エールフランス機、関空に引き返す 機首部分に損傷

エールフランス機、関空に引き返す 機首部分に損傷

パリに向け離陸後、引き返し緊急着陸したエールフランス291便を確認する整備士ら(手前)=関西国際空港で2023年5月28日午後4時58分、本社ヘリから北村隆夫撮影

 28日午前11時50分ごろ、関西国際空港発シャルル・ドゴール空港行きエールフランス航空291便(エアバスA350)が宮城県沖の太平洋上を飛行中、気象レーダーと速度計器にトラブルを示す表示が出たため、緊急通報した上で関空に引き返した。乗客・乗員324人にけがはなかった。

 国土交通省関西空港事務所によると、291便はこの日午前11時15分に関空を離陸し、午後2時25分ごろ関空に戻った。機首部分に損傷が見られるといい、エールフランス航空が機体の確認を進めており、国交省も調査する方針。【戸田紗友莉】

News Related
  • 京大大学院・藤井聡教授 阪神&オリVパレード名称「万博なんて全然関係あらへんし…ホント、気持ち悪い」

    藤井聡氏  安倍内閣で内閣官房参与を務め、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)にレギュラー出演している京大大学院の藤井聡教授が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。11月23日に同日開催する阪神とオリックスの優勝パレードに言及した。  大阪府・吉村洋文知事、兵庫県・斎藤元彦知事らが22日、共同会見を開き、大阪は御堂筋で、兵庫は三宮で11月23日にそれぞれ両球団が「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」と銘打った優勝パレードを行うことを発表した。  藤井教授は「阪神&オリックス、関西二球団のセパ両リーグ優勝おめでとうございます!」と両球団のリーグ優勝を祝福。その上で「…が、吉村氏らが」と続け「『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード~2025年大阪関西万博500日前!~』を開催する模様。万博なんて全然関係あらへんし…ホント、気持ち悪いですね…」と優勝パレードに「万博」のフレーズを入れたことに自身の思いを語った。
    See Details: 京大大学院・藤井聡教授 阪神&オリVパレード名称「万博なんて全然関係あらへんし…ホント、気持ち悪い」
  • 画像生成AIで有名アニメ風のミュージックビデオを作ってみたら 予算ほぼゼロで本格的仕上がりに!? インディーズバンドの試み

    画像生成AI「Midjourney」で制作された、とあるインディーズバンドのミュージックビデオ(MV)が「かっこいい」「絵師は誰?」「ツッコミどころがありすぎて最高」「近い将来こういうのが主流になるのかも」と注目を集めています。絵が得意なわけでもないメンバーが、100時間以上かけて完成させた約4分間の“アニメ風”の作品。担当したベースの松永健太さん(@kentamatsunaga)に制作エピソードを聞いてみました。 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより 5人組の「銀幕一楼とTIMECAFE」(@Ginmaku_Jimu)。昭和歌謡のエッセンスを取り入れた楽曲を得意とする、“踊れるエンターテインメントバンド”です。 楽曲「愛をさがしだせ!」はもともと「アニソンみたいな曲」をコンセプトに作られたといい、レコーディング自体は2023年春に行われました。メンバー間でジャケットのデザインについて意見を交わす中で出てきたのが「『シティハンター』みたいなアニメ風のイラストがいい」というアイデア。以前からAIに関心を持っていた松永さんは「じゃあいっそAIを使って全編アニメっぽいMVも作ってしまおう」と思いつき、独学で挑戦することにしました。 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより Midjourneyはテキストを打ち込むことで、高品質な画像を生成するAIです。松永さんはメンバーそれぞれの特徴を反映させた主要キャラクター5人を生成し、歌の展開に合わせて大量のイラストをどんどん切り替えていくことで、本格的なアニメ作品と見紛うクオリティに仕上げました。 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより 「制作にかかった時間は100時間以上ですが、事前の勉強まで含めると150時間くらいは費やしたと思います」と松永さん。「絵を描けない僕がやっても、テキストを打ち込むとそれっぽい絵がどんどん出てくるのが面白かったですね。ただ、イメージに近い絵になるまで、構図やポーズを決めて100枚くらい作ることもありました」 没になった絵。理由はおわかりだろうか?(松永健太さん提供) 特に難しかったのは「手の指」だといい、「武器などを持たせると、途端に変になるんです」と明かします。実際、YouTubeで公開されたMVをよく見ると、キャラクターの指の本数がおかしいシーンも…。また、「似た顔が作りにくい顔」というものもあるらしく、そうなると複数のイラストでキャラクターに一貫性を持たせられないので、一から作り直したりもしたそうです。 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより 松永さんは「AI生成で思い通りの絵に近づけていく作業は、当たるかどうかわからないガチャを延々と回し続けるような感覚でした」と振り返ります。「でもそれがまた楽しいんですよ。やっていると、時間がどんどん溶けていきました」 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより 完成したMVは、それこそ「シティハンター」のような世界観から始まりますが、途中でいきなり巨大なドラゴンや異形のモンスターが現れるなど、謎めいた展開に。キャラクターたちの複雑な過去を思わせるイメージも随所に挿入され、“それっぽい”奥行きを感じさせます。 松永さんは「『存在しないアニメ』がコンセプトですが、ストーリーもちゃんと考えて作りました。いろいろ想像しながら見ていただけると嬉しいです」と話します。「AIの進化のスピードを見ていると、画像生成もひとつの文化になっていく予感があります。今回のMV制作は予算もほぼかかっていないので、今後この手法はどんどん広がっていくかもしれませんね」 銀幕一楼とTIMECAFE「愛をさがしだせ!」MVより ちなみにMVの完成度の自己評価を聞くと、「完全に思い通りにはなっていないので80点くらい」とのことでした。 【銀幕一楼とTIMECAFE】@Ginmaku_Jimu (まいどなニュース・黒川 裕生)
    See Details: 画像生成AIで有名アニメ風のミュージックビデオを作ってみたら 予算ほぼゼロで本格的仕上がりに!? インディーズバンドの試み
  • 研ナオコ、全身”死神”コスプレも「すぐ分かりましたよ!」「鼻で分かっちゃいました」とすぐの身バレが話題

    研ナオコ  歌手の研ナオコが22日に自身のSNSを更新。その全身コスプレ姿が話題を呼んでいる。  研は「#ぐるナイ#コスプレ」とハッシュタグをつけ、漫画「DEATH NOTE」に登場する死神のレムになりきった姿をアップ。「最初からわかっていたのは出演者じゃなくて、視聴者の皆さんだったみたい。また、やりたいなー」と振り返った。  さらにストーリーズには「鼻は自前じゃありません」と特殊メイクであることも明かしているが、ファンからは「特殊メイクされてるのに、鼻で研さんてわかっちゃいました」「すぐ分かりましたよ!」「最高です」「迫力満点のコスプレですね」といった声が寄せられている。  この模様は21日の日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」(木曜・午後8時)で放送された。
    See Details: 研ナオコ、全身”死神”コスプレも「すぐ分かりましたよ!」「鼻で分かっちゃいました」とすぐの身バレが話題
  • 【元国税専門官が明かす】 なぜ富裕層は海外投資をするのか?

