―中日(30日・東京ドーム)  中日の根尾昂投手が6回1失点でマウンドを降りた。  初回先頭・梶谷に遊撃内野安打を許した。坂本には四球を与え、1死一、二塁。岡本和を遊ゴロ併殺に仕留めた。2回1死一塁では丸に左翼線二塁打を浴び、1死二、三塁。吉川尚の二塁内野安打で先制を許した。4回無死一、二塁では丸を二直に打ち取り、飛び出していた二塁走者もアウトにし、ピンチをしのいだ。6回は制球が乱れ、3四球で2死満塁。吉川尚を一ゴロに仕留め、無失点で乗り切った。6回1失点と試合を作ったが、援護なく再びプロ初勝利を逃した。  昨年6月に外野手から投手に登録変更。2軍では0勝7敗だったが、18日の広島戦(バンテリンD)で今季初先発。6回2/3を4安打で4失点(自責0)で勝敗はつかなかった。 Read more »

青木さやかが肺がん・パニック障害・母の死を経てたどり着いた「50歳」

青木さやかが肺がん・パニック障害・母の死を経てたどり着いた「50歳」 2023年9月22日、青木さやかさんの最新書下ろしエッセイ集『50歳。はじまりの音しか聞こえない』(世界文化社)が発売された。発売前より予約が殺到し、発売前に重版も行われた。 『50歳。はじまりの音しか聞こえない』(世界文化社) タイトルに込められた意味 青木さんによると、タイトル「はじまりの音しか聞こえない」には、過去や未来ではなく「今に集中したい、楽しみたい」という想いがこめられているという。50歳になった今、過去の失敗や、健康面や子どもの学費など未来のことについて考えても、後悔や不安がつもるばかり。そうではなく、「今」だけに集中し、いかに不安を持たないか、ということが大事だと考えているという。 また、サブタイトルである「青木さやかの反省道」の背景には、自身が肺がん・パニック障害になり、同じタイミングで母も亡くなるなど、不幸が重なった5年前が転機になったという。 「死が目の前に現れたときに、過去を振り返って反省がしたくなった」という青木さんは、嘘をつかない、悪口言わない、優しい態度、丁寧な言葉遣い、約束を守る、不貞腐れない……などなどのルールを守って「生きなおし」をすることを決意。この生きなおしを「反省道」と呼んでいる。 はじめは自分でも「こんなことできる人いるの?」と思っていたが、5年が経ち、頭のなかにしっかりと入ってくるようになったという。「すべて出来るようになるのは難しいですが、なにかあった時に反省してすぐに切り替えられるようになりました。少しずつ自分が変わる感覚があって、人ともあまり揉めなくなりました」と発売イベントで語っている。 タレント、女優、動物保護活動家、文筆業と、マルチに活躍中の青木さやかさんが、女性のターニングポイントといわれる50歳を迎えて、恋愛、人生、反省道、等身大の一人の女性として赤裸々に綴る。アラフィフを経験するすべての女性にオススメの1冊だ。 ■青木さやかさんプロフィール あおき・さやか/タレント、俳優、司会者。1973年愛知県生まれ。「どこ見てんのよ?」の決め台詞でブレイク。その後バラエティ番組や数々のドラマ出演で活躍。NHK「あさイチ」やテレビ東京「なないろ日和」にも出演している。舞台出演、講演も行う。仲間との動物保護活動にも力を入れている。2021年刊のエッセイ集『母』が版を重ねた。他の著書に『厄介なオンナ』『母が嫌いだったわたしが母になった』などがある。 【目次】 ●1973年生まれ。勝ち組になれなくて ●50歳、「おばさん」の居場所って⁉ ●わたしは”バツイチ” “シングルマザー” ●48歳の恋。50歳目前の失恋 ●失恋後遺症、らしい ●50歳にして、わたしの「反省道」 ●「断捨離」は本当のオトナへの儀式だった ●”オトコ” ってわからない! ●こうなったら、マッチングアプリ。そしてお見合い ●50歳、振り向かれるオンナになるには? ●恋愛中毒。その処方箋はあるか⁉ ●独り身オンナの「お金」のマナー ●離婚のレッテルか? 未来へのパスポートか? ●50歳。はじまりの音しか聞こえない ※画像提供:世界文化ホールディングス ... Read more »

公務員からミス・ジャパンが誕生 佐賀県庁職員・吉田愛さん「立場にとらわれずに輝ける」

『2023ミス・ジャパン』グランプリに輝いた吉田愛さん 「これから頑張っていきたい」と今後の活動に意欲 『2023ミス・ジャパン』の四次選考が28日にホテル椿山荘東京で開催され、39人のファイナリストが出場。佐賀県代表の公務員の吉田愛(よしだ・あい/25)さんがグランプリに輝いた。 吉田さんは、現在、佐賀県庁に勤務する公務員。グランプリ受賞のスピーチでは、「誰でも立場にとらわれずに輝けることを皆さんに伝えたい」とコメントした。 また、「たくさんのファイナリストと頑張ってきたので、その方々の思いを背負って、これから頑張っていきたい」と今後の活動に意欲をみせた。 2位には、山口代表の廣井里咲(ひろい・りさ/24)さん、3位には熊本代表の大野栞莉(おおの・しおり/25)さん、4位に北海道代表の長谷美幸(はせ・みゆき/28)さん、5位には大阪代表の柳瀬アレッサ(やなせ・あれっさ/30)さんが選ばれた。ENCOUNT編集部 Read more »