    経済的に恵まれない母子家庭に育ち、高校・大学は奨学金を借りて卒業。そのため、1000万円に迫る“奨学金という名の借金”を背負うことになった。そこで、郷里に母を残して上京、東京国税局の国税専門官となった。配属を希望したのは、相続税調査部門。「どうすればお金に悩まされずに済むのだろう?」と考え「富裕層のことを知れば、なにかしらの答えを得られるのではないか?」と思い至ったからだった。国税職員のなかでも富裕層が相手となる相続税を担当するのは、たった1割ほど。情報が表に出てくることはほとんどない。10年ほど携わった相続税調査で、日本トップクラスの“富裕層のリアル”に触れた『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)の著者が、富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣を初公開する! ※本稿は、『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。 Photo: Adobe Stock 富裕層は海外投資をする 【前回】からの続き 私は著名投資家ジム・ロジャーズ氏の書籍プロジェクトに関わったことがあります。 ジム氏は、「21世紀は中国の時代」としていち早く中国の市場に投資したり、東日本大震災による株価低迷を受けた日本株を買い増したりして、グローバルに投資をすることで巨額の資産を築いた人物です。 38歳にしてセミリタイア生活に入るほどの資産を蓄えたジム氏が、なぜその後もわざわざ海外投資を続けているのか。そこには、富裕層ゆえのリスクマネジメントの感覚があるように思えます。 リスクヘッジとしての海外投資 日本でも近年は海外資産をもつ富裕層が増えています。 プライベートバンクを通じて投資をしている富裕層はもちろん、日本の証券会社を通じて海外投資をしている人も年々増えているのです。 2022年に入り、急速な円安が進んだことで、日本円で資産をもつことのリスクが明らかになってきましたから、今後はますますリスクヘッジのために海外投資をする富裕層が増えていくでしょう。 富裕層の海外資産の実態 富裕層の間で海外投資が過熱していることがわかるのが、国税庁が公開している「国外財産調書」に関するデータです。 国外財産調書は、毎年12月31日時点で、5000万円を超える海外財産をもつ人に提出が義務づけられているもので、国外にある財産の報告を求めるものです。 この国外財産調書の内容が集約された情報が公開されています。【次回へ続く】 ※本稿は、『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
    See Details: 【元国税専門官が明かす】 なぜ富裕層は海外投資をするのか?
  • 「写真集が出来そう」ロコ・ソラーレ吉田知那美、藤沢五月ら遠征先の最新ショットに「良い表情」「めんこい」の声

    吉田知那美のインスタグラム(@chinami1991)より  2022年北京冬季五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子「ロコ・ソラーレ」のサード・吉田知那美が日本時間23日、自身のSNSを更新。最新ショットを公開した。  日本とカナダを軸に活動するロコ・ソラーレ。カルガリーを拠点とし、遠征中のチームは、アルバータ州ボーモントで開催している「アルバーダ・カーリングシリーズメジャー」に出場しており、知那美が氷上の写真をアップした。  真剣な表情の知那美、笑顔を見せる妹のリード・夕梨花とセカンド・鈴木夕湖、頬づえをつくスキップ・藤澤五月の姿などをそれぞれ公開した投稿には、フォロワーから「写真集が出来そうな素晴らしい表情ばかりですね」「みんなめんこい」「まさにナイスショット」「良い表情」「可愛い」「皆さんキラキラ」「次も応援しています」などのコメントが寄せられている。
    See Details: 「写真集が出来そう」ロコ・ソラーレ吉田知那美、藤沢五月ら遠征先の最新ショットに「良い表情」「めんこい」の声
  • ヒューマン ジャニーズWEST・桐山照史「アイドルって、人を楽しませる〝魔法の大仕事〟」 元V6坂本昌行〝公認ライバル〟ブロードウェーミュージカル『キャメロット』で「底力を見せる」

    ミュージカル「キャメロット」ポスタービジュアル ジャニーズWESTの桐山照史(34)が、アーサー王伝説を描く日本初演のブロードウェーミュージカル「キャメロット」(10月7~28日の東京・日生劇場、11月4~20日の大阪松竹座)で新境地を開く。所属事務所の先輩でアーサー王を演じる元V6の俳優、坂本昌行(52)に「ライバル」と称されて恐縮も、「底力を見せるとき」と意欲。性加害問題で事務所が揺れる中、「アイドルって、人を楽しませる〝魔法の大仕事〟」と自身の使命に突き進むのみだ。(ペン・笹井弘順、カメラ・斉藤友也) 地元・大阪で取材を受けた桐山はリラックスした笑顔で姿を現した。 「ブロードウェーミュージカルの日本初演キャストに選んでいただけるなんてすごい光栄なこと。今までは『役者さんの中に入らせてもらって』って思うとこもあったけど、最近『それ、いるかな?』って。お金をいただいて、足を運んでもらってる皆さんに『僕は役者です』って自信を持って言えるくらい稽古してないと失礼でしょ」 〝ジャニーズWESTの桐山〟ではなく、役者として向き合っているのは、アーサー王の腹心で、その妻のグィネヴィアと愛し合うフランスの騎士ランスロット役だ。 「桐山自身はあっけらかんとした関西人。ランスロットは笑わず、硬派で一本気な男やから、僕がやると体育会系の男になってしまう。二枚目ってこんなに難しいんだ」と無邪気に語る。 取材で笑いを取ろうとするのが関西人の性(さが)。稽古場ではそれを封印している。 「ランスロットは努力をしまくった人で自信もある。プラスαで、そこに僕の陽気さを足すと演出の宮田慶子さんに『どや顔が過ぎる。〝俺、完璧でしょ〟って見える』と言われて悩みました」と告白。 そんなとき、共通の知人を例に出して「話がかみ合わないくらい真っすぐな人って感じはどう?」と具体的な助言をくれたのが坂本だった。 関西Jr.時代の2015年に出演したミュージカル「ブラッドブラザース」でかつて坂本が演じた役に挑戦。観劇した先輩は、当時のラジオで「ライバル」と評してくれた。 「『キリはミュージカルの世界に来るだろう』って思いを込めて言ってくださった。すごくうれしかったですね。それも、たまたま僕が聴いてた番組で、ですよ」と興奮がよみがえる。 昨年の舞台「凍える」で菊田一夫演劇賞を受賞するなど舞台俳優として高い評価を得る坂本の凄みは、今作の稽古中、何度も痛感させられた。 「天と地の差です。感性、感覚が優れている。『あっ、間違えた』って言われても、僕は坂本君がどこを間違えはったのかが分からへん」 真剣にエピソードを語っていても、オチをつけてしまう東大阪生まれの少年が、ダンスを始めたのは6歳のとき。 「ダンスで食っていきたい。とりあえず、フジテレビの『SMAP×SMAP』に履歴書を送って、引っかからなかったら海外に行こうって」。中学1年の夏、事務所からオーディションの通知が届いた。当時、髪はモヒカンで、眉毛に反り込みも入っていた。 「ルックス、ちゃうし」と不合格前提で家族と食事に行き、帰宅して玄関を開けた瞬間、合格を告げる電話が鳴った。 「『運命やね。できるとこまでやってみるわ』って親に言って、今、ここに立たせてもらっている。お客さんの前で、ステージの上で何かを届けられるっていうのが、すごく性に合ってた。なんで続けているのかなって考えたら、周りの皆さんにチャンスをいただけて、シンプルに楽しくできてるからなんですよね」 創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害を認めたジャニーズ事務所は今、東山紀之新社長(56)就任後も激震が続く。しかし-。 「アイドルって、人を楽しませたり、時間を忘れさせることができる〝魔法の大仕事〟なんです。ジャニーズは、なんでもできるヤツらの集まりやと思ってる。ジャニーズにいてるヤツらは、どこに行っても強い気がします」 表情を引き締めた、いつかのダンス少年は今、無心で「キャメロット」を最高の形で届けることに集中している。 「すごい時期に立たせてもらうけど、底力を見せるとき。『やっぱりスゲぇな』って思ってもらえるのが一番だし、思ってもらわないといけない。僕も坂本君も火ィ付いたんじゃないですか。僕は年中付きっぱなしですけど、いち役者として〝そういうこと〟を忘れられる時間を作れたら最高です」と並々ならぬ覚悟。燃える桐山照史の熱い秋が始まる。 ★「7人が切磋琢磨」 ジャニーズWESTは2024年に結成10周年を迎えるが、自身は「10周年って感覚じゃない」という。 「急にパッと集められてデビューしたわけじゃないので。関西Jr.でずっと松竹座さんでお世話になった7人が切磋琢磨して組んだ。(メンバーの)濵田崇裕とは21年一緒ですからね」 ただ「10年分の長さ」は感じている。「僕らは一歩一歩のグループなんで。一気にドームでやれたとか、ミリオン達成とか〝飛び級〟をあまりしてない。ファンの人と一歩ずつ、ちゃんと一年分の重さを積み重ねてきた」からだ。 性加害問題でジャニーズが入るグループ名が変更される可能性が報じられる中、「10周年に向けて引っかかってるのは、そこ」と直球で発言も、「会社の決断には従います。東山さんが先頭に立ってくれてる。絶対大丈夫ですよ!」と新社長を務める少年隊の東山紀之(56)に全幅の信頼を寄せていた。 ★「キャメロット」 「マイ・フェア・レディ」の脚本家、アラン・ジェイ・ラーナーと作曲家、フレデリック・ロウによるブロードウェーミュージカル。リチャード・バートン主演で1960年に初演され、トニー賞を4部門受賞するなど、今も世界中で上演されている名作。67年には同名映画も公開された。 ■あらすじ 中世イングランドの都キャメロット。アーサー王(坂本)は、政略結婚を嫌がって逃げ出したグィネヴィア(唯月ふうか)と出会い、王妃として迎えた。武力ではなく法による統治を目指し、対等に話し合える円卓会議を発案して騎士を招へい。噂を聞きつけたフランス人騎士のランスロット(桐山)も〝円卓の騎士〟に加わる。やがて、優れた騎士道精神を持つランスロットに全幅の信頼を置くアーサー王だが、彼が密かに妻と愛し合っていることを知り…。 ■桐山照史(きりやま・あきと) 1989(平成元)年8月31日生まれ、34歳。東大阪市出身。2002年7月にジャニーズ事務所入所。関西ジャニーズJr.で活動しながら、08年の日本テレビ系「ごくせん」第3シリーズの生徒役に抜てきされる。14年4月にジャニーズWESTのメンバーとしてCDデビュー。15年度後期NHK連続テレビ小説「あさが来た」に出演し、21年のテレビ東京系「ゲキカラドウ」で連ドラ単独初主演を務める。
    See Details: ヒューマン ジャニーズWEST・桐山照史「アイドルって、人を楽しませる〝魔法の大仕事〟」 元V6坂本昌行〝公認ライバル〟ブロードウェーミュージカル『キャメロット』で「底力を見せる」
  • 吉川愛、齊藤なぎさと爬虫類カフェ訪問「大好きな爬虫類達に会ってきた」蛇らとふれあう姿公開

    女優吉川愛(23)が22日、自身のインスタグラムを更新。元=LOVEの齊藤なぎさ(20)とともに、爬虫(はちゅう)類とふれあえるカフェを訪れたことを報告した。 吉川は「なたんと大好きな爬虫類達に会ってきたハート」とつづり、トカゲや蛇とふれあう写真や齊藤とのツーショットを公開。「帰りになたんとお揃いトカゲリング買ったの。幸な1日でした(仕事終わりでメイク濃いのです)」とし、トカゲ型のリングをはめた写真も投稿した。 この投稿に、「メイク濃い愛ちゃん好き」「爬虫類好きと愛ちゃん好きの自分にはたまりません」「なーたんも爬虫類好きなんだね」などのコメントが寄せられている。 吉川愛(左)と齊藤なぎさのツーショット(吉川愛のインスタグラムから)
    See Details: 吉川愛、齊藤なぎさと爬虫類カフェ訪問「大好きな爬虫類達に会ってきた」蛇らとふれあう姿公開
  • 元女子バレー・荒木絵里香「エクセル?パワポ って何?」から始まった引退後の生活

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 元女子バレー・荒木絵里香「エクセル?パワポ って何?」から始まった引退後の生活
  • 「頭がいいのに思考停止してしまう人」の悪いクセ

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 「頭がいいのに思考停止してしまう人」の悪いクセ
  • 山田まりや「批判にさらされても構わない」『朝まで生テレビ』でどうしても伝えたかったこと

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 山田まりや「批判にさらされても構わない」『朝まで生テレビ』でどうしても伝えたかったこと
  • キスマイ藤ヶ谷太輔、コーヒー名店を巡る BSフジで“国際コーヒーの日”に特番「一緒に観て学んでいただけたら」

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: キスマイ藤ヶ谷太輔、コーヒー名店を巡る BSフジで“国際コーヒーの日”に特番「一緒に観て学んでいただけたら」
  • 年金繰り下げ受給の最適解をどう導き出すか 加給年金を受け取るなら基礎年金だけ繰り下げの選択肢も

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 年金繰り下げ受給の最適解をどう導き出すか 加給年金を受け取るなら基礎年金だけ繰り下げの選択肢も
  • 【比較】一目でわかる、iPhone 15とiPhone 14でちがうところ

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 【比較】一目でわかる、iPhone 15とiPhone 14でちがうところ
  • 滝沢秀明氏「許されない記事が出ました」 一部報道に反論