浜崎あゆみ 暴言の楽しんごに引き分け提案「私に責任があると思います」

浜崎あゆみ(左)と楽しんご 歌手の浜崎あゆみ(44)が30日までに自身のインスタグラムを更新。ストーリーにて自身に暴言を吐き謝罪した楽しんご(44)に言及した。 楽しんごは27日に、浜崎の写真を「X」(旧ツイッター)に投稿。「ブス」などと容姿を中傷し批判した。これについて非難が殺到すると、28日に自身のユーチューブチャンネルを更新。浜崎について、約10年前に浜崎の誕生日会にて披露したギャグが酷くスベり、時折フラッシュバックすることなどを振り返ると「思ってもいないようなことを、何も考えずに投稿してしまった」と謝罪していた。 楽しんごの謝罪動画に対し浜崎はストーリーを投稿。「よく思い返したら楽しんごちゃんに会いたい!ってリクエストしたのはわたし自身だったんです、そしてお会いできてうれしかったのにきっと私がその場の空気を取り仕切れず嫌な思いとして残ってしまったのかなと思います」と振り返り。「来て頂いた方を不快にさせたなら、その場の主である私に責任があると思います」と反省を語った。 続けて「ただ、ただね、実際すべったのは楽しんごちゃん自身なんで笑、もうこの話は引き分けで終わりません?笑」と痛み分けを提案。「私は本当に再会できる日を楽しみにしていますよ」と語った。 浜崎のストーリーに楽しんごも反応。「X」にて「もうダメだ! 手が震えて涙が止まらない! 本当に本当にすみませんでした」と謝り倒していた。 Read more »

卓球・張本美和&木原美悠ペア、大金星で銅メダル以上確定! 世界最強中国ペアを撃破「最後まで攻めの気持ちで」【アジア大会】

張本美和、木原美悠ペア【写真:Getty Images】 杭州アジア大会・卓球女子ダブルス 杭州アジア大会・卓球は30日、女子ダブルス準々決勝に張本美和、木原美悠ペアが出場。世界大会2連覇の中国・孫頴莎、王曼昱ペアを3-1で撃破。15歳の張本、18歳の木原がシングルス世界ランク1位の孫、同3位の王のペアを撃破するという大金星を挙げ、銅メダル以上が確定した。 地元・中国のファンが詰めかけ、「加油!」の大声援が降り注がれるアウェーの雰囲気の中、日本の若き2人が大金星を掴んだ。第1ゲーム、いきなり互角以上に打ちあって11-9と先取。第2ゲームは女王の貫禄を見せつけられて5-11で落としたものの、第3ゲームは11-7で奪い、メダル確定に王手をかけた。 迎えた第4ゲームでは、いきなり張本のスマッシュが決まって日本が先制。中国も実力を見せるが、ミスもあって日本が6-3とリードした状況で中国がタイムアウト。中国はここから地力を見せ、5連続ポイントを奪うが、張本が見事なレシーブで勢いを止めた。9-9と同点で迎えた場面で、会場は中国ファンの大声援。これをものともせず、またも張本が得点を奪ってマッチポイントを迎えると、最後もポイントを奪って11-9。3-1で勝利した2人はガッツポーズを作り、ハグで喜び合った。 張本は試合後のインタビューで「団体戦では負けてしまったんですけど、リベンジの気持ちをもって挑めて勝つことができてうれしい」と喜びを口にし、「一日一日重ねることに、コンビネーションがよくなってきた。ラリーに対応することができて良かった」と手ごたえを語った。 木原は「中国選手と対戦するときは攻める気持ちが一番大事。最初から最後まで攻める気持ちでやっていた」と笑顔を見せた。張本は「しっかり調整して、ここまで来たからには目指すは優勝」と語り、木原も「ここまで来たからには優勝を目指して頑張る」と決勝へ向けて意気込んだ。 日本勢の女子ダブルスのメダル獲得は、福原愛・石川佳純ペア、藤井寛子・若宮三紗子ペアが銅メダルを獲得した2010年の広州大会以来、13年ぶりとなった。準決勝では、韓国ペアと台湾ペアの勝者と対戦する。 THE ANSWER編集部 Read more »

岡田紗佳の〝エガちゃんポーズ〟が話題に「取って入れてだーーーーーす!!」 「エガちゃんねる」とのリベンジマッチにも意欲

グラビアアイドル、ファッションモデル、プロ雀士の岡田紗佳 サンケイスポーツ競馬のGⅠ全ツッパ予想でおなじみのモデルでプロ雀士、岡田紗佳(29)が29日までにSNSを更新。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の試合後インタビューで披露した自身の〝エガちゃんポーズ〟に触れた。 岡田は28日のMリーグの1回戦で今シーズン初トップを獲得。勝利者インタビューで「取って入れてだーす!」と江頭2:50(58)と約束していたギャグを披露し、話題になった。 岡田が9月4日に公開された江頭のユーチューブチャンネル「エガちゃんねる」に出演。江頭らとの特殊ルール麻雀対決に敗北し、「勝利者インタビューで江頭のギャグをやる」と約束していた。インスタグラムでは「取って入れてだーーーーーす!!初トップとったどー!!!!!!」とインタビュー中の自身の写真を添えて歓喜。また、「エガちゃんねる」の公式X(旧ツイッター)から「岡田プロが本日、初トップを取り、 約束通り勝利者インタビューで 江頭さんのギャグをしてくださりトレンド入りみたいです! 岡田プロ、おめでとうございます」と祝福されると「またリベンジさせてください」と応じ、リベンジマッチを希望した。 岡田の投稿に対し、ファンからは「エガちゃんパワーでトップ取ったど〜」「ちゃんとやってくれるおかぴー大好きです」「このポーズ、おかぴーめちゃくちゃお気に入りだね🤣」などと面白がる反応が上がっていた。 Read more »