    30年以上選手としてプレーしたバレーボール。引退後は違った角度から学びたいと大学院の道に。子育ても仕事もしながら、それでも学びたかったと話す荒木さん。澄んだ眼差しが見据えるものとは。(全4回中の4回) 往復4時間!早稲田大学の大学院に通った当時の荒木さん 家庭と仕事と「通学に4時間」かけての大学院生活 —— 2022年に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学し、この3月に無事修了されました。子育てと仕事(トヨタ車体クインシーズのチームコーディネーターとして活動)との両立に学業が加わる超ハードな生活。しかも、往復4時間かけて通学されていたそうですね。 荒木さん:怒涛の1年でしたね(笑)。オンラインでの授業もあったので、大学院に行くのは週3回くらい。授業のほかにも、研究室でゼミ生と議論をしたりと、とても充実した時間を過ごすことができました。それまでパソコンもほとんど触ったことがなかったので、「エクセル…?パワーポイント?」とちんぷんかんぷん。まずはOfficeをインストールするところからのスタートでした。 ── 大学院での学び直しを決めた理由を教えてください。 荒木さん:これまで30年以上、バレーにかかわってきましたが、違った角度からバレーボールを見てみたいなと。じつは引退後に学びたいという気持ちは、ずっと昔から持っていました。 高校時代には大学進学か実業団かで迷っていましたが、「大学で学ぶことはいつでもできるよ」と両親に背中を押され、実業団入りを決意。その後、先輩の吉原知子さんや多治見麻子さんが、現役引退後に大学院に進む姿を見て、「そういう選択肢もあるんだな」と刺激を受け、自分もいずれは学んでみたいと思っていました。 現役引退後に通った大学院での宿題に励む荒木さん ── 大学院ではバレーの「ブロック」をテーマに研究されていたとか。現役時代、ご自身もブロックの名手でした。 荒木さん:競技者としてもっともこだわって取り組んできたことで、もっと深く知りたいなと思っていました。実際に、ブロックのトップ選手たちにインタビューをして、その共通点や特化したこだわりを探り、1年をかけて論文にまとめあげました。 これまで取材をされる側だったのが、取材する側になり、話を聞いて言語化する難しさも実感。数万字ものレポートを書きあげるのは本当に大変で、途中で何度も泣きそうになりました(笑)。ブロックは日本の女子バレーの弱点でもあるので、私の研究が少しでも役に立てばという思いもありました。 私が大学院で専攻した「エリートコーチングコース」には、甲子園に出場経験のある高校野球の監督やサッカーのS級ライセンス保持者、現役の陸上選手など、それぞれ違う立場からスポーツにかかわる方ばかりで、競技によって「当たり前」が違うことに気づかされました。 ラグビー選手だった父の口グセの意味がやっとわかった ── 例えば、どういったことでしょう? 荒木さん:個人競技だと本人がどう考えるかがまず大事ですが、団体競技の場合は、チームのために何をすべきかという視点で動きますし、コーチとの関係性や距離感などもまったく違います。 指導の原則や心理的効果、メンバーの能力を発揮するチームビルディングなども学び、視野がグッと広がりました。同時に「なるほど」と腑に落ちる部分も多く、人生の答え合わせをしているような感じでした。 ── 人生の答え合わせというのは…? 荒木さん:自分が過去に受けた指導だったり、当時は納得できなかった言葉も、「こういう理由から、あの人はああ言っていたんだな」など、点と点が結びつく感覚がありました。 また、教えるといっても、相手を導くコーチングとスキルを伝えるティーチングでは、目的も手法も違います。あえて答えを言わず、質問を投げかけることで、大きな気づきを与えてくれた恩師の優れたティーチングに気づき、あらためて偉大さを実感しました。 うちは、父が元ラクビー選手で「スポーツは楽しむもので、人からやらされるものではない」が口グセでした。私が子どものころは、スポーツの世界は根性論が主流で、暴力やパワハラ指導も多かったのですが、実際にそうした環境でバレーをしていたときには、父からチームをやめさせられたこともあります。 父もまた指導者としてコーチングを学び、一貫した考えを持っていたんだなと、いま思えば、あのときの行動の意味が理解できます。 ── 一番身近なところに、素晴らしいロールモデルがいらしたのですね。荒木さん自身は、この先どんなキャリアを描いていますか? 荒木さん:大学院に行って気づいたのは、学び続ける姿勢が、なにより大切だということです。大学生活はひとまず終了しましたが、まだ勉強を始めたばかりで、学ぶべきことがたくさんあり、ようやくスタートラインに立っただけにすぎません。 いま、自分が持っているのは「経験」だけ。その経験をこの先どう活かしていくかは、自分次第です。そのためには、もっと知識や理論を学び、深めていかなくてはいけないと、身の引き締まる思いでいます。 部活がない高校も「バレーの魅力を伝えていきたい」 ── 近年は、スポーツを描いた漫画やアニメも多く、競技を始めるきっかけになっていたりしますよね。 荒木さん:漫画の影響は大きいですよね。専門用語に詳しくなったり、競技人口が増えたり。バレー界でも皆さんのバレーIQが上がったのは、漫画『ハイキュー!!』の効果だといわれてます(笑)。 ── 荒木さんご自身は、何か影響を受けたものはありますか?ちなみに私は『エースを狙え!』世代なので、お蝶夫人に憧れ、一時期、髪をグルグル巻きにしてテニスをしていました(笑)。 荒木さん:私はスラムダンク世代で、バスケにもすごく興味があったんです。しかもこの長身なので、中学生のころは、バスケの強豪高校から誘われたこともあるんですよ。プレーをしたこともないのに(笑)。 この間も、ナショナルトレーニングセンターで、元NBA選手で現・男子バスケットボールの日本代表監督のトム・ホーバスに、「バスケやってみない?」と誘われて。さすがに「もう30代後半で子持ちだからムリだよ」って断りましたけど(笑)。 ── トム・ホーバスさん直々のスカウトとは(笑)。やっぱり身体的に有望な人材は、スポーツ界では取り合いなのですね。 荒木さん:近年、スポーツを取り巻く環境が厳しくなっているのはたしかです。少子化の影響もあって、競技人口自体が減っていますし、部活動も縮小傾向に。バレーボールも例外ではなく、女子バレー部を置かない学校も出てきて、長年バレーをしてきた者としては、すごく残念です。 スポーツから学べることって、すごくたくさんあると思っているんです。集中力や思考力が磨かれるし、動きながら考える力が養われます。集団でやるスポーツなら、チームワークや協調性、リーダーシップも身につく。心と体が鍛えられます。競技に長くかかわってきたものとして、スポーツが持つすばらしさや価値を広く伝えていきたい気持ちがありますし、それが、自分にできるスポーツ界への恩返しだと思っています。 ── いずれ、荒木さんが指揮するチームもぜひ見てみたいです! 荒木さん:コーチングのライセンス取得の勉強を始めたところなのですが、ゆくゆくは指導者としてのキャリアも選択肢のひとつとして考えています。ただ、なにかひとつだけというよりも、ジャンルを超えて多くの活動をしていきたい気持ちが強いですね。 いまは日本オリンピック委員会の仕事や、ママアスリートネットワークの理事を務め、女性アスリートがいろんな選択肢を持てるようにサポート活動にも注力しています。すべての働く女性やママたちにとって、エネルギーを届けられる存在になれるように頑張っていきたいですね。 それには私自身がもっとさまざまな分野で勉強して知識をつけること。具体的には社会問題、政治、法律などの知識が必要だと思います。そうした知識を私自身が世界で知見してきた女性の働き方を含めて、どのように生かしていけるが今後取り組むこと。これからもバレーボール選手時代と同様に、どん欲に多くのことに取り組んでいきたいと思っています。 PROFILE 荒木絵里香さん 1983年生まれ、岡山県出身。高校卒業後の2003年に東レアローズに入団。東レに在籍中にイタリアベルガモに移籍。2012年のロンドンオリンピックの代表メンバーとして銅メダルを獲得。2013年に結婚し、翌年出産。半年後に上尾(現・埼玉上尾)で現役復帰。その後、トヨタ車体に移籍。2021年の東京オリンピックを最後に現役引退。2022年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科入学、23年修了。現在、トヨタ車体クインシーズチームコーディネイター、日本オリンピック委員会理事、ママアスリートネットワーク理事など多方面で活躍中。 ...
    See Details: 滝沢秀明氏「許されない記事が出ました」 一部報道に反論

OTHER NEWS

一番の物価高対策は円安是正だ【播摩卓士の経済コラム】

一番の物価高対策は円安是正だ【播摩卓士の経済コラム】 岸田政権が経済対策づくりを本格化させています。岸田総理は20日、ニューヨークでの記者会見で、「24日の週に経済対策の骨格を示して取りまとめを指示する」と明かにすると共に、そのための補正予算を編成する方針を明言しました。 日本経済はすでに「需給ギャップ」が解消 経済対策は、物価高対策、賃上げ支援、投資拡大などが主な狙いですが、自民党内からは中小企業対策や国土強靭化の拡充なども必要だとして、早くも総額20兆円規模など、大盤振る舞いを求める声が上がっています。 コロナ禍で大型経済対策に慣れてしまい、感覚がマヒしているかのようです。 日本経済は、もはや需要不足ではありません。 内閣府の試算によれば、日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差を表す「需給ギャップ」は、今年4-6月期には、プラス0.1%(GDP改定後)となり、3年9か月ぶりにプラスに転じました。 もちろん、需給ギャップは推計値なので、推計方法によっては未だマイナスという試算もあるようですし、内閣府の推計にしても、GDP速報段階ではプラス0.4%あったものが、改定後はプラス0.1にプラス幅が縮小するなど、振れもあります。 しかし、日本経済がコロナ禍の只中のような大幅需要不足の状態から脱したことは、誰の目にも明らかでしょう。 これまで経済対策は、「需給ギャップのマイナスを埋めるために必要」という理屈で規模が積み増されてきており、逆に言えば、需給ギャップが解消された今、もはや大型の需要刺激策は必要ありません。 需要超過の中で、無理に公共事業を拡大しても、人手不足といった供給不足で効果は少なく、むしろ経済に悪影響を及ぼしかねないからです。経済対策の対象は絞るべき局面です。 物価高対策は決定的に重要 その一方、物価高対策は決定的に重要です。賃金が物価に追いつかず、実質消費がマイナスを続けていては、経済が失速しかねません。 とりわけ、値上がりの著しい食料やエネルギーが支出に占める割合の高い低所得層には、物価高は深刻です。 岸田政権がガソリンや、電気・ガス代への補助金継続を素早く打ち出したことは、危機感の表れですが、延長された対策は、補助が8月までの半分の水準にとどまっている上、年末までしか手当てされていません。 原油高や円安が一段と進んでいるので、年明け以降の対策拡充も検討されるべきだと思います。 エネルギー関連の補助金が長期化していることには、「バラマキ」「市場機能を歪める」「脱炭素に逆行」といった批判もありますが、今、補助を打ち切れば、それこそ経済へのダメージははかりしれません。 バラマキと言えばバラマキですが、特定の企業や事業者に配られる補助金より、国民に広く恩恵が届く補助金の方が、ずっと「スジが良い」と言えなくもありません。 円の実力は、1ドル360円時代より低く 政府が巨額の財政資金を伴う物価高対策にまい進する一方で、金融政策が未だ異次元緩和から抜け出せず、円安がどんどん進んでいることは、経済政策の整合性のなさを浮き彫りにしています。 アメリカの政策金利は今、5.25%~5.5%です。FRBのパウエル議長は年内にもう1回の利上げを行い、来年も引き締め状態を継続する考えを示しました。片や日本の政策金利はずっとマイナス0.1%。円安が進むのは誰の目にも明らかでしょう。 BIS(国際決済銀行)が21日発表した8月の円の実質実効為替レートは73.19と、比較可能な1970年以来ついに最低の水準となりました。実質実効為替レートは、60の国や地域の為替レートに、物価変動や貿易量を勘案して算出するもので、その国の通貨の総合的な実力、購買力を示すものです。日本のピークは、1995年4月の193でした。 今や円の実力は、ピーク時の4割以下に落ち、なんと1ドル360円時代より低下しているのです。食料やエネルギーを輸入に頼る日本国民の生活が苦しくなるのは当然です。 これだけインフレが問題なのに、「まだ完全にデフレから脱却したとは言い切れない」などという屁理屈で円安を放置し続けているのは、もはや滑稽としか言いようがありません。 円安是正こそが最大の物価高対策です。 播摩 卓士(BS-TBS「Bizスクエア」メインキャスター) Read more »

今井絵理子氏、ド派手ヘアの息子と仲良し親子ショット「そっくりなイケメン」「よく似てる」

今井絵理子氏のインスタグラム(@erikoimai0922)より  「SPEED」で自民党参院議員の今井絵理子氏(40)が23日までに自身のSNSを更新。長男でプロレス団体「HEAT―UP」所属の今井礼夢(らいむ、18)と撮影した親子ショットを披露した。  22日に40歳を迎えた今井氏は「息子からお手紙をいただきました。『これからもみんなの為に頑張ってください』と。みんなって誰のこと?と問うと、『国民の皆さん』と答えていました」と親子の会話を明かす。続く投稿では「息子へ」と題して更新し、「お母さんはあなたを生んでとても幸せです。ありがとう。これからもよろしくね」とメッセージを寄せた。  シルバーヘアの息子・礼夢と楽しそうに笑う2ショットをアップ。フォロワーは「やっぱりよく似てらっしゃいますね」「素敵な親子関係で羨ましい限りです」「ハッピーオーラの雰囲気がそっくりで本当素敵な親子」「礼夢くんが、大きくなってきて、ますますお母さんに似てきましたね」「似てる!おめでとう」「顔立ちは、お母様にそっくりな、イケメンですね」の声を寄せていた。  今井氏は、ロックバンド「175R(イナゴライダー)」のボーカル・SHOGOと2004年5月に結婚し、同10月に礼夢が誕生したが07年に離婚を発表。08年にテレビ番組で長男が先天性難聴であることを公表した。 Read more »

「年金生活者支援給付金」を受け取れるのはどんな人? 受給要件や金額について解説

「年金生活者支援給付金」を受け取れるのはどんな人? 受給要件や金額について解説 「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」の受給要件と受給額 老齢基礎年金受給者は「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」が受給できます。そのための要件と受給額は以下のとおりです。 受給要件 「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」を受給するためには、(1)65歳以上の老齢基礎年金の受給者で、(2)同一世帯の全員が市町村民税非課税で、(3)前年の公的年金等の収入金額と、その他の所得との合計額が87万8900円以下、の要件をすべて満たしていなければいけません。 なお、3つ目の要件にある前年の公的年金等の収入金額に、障害年金と遺族年金などの非課税収入は含まれません。また、前年の公的年金等の収入金額と、その他の所得との合計額が77万8900円超で87万8900円以下の場合は、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が受給できます。 受給額 「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」の受給額は、5140円(月額)を基準額として、保険料納付済期間などに応じて算出されます。計算式には次の2種類があります。 1つ目は、「保険料納付済期間に基づく額(月額)=5140円×保険料納付済期間/被保険者月数480月」です。2つ目は、「保険料免除期間に基づく額(月額)=1万1041円×保険料免除期間/被保険者月数480月」です。この2つの計算式によって算出された金額の合計額が受給額となります。 「障害年金生活者支援給付金」の受給要件と受給額 障害基礎年金の受給者は、「障害年金生活者支援給付金」が受給できます。そのための要件と受給額は以下のとおりです。 受給要件 「障害年金生活者支援給付金」を受給するためには、(1)障害基礎年金の受給者で、(2)前年の所得が472万1000円以下である必要があります。なお、前年の所得には障害年金などの非課税収入は含まれません。また、前年の所得上限は、扶養親族などの数に応じて増額されます。 受給額 「障害年金生活者支援給付金」の受給額は障害等級によって異なります。障害等級が2級の人の受給額は5140円(月額)で、障害等級が1級の人の受給額は6425円(月額)です。 「遺族年金生活者支援給付金」の受給要件と受給額 遺族基礎年金の受給者は「遺族年金生活者支援給付金」が受給できます。そのための要件と受給額は以下のとおりです。 受給要件 「遺族年金生活者支援給付金」を受給するためには、(1)遺族基礎年金の受給者で、(2)前年の所得が472万1000円以下である必要があります。なお、前年の所得には遺族年金などの非課税所得は含まれません。また、前年の所得の上限額は扶養親族などの数に応じて増額されます。 受給額 「遺族年金生活者支援給付金」の受給額は、5140円(月額)です。ただし、複数の子どもが遺族基礎年金を受給している場合は、5140円を子どもの数で割った金額になります。 年金生活者支援給付金の受給要件を確認しておこう 老齢、障害、遺族の各公的基礎年金受給者は、要件を満たすことで「年金生活者支援給付金」が受給できます。 給付金を受け取るには、年金生活者支援給付金請求書の提出が必要です。請求書の提出から1~2ヶ月後に「年金生活者支援給付金 支給決定通知書」が送られてきます。 「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」の受給権が発生すると見込まれる人には65歳になる3ヶ月前に請求書が送付されますが、それ以外の「年金生活者支援給付金」には送付されません。受給要件を満たす人は、各基礎年金の手続きと同時に忘れることなく申請しましょう。 出典 厚生労働省 年金生活者支援給付金制度について ... Read more »