居酒屋でお刺身の「ツマ」を残すとどれだけ損? ツマの役割についても解説

居酒屋でお刺身の「ツマ」を残すとどれだけ損? ツマの役割についても解説 刺し身の「ツマ」とは? 刺し身のツマとは、刺し身に添えられている飾り野菜や海藻のことを指します。ツマというと大根の千切りをイメージするかもしれませんが、他の野菜や海藻類が用いられることもあります。 ツマの別名は、取り合わせの意味を持つ「あしらい」です。あしらいには、千切り野菜の「けん」、刺し身の彩りと風味を加える「つま」、薬味の「辛み」の3種類があります。刺し身のツマとしてよく目にする大根の千切りは正式には「けん」に分類されますが、一般的にはまとめて「ツマ」と呼ばれています。 刺し身の「ツマ」の金額 刺し身のツマの分量はお店や人数分によって異なりますが、1人前あたり大根50gと大葉2枚を使用したと仮定します。東京都中央卸売市場の「市場統計情報(月報・年報)」によると、2023年7月の大根の取引平均価格は1kgあたり92円です。50gあたりの取引価格は約4.6円となります。 一方、2023年7月の大葉(しそ)の取引平均価格は1kgあたり423円です。しそ1枚の価格を1gとすると、1枚あたりの価格は約4.2円となります。大根50gの価格を4.6円、大葉2枚の価格を8.4円とすると、刺し身のツマの金額目安は約13円となります。 刺し身の「ツマ」の役割 刺し身の「ツマ」にはさまざまな役割がありますが、その中の1つとして見た目を華やかにする役割があります。さらに刺し身を盛り付けただけでは殺風景に感じることがあるため、ツマを添えることで立体感や華やかさを演出できます。 もう1つの役割は、刺し身をより安全に美味しく食べるためです。刺し身は切ってから時間がすると、水気が出てきて匂いが気になることがあります。つまを刺し身の下に敷くことで、刺し身から出たドリップを吸収して鮮度を保ちます。 殺菌目的でツマを添えているケースもあるようです。大根の辛味成分である「イソチオシアネート」には、殺菌効果や抗酸化作用が期待できるといわれています。また、わさびに含まれる辛味成分「アリルイソチオシネアート」にも殺菌効果が期待できます。 飲食店で提供される刺し身は十分に鮮度管理がされていますが、鮮度をキープしにくかった時代の名残りとしてツマを添えている一面もあるのかもしれません。また、ツマには口の中をさっぱりとさせる効果があるため、口直しのためにツマを添えている飲食店もあるでしょう。 刺し身の「ツマ」を有効活用しよう 刺し身のツマにかかる費用はそれほど高くないため、食べなくても大きな損をすることはありません。刺し身のツマはドリップを吸い込んで見た目や匂いが気になるケースもあるため、気になる場合は無理に食べる必要はないでしょう。 また、スーパーマーケットで購入した刺し身にツマが付いていた場合は、一度水洗いしてからサラダや炒め物などに活用する方法もあります。 出典 東京都中央卸売市場 統計情報検索結果(だいこん) 東京都中央卸売市場 統計情報検索結果(しそ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー Read more »

元エリザベス役・乃木坂46梅澤美波『七つの大罪 黙示録の四騎士』宣伝大使に就任「とても光栄」

アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』宣伝大使に就任した梅澤美波  アイドルグループ・乃木坂46の梅澤美波が、TBS系アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』(10月8日放送スタート 毎週日曜 後4:30)の宣伝大使に就任した。  2018年に舞台『七つの大罪 the STAGR』でヒロイン・エリザベス役を演じ、本作への思い入れも強い梅澤が、10月8日の放送開始に向けてさまざまなTBSの番組で本作を宣伝する。2021年からおよそ1年半にわたり月曜レギュラーを務めていた朝の情報番組『THE TIME,』にも出演予定となっている。  さらに、10月1日午後4時30分から『七つの大罪 黙示録の四騎士』ナビ番組の放送も決定。宣伝大使の梅澤とよゐこの濱口優が、同作のみどころをたっぷりと紹介する。  『黙示録の四騎士』は、“神の指”と呼ばれる辺境の地で祖父と暮らす優しき少年・パーシバルが、ある謎の騎士との出会いをきっかけに、果て無き旅路へと足を踏み出すことになる冒険ファンタジー。  2012年10月~2020年3月にかけて『週刊少年マガジン』で連載された『七つの大罪』の正統続編として「聖戦」の16年後の物語を描き、2021年1月から同誌で原作漫画が連載されている。 ■乃木坂46・梅澤美波 コメント この度、アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の宣伝大使に就任した梅澤美波です。「七つの大罪」に加えて、現在連載中の「黙示録の四騎士」の原作マンガをすべて読ませていただいていたので、アニメ続編を楽しみにしていたファンの一人として、宣伝大使就任はとても光栄に思っています。 前作からのファンの方だけでなく『七つの大罪 黙示録の四騎士』に初めて触れる方にも楽しんでいただける内容になっていますので、その魅力をしっかりと伝えていきたいと思います。 皆さん、お楽しみに! Read more »

韓国メディアも恐れる中国サッカー「荒いプレーで悪名高い」 監督は完全アウェーの「圧迫」に警戒【アジア大会】

サッカー韓国代表【写真:ロイター】 アジア大会のサッカーは10月1日に準々決勝 中国・杭州で行われているアジア大会で、男子サッカーは8強が出そろい10月1日に準々決勝が行われる。日本は北朝鮮と対戦し、3連覇を目指す韓国は中国と対戦する。韓国の各メディアは、中国への警戒論を掲載。戦力というよりも、ラフプレーや地元開催での観客に要注意だとする論調だ。 今回の韓国代表は、Jリーグのセレッソ大阪などでも活躍したファン・ソンホン監督が率い、グループリーグからの3試合で21得点する一方でわずか1失点と圧倒的な結果でここまで勝ち進んできた。 そして韓国の放送局「SBS」は「荒いタックル、荒っぽいプレーで悪名高い中国は、よりしっかりと準備しなければならない相手だ」と報じている。 記事によると、6月に杭州への適応をかねて代表が行った中国戦で3選手が負傷。さらに「今大会にビデオ判定(VAR)がないのも不安感を高めている」と、再び中国のラフプレーが出るのではと指摘している。 続けて「ホームのファンの一方的な声援も、代表が勝たなくてはならない宿題だ」としている。試合が行われる10月1日は、中国では建国記念日にあたる国慶節だと指摘したうえで「5万人の観客が『ジャーヨウ(加油=がんばれ)』と叫ぶ中国のファンでいっぱいになるとみられる」とした。 戦力的には韓国有利とみている。中国はレギュラーのMF、DFが1人ずつ累積警告で試合に出場できない。一方のU-24で戦う韓国は、注目されるイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が「ますますチームに溶け込んでいる」と報じられるなど盤石だという。 ファン・ソンホン監督も、27日のキルギスタン戦後に「多くの観客と、荒いプレーという圧迫に勝てなければ、金メダルを首にかけることはできない」と2つの要素を挙げて警戒。観客も熱くなることで知られる両国の対戦は、どのような結果となるだろうか。 THE ANSWER編集部 Read more »

『天下一品の鍋つゆ』が登場! 天一好きにはたまらない完成度 / 「家麺」スープとも比較してみた

『天下一品の鍋つゆ』が登場! 天一好きにはたまらない完成度 / 「家麺」スープとも比較してみた こってりに対して並々ならぬこだわりを見せる天下一品。最近では「こってりMAX」なんて商品も販売された。 このたびラーメンだけでは飽き足らず、ついに鍋にまでこってりの風を吹かせようとしているらしい。食品メーカー・ダイショーが手がける「名店監修鍋スープ」に、天一監修の鍋つゆが登場したのだ。 ・家麺と比べてみる 2023年9月1日に発売されたこちらの商品。記者はスーパーにて、税抜298円で購入した。サイトの商品説明欄には「看板商品のラーメンこってりを鍋スープで再現」と書かれており、意気込みが感じられる。 さっそく袋をふりふりして鍋にあけてみる。漂う香りは天一っぽいが、そんな気がするだけかもしれない。 比較してみなければわからないなと、天一の店舗にて持ち帰り用のラーメン「家麺」を購入。説明に従い固形スープを水を加えて溶かしていく。 出来上がったスープの匂いをかぐと、やはり感じた通りで鍋とほぼ同じだ。鍋つゆは具材を入れて、家麺は麺を入れることで完成するのだろうが、まずはスープ単体を少し味わい比べてみる。 ちなみに家麺の方は、付属のにんにく薬味やからし味噌を入れていない。そして結果はほぼ同じ。鍋用の方が色は濃く、家麵スープの方が凝固までの時間がやや早いような気はしたが、味については遜色なしだ。 これはもう天一大好きな人にとって、タマラナイ一品なのではないだろうか。すごいものを作ったなぁと感心しながら、鍋の素に野菜や肉などの具材を入れて食す。 ・肉や魚を入れなくても旨味十分 ぐつぐつと煮込むとそれぞれの旨みが染み出してきて、とても良い。パッケージに書いてあったおすすめの具合は豚バラスライスに鶏肉、キャベツや長ネギ、水菜など。 しかしそれだけでなく白身の魚なども合いそうな気がしたし、なにせこってりで旨味十分なので肉や魚を入れずとも野菜だけでも美味しいと思われた。 そうしてたっぷり野菜を楽しんだ後、締めにラーメンを入れるのが個人的には最適解な気がしている。『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』良いではないか。 先に書いた通り天下一品好きならば大満足間違いなし、そうでなくとも見かけたらば試してみるが吉だ。寒くなるこれからに、大活躍することは間違いないだろう。 参考リンク:名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味 執筆:K.Masami Photo:Rocketnews24. Read more »