回収するのが一番恐怖なゴミとは?マシンガンズ・滝沢さんの投稿に「本当に恐怖でしかない」と反響【画像】

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんが9月23日までに、自身のX(旧Twitter)を更新。茶色っぽい液体入りのペットボトルの写真とともに「中身入りが一番恐怖。中身を出してから(ごみに)お出しください」と呼びかけている。 滝沢さんはコンビの活動の傍ら、ゴミ収集会社で勤務しており、テレビ番組や著書、SNSなどでゴミ清掃員としての体験を発信している。 滝沢さんはXで「出す方は沸かしたお茶を出しているだけと思うかもしれないが、回収する方は本当にお茶か?と思う」と説明。 この投稿に対し「地域のゴミ拾いをボランティアでしているが、中身入りのペットボトルは本当に恐怖でしかない」「危険な液体もあるかもしれない」「茶色い天然水。怖すぎる」といった声が寄せられている。 Read more »

『スタレ』新キャラ、『崩壊3rd』第2部公開に『原神』『ゼンゼロ』最新情報も!HoYoverse生放送まとめ【TGS2023】

 9月22日、「東京ゲームショウ2023」公式YouTubeチャンネルのオンラインプログラムにて、HoYoverseは「HoYoverse スペシャルプログラム in TGS2023 5つの世界を巡る ~TGS大冒険~」と銘打った生放送を実施した。  放送内では、ホリプロ所属のフリーアナウンサー、松澤千晶さんをMCに、同社の開発する『原神』、『崩壊:スターレイル』、『未定事件簿』、『崩壊3rd』などの情報を、出演声優陣をはじめとしたゲストとともに紹介。さらに、同社の最新作である『ゼンレスゾーンゼロ』についての情報も公開された。  HoYoverseがクリエイターの環境づくりに取り組む新ブランド「HoYoCREATOR」のコンセプトムービーをオープニングとして始まった、約2時間にわたる生放送。その内容を簡単にまとめていきたい。なお、番組の全容は下記から確認できる。 『原神』は27日アップデートの最新情報を豪華キャスト陣がお届け  最初はオープンワールドRPG『原神』のコーナーからとなる。同作でキャストを務める堀江瞬さん(主人公/空役)、木村良平さん(タルタリヤ役)、植田佳奈さん(宵宮役)、鈴代紗弓さん(綺良々役)がゲストに登場した。  放送では、8月16日のアップデートで追加された新地域「フォンテーヌ」の話題を中心にトーク。また、新しく追加された水中でのゲームプレイやボスとのバトルの様子を見せた。さらに、9月27日アップデート予定のバージョン4.1の情報も紹介している。  バージョン4.1で追加される新キャラクター「ヌヴィレット」、「リオセスリ」についてや、新地域「廃棄された実験室」、「クイセルのクロックワーク工房」、「ドリュアス森林」の映像・背景設定なども公開されている。 原神のキャスト陣4名をゲストに迎え、次バージョンで追加されるキャラクターやエリアの情報を紹介。そのほか、「フォンテーヌ」でのゲームプレイや、ゲーム内のカードゲーム「七聖召喚」のオフライン大会の様子も 『崩壊:スターレイル』は新バージョンの魅力を紹介 最新PVでは新キャラ「トパーズ」の姿も  続いてのコーナーは、スペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』。声優の伊東健人さん(丹恒役)と、にじさんじ所属のVTuber「える」さんがゲストとして登場した。  コーナー内では、主に最新バージョンの1.3で登場した新キャラクター、「丹恒・飲月」、「符玄」、「リンクス」について紹介。符玄のCVを務める伊藤美来さんからのビデオレターなども番組を盛り上げた。 現在の最新バージョン1.3での新キャラクターや追加コンテンツを紹介。えるさんが新キャラを使い、「模擬宇宙:宇宙の蝗害」のボスバトルに挑む場面も  さらに、コーナー内で最新のPVも公開された。PVの最後には、新キャラクターの「トパーズ」(CV:南條愛乃さん)も登場している。なお、本作は10月11日にPlayStation 5版がリリースされる予定。家庭用ゲーム機で新たにプレイしようと思っている人も注目だ。 新しいPVでは、最後に新キャラクターの「トパーズ」が登場。ベロブルグを見つめる彼女の思惑とは……? 『未定事件簿』ではキャスト陣が1年間のイベントを振り返る  3つ目のコーナーは、女性向け恋愛ミステリーゲーム『未定事件簿』。ゲームのメインキャラクター4人のCVを担当する梶裕貴さん(水無瀬夏彦役)、福山潤さん(森月黎役)、石川界人さん(和泉景役)、諏訪部順一さん(左京静真役)からのキャストコメントを紹介した。  コーナーでは、過去1年のゲーム内イベントについてキャスト陣がコメント。思い出を振り返った。 未定事件簿のキャストがそれぞれ1年間のイベントを振り返り、お気に入りのSSR思い出カードを選択 『崩壊3rd』は第2部の最新情報を初公開!物語の舞台は火星へ  4つ目のコーナーはアクションゲーム『崩壊3rd』。同社のCEO、Da Weiこと劉偉(Liu Wei)氏によるビデオメッセージで、初公開となる『崩壊3rd』第2部の最新情報を公開した。  第2部では、物語の舞台を火星に移して新たな冒険が展開される。2017年に国内リリースされた本作だが、最新作にも負けず劣らずの美麗なトレーラームービーが公開され、放送のコメントでも驚きの声が上がっていた。第2部では、さらなる戦闘体験の進化を体験できるとのこと。 ... Read more »