東北大が日本初だった…女子学生3人受け入れから110周年、丹下ウメは「40歳で入学」

女子学生3人を受け入れた背景などについて説明する大隅副学長(東北大片平キャンパスで)  東北帝国大(現・東北大)が日本で初めて女子学生3人を受け入れてから、今年で110周年となる。大隅典子副学長(62)は読売新聞のインタビューに応じ、3人を受け入れた背景に「(建学以来掲げる)門戸開放の理念があり、ダイバーシティー(多様性)の先駆けになった」と語った。世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大」の認定候補1号に選ばれたことについては、女性研究者の能力を生かすための環境整備を急ぐ考えを示した。(榎戸さくら)  ――入学した黒田チカ、牧田らく、丹下ウメの3人は化学や数学を専攻した。  「黒田は有機化学の研究に没頭し、女性として日本で2人目の理学博士となった。牧田は理学士として卒業し、母校で数学講師となった。丹下が入学したのは40歳の時。社会人になってから学び直す『リカレント教育』にあたる。私が大学院に進学した38年前でも、『女性は男性の2倍業績があって同等と思われるから、そのくらい頑張りなさい』と言われた。当時の大変さは想像してもしきれない」  ――文部省(当時)の官僚だった初代総長・沢柳政太郎は、教育の重要性を強く訴えていた。  「東北大は東京帝国大(現・東京大)、京都帝国大(現・京都大)に次いで3番目に開学したため、沢柳総長は男子のみのエリート教育機関『旧制高等学校』の卒業生以外にも受験資格を与えるという画期的な方針を打ち出した。学びたい気持ちがあれば、どんな人でも入学する機会があるべきだと。それが3人の受け入れにつながった」  ――1998年に医学部初の女性教授として着任した。  「70人近い教授が集まる会議で女性が一人もいなかったことに驚いた。最初に女子トイレと休憩室の整備を言ったほどだ。実験は長時間に及び、女性の参画が難しい側面もあるが、(女性研究者の)裾野を広げる取り組みを進めた。2002年に男女共同参画を進める宣言を出し、05年には子育てと研究を両立できるよう学内に保育園も開設した」  ――国際卓越研究大の認定候補1号に選ばれた。  「海外からも注目を集め、非常にありがたく重く受け止めている。多様な人材の参加はクリエイティビティーや技術革新につながる。共通で使える研究機器の充実や、育児や家事にかける時間を補えるよう実験支援スタッフを増員するなど、若手や女性研究者の能力を生かせる環境を作る」  ――東北大の女性研究者比率は15・7%だ。  「海外の大学と比較すると見劣りする。男女とも性別ごとに役割分担をする『無意識のバイアス』が背景にあり、家事は女性がやるものといった押しつけがまだ強い。研究のアイデアは瞬間的に湧くが、それを実験で証明するには時間がかかる。25年後には女性研究者を40%、外国人研究者の比率は9・1%から30%に引き上げる。世界に誇る大学になるという意思表示だ」  ◆おおすみ・のりこ=1989年に東京医科歯科大大学院歯学研究科博士課程修了。国立精神神経センター神経研究所室長、東北大大学院医学系研究科付属創生応用医学研究センター長などを経て、2018年4月から現職。著書に「脳からみた自閉症『障害』と『個性』のあいだ」、「理系女性の人生設計ガイド」(共著)など。 Read more »

勤務先の中学校の女子トイレに侵入、天井に小型カメラ設置…元教諭に猶予刑・カメラ3台も没収

千葉地裁  盗撮目的で中学校の女子トイレに侵入したとして、建造物侵入などの罪に問われた千葉県市川市立中の元教諭の男(35)(東京都清瀬市)に対し、千葉地裁は29日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。求刑通り、カメラ3台とパソコン1台の没収も命じた。土倉健太裁判官は「中学校の教師という立場を利用して、勤務先で犯行に及んでおり、悪質」と非難した。  判決などによると、男は2月7日午前7時半頃、勤務先の中学校の女子トイレに侵入し、天井などに小型カメラ3台を設置した。1月には、同校内で2人の水筒に自身の体液を入れるなどした。 Read more »

76位だった初日は「泣きそう…いや泣きました」 櫻井心那が“自室イメトレ”で超カムバック

<日本女子オープン 3日目◇30日◇芦原ゴルフクラブ 海コース(福井県)◇6528ヤード・パー72> ジワリ、ジワリ…。初日に3オーバー・76位と出遅れた今季3勝の櫻井心那は、「だいぶカムバックしました」とニヤリと笑う。2日目に5つ伸ばして23位に上がると、3日目も連日の60台となる「69」を記録。トータル5アンダー・6位タイまで浮上した。 そらと心那は同い年【写真】 開幕時とは別人のようなプレーだが、その違いはショットにある。「先週からずっと(ショットが)悪くて。全部右に出ていました。フェースが開いて、半分もパーオンしない状態」。その先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は14位で終えたが、一気に福井でツケが回ってきた。 フェアウェイキープ数は『8』で、パーオン数が『11』だった初日は、そんな数字以上にショックが大きかった。「本当にひどい。泣きそうになりました…。というか後で泣きました」。大会開幕前から続いていた“今年イチ”の不振はダメージがあまりにも大きい。 その改善に向けて行ったのは、部屋でのイメトレ。状態が良かった5月頃の映像を見たり、意識すべきポイントを書き溜めてきたメモを見返すなどして、まずは“理想”を頭に叩き込んだ。さらに、それを体に浸透させるため、ボトルを持ち、前傾姿勢を維持したまま特にダウンスイングを意識する動きを何度も何度も繰り返した。すると不思議なほどに、2日目にはショットが“当たる”ようになった。 ルーキーイヤーだった昨季は、5勝を挙げたステップ・アップ・ツアーが主戦場。毎週のように試合が続くレギュラーツアーは今年が本格参戦初年度だ。ここまでに28試合に出場。何度も優勝争いを繰り広げ、3週前には地元・長崎県開催の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で大きな注目を集めるなど、疲労が蓄積しても不思議ではない。それも、この不振の原因と考えている。 初めて出場する日本一決定戦は、「最初、変な感じでした」と、その雰囲気に違和感も覚えた。ただ、そうやって初日に苦しんだことで“副産物”も。「もうどんなミスをしても落ち込まない。あまり怖がらずにやりたい」と、強いメンタルを手にすることができた。 首位とは6打差。まだ逆転優勝の可能性も残している。順位による女子ツアーの最大逆転優勝記録(4日間)は、1989年に谷福美が記録した「コニカカップワールドレディス」初日51位タイからの勝利。それを“大幅更新”する目もまだある。「まだ調子がいいわけではないので、ひとつひとつのショットをいいイメージで打っていきたい」。涙から歓喜へ。よみがえった櫻井は、ひたすら上だけを見つめている。(文・間宮輝憲) 初日の「75」で発奮。櫻井心那がスルスルとリーダーボードを駆け上がった(撮影:佐々木啓) Read more »