狩野舞子さん、ジャケット姿でビシッと決めた姿がお似合い!「映えるねぇ」「脚長い」

狩野舞子さんのインスタグラム(@kanochan715)より  元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さんが23日に自身のSNSを更新し、番組のオフショットを公開した。  現在、開催されているバレーボール女子日本代表のパリ五輪予選兼W杯の解説を担当した狩野さんは、「解説の衣装!シックにビシッと決めさせてもらいました!」と振り返り、黒のトップス&パンツにグレーのチェックジャケット、髪を後ろでまとめた姿を披露した。さらにジャケットの胸元にはバレー大会のマスコットキャラ「バボちゃん」をつけている。  この投稿にフォロワーからは「脚長い」「映えるねぇ~」「舞子ちゃん、素敵です」「わかりやすい解説でいつも楽しく見てます」といった声が寄せられた。 Read more »

大一番に臨む古賀紗理那、夫からのエールが話題「なんていう素敵な」「言われてみたいなぁ~」などの声

西田有志 ◆バレーボール女子 ▽パリ五輪予選兼W杯 B組 日本1―3トルコ(23日・東京・国立代々木競技場)  来年のパリ五輪出場権を懸けた予選で、世界ランク8位の女子日本は同1位のトルコに敗れ、今大会初黒星を喫した。ブラジルはベルギーをストレートで下し、1敗をキープ。日本は、五輪切符に王手をかけたまま、24日の最終戦でブラジルと1敗同士で激突する。  主将の古賀紗理那(NEC)の夫で男子代表の西田有志(パナソニック)は試合中、自身のX(旧ツイッター)でポストして激励。  「なんか起きそうだなー 現地で応援したいが、自分にも目標がある。ただひたすらそれに向けて毎日頑張るだけだけど。こんなの応援しないなんかないっしょ」とつづり、「わくわくするねー 頑張れ自慢の嫁よ。頑張れ」と最強国相手に奮闘する妻にエールを送った。  この投稿に「素敵な夫婦」「頑張れ西田家の最強のお嫁さん!」「なんていう素敵なツイート 自慢の嫁だなんて言われてみたいなぁ~」などの声が寄せられた。  日本は24日、ブラジルに勝てば6大会連続となる五輪出場権を獲得する。古賀はトルコ戦後、「もう勝つしかないので、しっかり勝ちきりたいと思います」と強い言葉で決意を語った。 Read more »

女子バレー 五輪出場を決めたトルコ代表のエース・バルガスにファンうっとり「ハチャメチャにかっこいい」

パリ五輪出場を決め、親指を立てるトルコ代表のメリッサ・バルガス(撮影・佐々木彰尚)  「バレーボール女子・W杯、日本代表1-3トルコ代表」(23日、代々木第一体育館)  世界ランキング1位のトルコは日本に3-1(22-25、25-22、26-24、25-12)で勝利し、6連勝で五輪切符を獲得した。  トルコ代表で日本ファンの心を奪ったのはメリッサ・バルガスだ。キューバ生まれのアタッカーは2021年にトルコ国籍を取得。今年のネーションズリーグではMVPにも輝いた。  194センチの身長だけでなく高いジャンプ力も兼ね備えており、そのアタックは強烈。風貌も丸刈りに鼻ピアスと印象的で、日本のファンも「バルガス選手とかいうハチャメチャに格好いい人いて惚れた~~」「トルコのバルガス選手 すんごい髪型かわいい」など大注目。試合中から「X」でトレンド入りするなど、ファンの心を奪っていた。 Read more »

お肉がほろほろ… 千葉県産ハーブと塩で味付け 鶏もも肉のコンフィセットが販売開始 成田空港逸品セット第4弾

コンフィセットの盛りつけ例 ちばとぴ!グルメ部です。成田空港から空港周辺地域と食卓を「つなぐ」、おいしい情報が届きました。千葉の素材を使ったフランスの料理「骨付き鶏もも肉のコンフィ」がおうちでも楽しめますよ。(ちばとぴ!タウン) ◆マスタードやクラフトビールと一緒に コンフィとはフランスの調理法。食材にストレスを与えずに一定の温度で均一に火入れができるとして、さまざまな分野の料理で注目を集めています。今回は鶏肉をコンフィにし、八千代市のハーブ、九十九里の塩、コショウでマリネして味をしっかりなじませました。お肉がほろほろっと崩れる柔らかさがたまらない逸品に、フランス老舗ブランドのマスタードもセットで付いています。 オリジナルクラフトビールが付いたセットもありますよ。こちらはWORLD BEER AWARDS2023セゾン部門で金賞を受賞した成田空港オリジナルクラフトビール。華やかな香りが特徴で、ボリュームたっぷりな鶏モモ肉のコンフィとの相性は抜群です。 購入はNARITA AIRPORT to TABLEのサイトから。ご家庭でこだわりの食事セットを楽しんでみてはいかがでしょうか。 コンフィセット1200円(税込) 成田空港エール付コンフィセット 1800円(税込) Read more »

「パリピ孔明」向井理、上白石萌歌、関口メンディーが渋谷に降臨。パリピなエピソードを告白!

「パリピ孔明」向井理、上白石萌歌、関口メンディーが渋谷に降臨。パリピなエピソードを告白! フジテレビ系で9月27日にスタートする連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10:00。初回は15分拡大)の、制作発表会見が行われ、主演の向井理、共演の上白石萌歌、関口メンディーが役衣装に身を包んで登壇した。 「パリピ孔明」は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の東京・渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す1人の少女・月見英子(上白石)を軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリー。「ヤングマガジン」(講談社)で原作・四葉夕ト氏&漫画・小川亮氏が現在も連載中で、累計発行部数160万部を突破している人気同名漫画を実写化する。 ドラマの舞台となる渋谷にちなんで、SHIBUYA109で行われたイベントに、サプライズで降臨したキャスト陣。劇中で、2023年のハロウィーンでにぎわう渋谷にタイムスリップした孔明を演じる向井は、「渋谷の真ん中でゲリラ的なイベントができて感無量です」とあいさつ。上白石も「作品の舞台である渋谷の真ん中に皆さんと役衣装で集えて、原作の世界なのか、現実なのかすごく面白くて不思議な気持ちです」と貴重な体験を喜んだ。関口は、渋谷には学生の頃ずっと通っていたことを明かし、「大学生の頃は渋谷のクラブで働いていた経験もあるので、この作品に縁を感じております」と笑顔を見せた。 ドラマの注目ポイントを聞かれると、向井は「音楽ドラマですので、ライブシーンはもちろん、衣装やセットなど細かい部分を大胆に作り込んでいて、全体的な世界観は今まで見たことのないドラマになっていると思います。最初から割とフルスロットルで走っているので、盛りだくさんの初回になっていますけど、飽きることなく見ていただけるんじゃないかなと思います」と手応え十分の様子。 上白石は「やっぱり、向井さんが演じられる孔明の再現度の高さです。向井さんにしか孔明は務まらないなと思っていて…。第1話で、孔明が初めてバーでお酒を作るシーンがあるんですけど、向井さんはバーテンダーの経験もあるので、手さばきが素晴らしかったです。早すぎて見えなくて、所作も美しいので、孔明のバーテンダーのシーンはぜひ注目して見ていただきたいなと思います」と語った。 作詞・作曲・振り付けまですべてを自らこなす、歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ役に扮(ふん)する関口は「キャラの濃さかなと思います。衣装を含めて、世界観が作り込まれていますし。あとは、音楽の面でもオリジナルの楽曲もあるし、カバーもたくさんされるんですよね。それも含めて本当に総合的に楽しめる作品になっていると思っています」とアピールした。 タイトルの「パリピ」にかけて、パリピなエピソードに話が移ると、「あの~。一気に視線がこっちに向いたんですけど、僕、そんなにパリピじゃないんですよ」と関口が急に感じた視線に反応し、「この格好で『どの口が言ってるの?』と思われるかもしれませんが、そんなにパリピな日常を送っているわけじゃないんですよ」と念押ししたかと思えば、「カラオケに行った時は1曲目に、必ずモーニング娘。さんの『ザ☆ピ~ス!』を歌うっていうね。自分、十分パリピですね(笑)」と言って場を盛り上げていた。 次にマイクを受け取った上白石は「この作品で、人生で初めてブリーチをしました」と報告。英子役は自分に務まるのか不安だったそうだが、「根っこからブリーチの毛が生えていると、パリピ血中濃度が上がってきました(笑)。髪色って人格を変えるというか、気分がものすごく変わって、キラキラしたものを身につけたくなったり、聴く曲も変わってきたりして、そういう部分では自然に英子に歩み寄れたのかなと思います」と満面の笑みを見せた。 続いて向井は「何をもってパリピなのか分からないですけど、今年の夏だと13~14人くらいでブドウ狩りに行って…」と話し始めると、周りから「それってパリピ?」とツッコミまれた向井が「夜はガッツリ花火しました!」と明かすと、みんなが納得。さらに、向井は「シャインマスカットを大量に食べて、夜は花火。途中、湖でモーターボートに乗って、割とはちゃけた夏の思い出です」と詳細を教えてくれた。 会見では、撮影中の印象的な出来事や、青春時代の思い出などのトークで盛り上がり、最後に、座長の向井から「1人の女性アーティストの成長する物語でございます。中身は結構骨太で、決めるところは決めて、騒ぐところは騒いで、いろいろな要素の詰まったドラマになっています。さまざまなジャンルの音楽が形を変えて毎回登場しますが、そのクオリティーも非常に高いものになっています。エンターテインメントに振り切った作品で、映像も含めてとてもきらびやかな世界観になっていますので、最終回まで飽きずにご覧いただけると思っております」と、あらためて視聴者へ向けてメッセージが送られ、会見は終了した。 Read more »