バレーボール 古賀紗理那が夫・西田有志ユニ着用で現地観戦 石川真佑の姿も

古賀紗理那  「バレーボール男子・24年パリ五輪予選大会、日本代表-フィンランド代表」(30日、代々木第一体育館)  五輪切符がかかったパリ五輪予選大会が開幕した。2位以上が出場権を獲得。世界ランキング5位の日本は、同28位のフィンランドと対戦する。(ランキングは29日時点)  女子代表の古賀紗理那(NEC)が現地で観戦。黄金のスティックバルーンを持ち、夫・西田有志(パナソニック)のユニホームを着てエールを送っていた。石川祐希(ミラノ)を兄に持つ、真佑の姿もあった。 Read more »

林遣都&高梨臨ら、若き“乃木家”のクランクアップの表情に反響「迫真の演技でした」「チビ憂助かわいすぎ」<VIVANT>

日曜劇場「VIVANT」公式Instagramが更新 堺雅人が主演を務める日曜劇場「VIVANT」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の公式Instagramが9月28日に更新。林遣都、高梨臨、岩本樹起、今井柊斗のクランクアップ写真が公開され、本編では見られない表情に反響が集まっている。 敵か味方か、味方か的か…完全オリジナルのアドベンチャードラマ「VIVANT」 同ドラマは、福澤克雄氏が原作・演出を手掛ける、完全オリジナルの“アドベンチャードラマ”。主演を務める堺のほか、阿部、役所広司、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李ら“全員主役級”の主要キャストが出演。 また、乃木憂助(堺)の父、ノゴーン・ベキ(役所)こと乃木卓の若い頃を林が演じているほか、高梨がその妻・乃木明美を、岩本が幼い憂助役を、今井は若きバトラカを演じている。 迫真の演技を見せた林遣都&高梨臨らがクランクアップ この日、公式Instagramは「クランクアップ」「過酷な運命を背負う親子を熱演して下さいました。」などの言葉とともに、4人それぞれのクランクアップの様子を公開。クランクアップする岩本に林と高梨が寄り添う3ショットや、林と高梨が血まみれで満面の笑みを浮かべる2ショット、着物姿の林と今井の2ショットだ。 この投稿に「こうやって笑顔が見られてホッとしました」「迫真の演技でした」「チビ憂助かわいすぎ」「本当に素晴らしい演技でした!」「心に響く演技でした」など、ファンの声でコメント欄がにぎわった。 ※画像は日曜劇場「VIVANT」公式Instagram(tbs_vivant)より Read more »

「ポケモン」を生んだ? 『ウルトラセブン』カプセル怪獣のたまらない可愛さ

「ウルトラ特撮 PERFECT MOOK vol.01 ウルトラセブン」(講談社) 自分も1体欲しくなるかわいさ  世界規模で人気のゲームシリーズ『ポケットモンスター』を愛する人たちにとっては、ぜひとも知っておきたい子たちがいます。それが、ウインダム、アギラ、ミクラス、そうポケモンに勝るとも劣らない「かわいらしさ」を持つ『ウルトラセブン』の「カプセル怪獣」たちです。 【画像】何度見てもかわいらしい!癒される「カプセル怪獣」たちを見る(4枚)  彼らがいなければ、地球上に「ポケモン」は存在していなかったかもしれないのです。その理由も含め、カプセル怪獣たちの魅力を改めて振り返ります。  カプセル怪獣はその名前の通り、普段は小さなカプセルに入っている使役怪獣のことで、『セブン』の主人公モロボシ・ダンの代わりになって戦ってくれる頼もしい存在です。  最初に登場したのが「ウインダム」でした。甲冑風のメタリックボディに、ニワトリを思わせる頭部を持っています。デザイン担当の成田亨氏の「らしさ」が大いに発揮された不思議な風貌です。  ピカチュウのように、一見して「かわいい」とは言い難い見た目はしていません。第1話「姿なき挑戦者」ではそこそこ善戦するも、次回登場時の第24話「北へ還れ!」では宇宙人に頭脳を操られてあろうことかセブンを攻撃します。このとき、セブンに攻撃をかわされて露骨に悔しがったり、同じところをぐるぐると深い轍ができるまで周り続けて倒れたりと、「ドジっ子」描写が続きました。  無機質なデザインだからこそ、かえって愛嬌が浮かび上がってきます。ウインダムは今も製作陣に愛されており、2020年放送の『ウルトラマンZ』では防衛部隊ストレイジのロボットとして登場するのです。  ミクラスは第3話「湖のひみつ」で活躍しました。「ミクラス、頼むぞ」と、ダンがカプセルに話しかけてから投げる流れは、「ポケモン」の予想をすでに含んでいます。さて、エレキングを前に出現したミクラスは、これがまた何とも珍妙な風貌でした。デザインは同じく成田亨氏で、横から見たフォルムは「フライドチキン感」が漂い、大きな目と口、そして彩色豊かな角が特徴です。インカ帝国の面がモチーフとされており、その異形ぶりはなるほど人智を超えた造形美といえます。  そんな独特のデザインのミクラスですが、いざ動くとかわいいのです。ずんぐりとした体を大きく揺らしながらエレキングへと立ち向かっていく姿は健気で、相手の長い尻尾を懸命に「いやいや」しながら解こうとする姿は幼児のようでした。最終的にその尻尾による電気ショックで、倒れてしまいます。そこですかさず、ダンが「ミクラス、戻れ!」と叫ぶシーンは、ほぼ「ポケモン」でした。  そして「アギラ」です。上述の2体はその挙動でかわいさが伝わってくる怪獣でしたが、第32話「散歩する惑星」で初登場したアギラちゃんは、一目でかわいいトリケラトプス似のカプセル怪獣でした。なおデザインは、池谷仙克氏が担当しています。  ウインダム、ミクラスと比較すると知能は高く、32話の対リッガー戦では「スピード戦法」を仕掛けます。いかにも戦いの「いろは」を知っている戦闘ぶりでしたが、最終的には相手の尻尾攻撃にダウンしてしまいました。  次の登板は第46話「ダン対セブンの決闘」です。セブンそっくりの「にせウルトラセブン」と戦うのですが、高い知能が災いしてか、主人がなぜ自分を攻撃してくるのか分からない、そんな困惑がありありと伝わってきてもう見ていられません。一方で、相手が見えなくなると頬杖をつくなど、人間らしい所作でも魅了してくれました。  そんな愛らしいカプセル怪獣たちは、『セブン』を観ていた子供たちに大きな衝撃を与えました。そして、その子供のひとりであったゲームクリエイターの田尻智さんは、『ポケットモンスター』というゲームを産み出す際に、カプセル怪獣たちの影響を受けたことをさまざまな書籍で語っています。かわいくてワクワクする「カプセル怪獣」の精神は、今や世界中に広がっているのです。 (片野) Read more »

日本、価値ある勝利=スタイル貫き8強―アジア大会・バスケットボール男子

バスケットボール男子1次リーグ・韓国戦の第2クオーター、シュートを放つ今村(右)=30日、中国・杭州  日本は韓国を破り、開幕3連勝で8強入り。ゲインズ監督は「特別な試合になった。選手たちは積極的にチャンスをつかんだ」とたたえた。  立ち上がりでリードし、主導権を握った。43―37で折り返した後半は反撃に遭ったが、冷静な試合運びで振り切った。3点シュートはチームで41本中17本成功。目標とする成功率40%を上回った。チーム最多22得点の今村(琉球)は「日本のスタイルを崩さなければ、流れは来ると思っていた。全員が共通認識の下、しっかりできた」と胸を張った。 バスケットボール男子1次リーグ・韓国戦の第2クオーター、攻め込む斎藤(中央)=30日、中国・杭州  韓国代表はパリ五輪予選を兼ねたワールドカップ(W杯)は不出場。来年7月に行われる五輪最終予選出場を争う今夏の予選も、正式国交のないシリアでの開催とあって出場を取りやめた。大舞台への道が絶たれ、アジア大会には優勝を最大の目標として臨んでいる。  日本はパリ五輪に向けた選手発掘を目的としたチーム。選手の出場時間を均等に分け、パリへの切符をつかんだW杯代表と同じ戦術を遂行し、勝ったことに価値がある。  主将の斎藤(名古屋D)は「どの選手が出てもレベルが高いのが代表チームの強さ。出た選手が仕事をしてくれた」と手応え十分に語った。  Read more »

関ジャニ・丸山隆平「サタプラ」卒業 言葉詰まらせ「感謝の気持ちでいっぱい」「すごく濃厚な8年半」

関ジャニ∞丸山隆平  「関ジャニ∞」の丸山隆平(39)が30日、MCを務めるTBS系「サタデープラス」(土曜前7・59)を卒業。感謝の言葉を述べ、放送開始以来8年半の出演に幕を閉じた。  「ありがとうの1枚」のコーナーでは「みんなとの時間は、かけがえのない、決してきれいだけでは納まらない、泥臭く、汗臭く、テレビの前の皆にいいものを届けるんだって思いがこもったような日々でした」とスタッフに感謝。8月のハワイロケでのスタッフらとの集合写真を紹介した。  さらに「自分というよりは、スタッフさんの熱量だったりとか、応援してくださってる視聴者の皆様の熱量のおかげで、僕そんなMCっていうようなキャラクターじゃない、どっちかっていったら一発ギャグやったりとか、メンバーとかゲストの方に支えてもらってやっと立てるような人間なので」と話し「本当にうれしいですよ。すごく感謝の気持ちでいっぱい」と、言葉を詰まらせる場面も。共演の久本雅美も涙を拭った。  丸山は「いろんなふうに成長させてくれてありがとうございます。8年半前とは自分の想像もつかないような、思いもつかないような景色もたくさん見させていただきましたし、ほんの数ミリですけど、まだたかが今年40歳ですけど、40年の中でもすごく濃厚な8年半でした」とコメント。番組最後のギャグの無茶振りでは「正門頑張れよ」と、後任でMCを務める「Aぇ!group」正門良規にエールを送った。  23日の放送では、2022年9月まで共にMCを務めた芸能活動休止中のタレント・小島瑠璃子がサプライズでねぎらいに駆けつけた。  新たなMCは、お笑いコンビ「アンタッチャブル」、アンミカ、「Aぇ!group」正門良規、清水麻梛アナウンサーの5人体制となる。 Read more »

ウクライナ4州併合1年 反攻受ける露、支配永続化は不透明

ウクライナ4州併合1年 反攻受ける露、支配永続化は不透明 ロシアによるウクライナ東・南部4州の一方的な併合宣言から30日で1年を迎えた。プーチン露大統領はこの日、ビデオ声明で「われわれは一つの国民だ。試練を共に乗り越える」と強調、実効支配の既成事実化を進める考えを表明した。ただ、ウクライナは4州の奪還を目指して反攻を続けており、ロシアによる実効支配が永続化する保証はない。 ロシアが昨年9月30日、「住民投票」の結果を根拠に併合を宣言したのは、ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州と南部ヘルソン、ザポロジエ両州の4州。ロシアの占領面積はドネツク州の約6割▽ルガンスク州のほぼ全域▽ヘルソン州の約7割▽ザポロジエ州の約7割-となっている。 プーチン氏は今年9月28日、4州を含む各地で与党側の圧勝が発表された10日の統一地方選について「公正だった」と主張。4州での選挙は「完全な編入への重要な一歩だ」とも述べた。プーチン氏は28日、9月30日を4州の「ロシアへの再統合の日」との記念日にする法律も施行。露政権側は29日以降、4州併合を記念するコンサートなども開催した。 ロシアは4州で自国通貨ルーブルの流通や露国内法に則した教育、社会インフラの整備などを通じて併合の既成事実化を推進。同時に、反露的な住民への弾圧も続けていると伝えられる。 ウクライナ在住の40代女性は産経新聞の取材に、露占領地域に住む親族の話として「ロシアへの併合後、住民生活はむしろ悪化した」と指摘。露国内から「復興」支援のため移住した労働者が月収10万ルーブル(約15万円)以上を得る一方、以前からの住民の多くは月収2万~3万ルーブル程度にとどまっている上、街にはごみが散乱しているという。 一方、ウクライナのゼレンスキー政権は4州から露軍が撤退するまで停戦しないとする立場を堅持。ザポロジエ州を主軸に反攻作戦を進め、徐々に前進している。ウクライナ軍が同州の要衝メリトポリなどの奪還に成功した場合、隣接するヘルソン州や南部クリミア半島の解放も非現実的ではなくなる。ウクライナ軍は最近、ザポロジエ州で露軍の防衛線の一部を突破。ロシアの4州支配は決して盤石ではない。 Read more »

やす子、スマホを紛失 東京行きの新幹線で位置を特定…「新潟駅にあるみたい!!」

やす子【写真:ENCOUNT編集部】 SNS更新はiPadを使用 自衛官芸人のやす子が30日、スマートフォンを紛失してしまったことを自身のXで報告した。 やす子は「【関係者各位】」と突然の業務連絡をXで行った。 続けて、「スマホを無くしました」と説明。「全部の返信が遅くなります よろしくお願いします」と呼びかけた。 続けて、「今アイパッドで打ってますがWi-Fiあるとこじゃないと無理です」とXの投稿はiPadを用いていることも説明した。 さらに、「新潟駅にあるみたい!!」とGPS機能で探索できたことも報告。「私は今東京に向かう新幹線の中なう アイパッドと新幹線のWi-FiとGoogleに感謝」と紛失場所が判明し、安堵している。 この投稿には「それは大変」「早く見つかりますように」「見つかる事を祈ります」など心配の声が寄せられている。ENCOUNT編集部 Read more »

タミヤ「重心移動歩行ロボット工作セット」が出展。その不思議な動きが楽しい!【#全日本模型ホビーショー】足ではなく、重心を動かすことで歩行

【重心移動歩行ロボット工作セット】 12月2日頃 発売予定 価格:2,200円 タミヤ「重心移動歩行ロボット工作セット」が出展。その不思議な動きが楽しい!【#全日本模型ホビーショー】足ではなく、重心を動かすことで歩行 「第61回 全日本模型ホビーショー」のタミヤブースに、同社が展開する「楽しい工作シリーズ」の最新アイテム「重心移動歩行ロボット工作セット」が出展され、来場者を楽しませていた。 タミヤ「楽しい工作シリーズ」展示コーナー 「重心移動歩行ロボット工作セット」。12月2日頃発売。価格は2,200円。組み立てレベルは3 【TAMIYA Bipedal Walking Robot タミヤ 重心移動歩行ロボット工作セット】 2足歩行で歩くロボットの動きを楽しめる工作セットなのだが、商品名の通り重心を動かすことで歩くという独自の機構で設計されている。歩行の軸となるのは、本体中央に備わった、電池とギアボックス内蔵の「重心移動ユニット」。モーターの回転運動をギアで左右の往復運動に変換し、ぶら下がったユニット全体が左右に移動することで身体が傾き、浮いた足が前に振られて進むという仕組みだ。 足は本体にぶら下がっているだけで、動力には繋がっていない 中央にある重心移動ユニットは溝に沿って左右に動くだけの構造だ本体が振り子のように揺れ、交互に出した足で前に進む 重心移動ユニットは左右に傾けたり、足の左右につけられたリミッターを動かしたりすることで、左右どちらかへの傾きを深くすることで、そちら側に旋回させるといった移動のコントロールも可能としている。また本体の前方に付属のガイドロッドを取り付ければ、障害物を避ける動きも行える。 【タミヤ「重心移動歩行ロボット工作セット」歩行シーン】 展示コーナーにはタミヤによるいくつかの作例も用意されていて、例えば前方にバケットを取り付けてホイールローダーのような重機ロボットにしたり、重心移動ユニットを本体の上側に取り付けて重心を高くし傾きを大きくして歩かせるSFロボットにしたりと、工作セットらしい工夫を凝らしたものが並ぶ。 タミヤによる工作例。色々と楽しめそうだタミヤの工作シリーズに込められた設計のノウハウには毎度感心させられる。しかもあくまで工作の基本となるキットなので、ここからユーザーが手を加える余地を残しているのも面白い所で、発売後のユーザーによる作例も面白いものとなりそうだ。 パーツはこちら。モーターも同梱されている。組み立てレベルは5段階の3で、モーター駆動の配線が必要となる 顔の表情を作れるステッカーも付属する (C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED. Read more »
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