バレー西田有志 妻・古賀紗理那への“愛のエール”にファン感動「自慢の嫁だなんて言われてみたい」

バレーボール日本代表の西田有志(左)と古賀紗理那  バレー男子日本代表の西田有志(23=パナソニック)が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。妻で女子日本代表の主将を務める古賀紗理那(27=NEC)に“愛のエール”を送った。  現在、女子日本代表はパリ五輪予選を兼ねたW杯に出場中。この日はトルコとの全勝対決で、世界ランク1位を相手に第1セットを先取するなどSNSでも盛り上がりを見せていた。  そんな中、試合開始から数分後に西田が「なんか起きそうだなー。現地で応援したいが、自分にも目標がある。ただひたすらそれに向けて毎日頑張るだけだけど。こんなの応援しないなんかないっしょ。わくわくするねー。頑張れ自慢の嫁よ。頑張れ」とメッセージを投稿。  残念ながらトルコに敗れ五輪出場を決めることはできなかったが、ファンからは「自慢の嫁だなんて言われてみたい」「目指せ最強夫婦」「気持ちを素直に言葉にする西田選手が本当に素敵」など、西田の“エモい”アタックに続々と感動の声が寄せられた。 Read more »

【日本ハム】野村佑希「普通に超えられる数字」規定打席到達 残す壁はシーズン完走と100安打

<楽天4-1日本ハム>◇23日◇楽天モバイルパーク 日本ハム野村佑希内野手が「3つの壁」のうち、まず規定打席をクリアした。 前日までに442打席とリーチをかけ、この日の第1打席で443打席に伸ばした。「普通にちゃんとやっていれば、普通に超えられる数字」として目標の1つに掲げていたハードルを、5年目で初めて突破した。もう2つの壁、シーズン完走までは残り9試合、100安打までは6本に迫っている。 楽天対日本ハム 2回表日本ハム2死、遊ゴロに倒れた野村(撮影・垰建太) Read more »

「日本の充実ぶりが羨ましい」アジア大会で“61年ぶりメダルなし”の韓国男子バレー代表に母国メディアが愕然!「年俸はアジアで一番高いのに…」

「日本の充実ぶりが羨ましい」アジア大会で“61年ぶりメダルなし”の韓国男子バレー代表に母国メディアが愕然!「年俸はアジアで一番高いのに…」 韓国男子バレーボール代表がまさかの早期敗退だ。 現地9月22日、中国・杭州で開催されているアジア大会で世界ランキング27位の韓国は決勝トーナメント1回戦(ベスト12)に臨み、同ランキング51位のパキスタンと対戦。フルセットの末に敗れ去り、アジア大会で61年ぶりにメダルを逃す事態に追い込まれた。しかも19-25、22-25、21-25とまさかのストレート負け。韓国メディアから一斉に手厳しい批評が浴びせられている。 過去優勝3回を誇り、1966年大会から前回大会まで14大会連続でメダルを獲得してきた記録が、ついに途絶えた。一方で昨今の韓国男子代表は2000年シドニー大会を最後に五輪本大会への出場を果たしておらず、アジア大会後に行なわれるパリ五輪予選にもエントリーできていない。世界選手権やネイションズリーグなど主だった国際大会の舞台にもまったく立てておらず、凋落が顕著となっていた。 韓国メディア『MKスポーツ』は「だからこそ失地回復のため、韓国男子バレーボール代表はアジア大会に懸けていた」と強調。「選手たちには国内リーグより代表チームでの活動を優先させ、金メダル獲得を目標に邁進した。ところがどうだ。実際に蓋を開けてみればチームは連携を欠き、ベテランを重用したことで終盤にパワーダウン。カンボジア相手でさえ前線は苦戦を強いられる始末だ。ファンも関係者も衝撃を受ける最悪の結末となった」と断じる。 やはり比較対象としてしまうのは、日本代表のようだ。同メディアは「隣の日本に目を向けると、彼らの充実ぶりが羨ましくて仕方がない」と率直な感想を吐露した。 そのうえで「数年前までライバルとされていた日本はまったく違う行動を見せた。彼らは今大会に石川祐希や高橋藍といった主力を送り込んでいない。いわば1・5軍のチーム構成で挑みながら、しっかりベスト8にまで駒を進めているのだ。かつ、パリ五輪予選への準備にも余念がない。ネイションズリーグやアジア選手権でも結果を叩き出し、まさしく順風満帆なのである」と褒め称えた。 そして、「アジア大会だけを目標に強化してきた韓国とは異なり、日本はどんなメンバーで組んでも最適なパフォーマンスを発揮できるチームだ。韓国はすっかりアジアでの競争力さえ失った。選手の年俸総額である66億5800万ウォン(約7億2000万円)は今大会出場の19か国で一番高いにも関わらず、不甲斐ない結果に終わった。もはや韓国は“アジアの虎”ではないのだ」と吐き捨てた。 韓国代表は7~12位を決めるトーナメントに回り、日本は24日にインドとの準々決勝を戦う。そしてアジア大会が終われば、現在女子代表が戦っている「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」の男子大会が開幕する。日本はプールBのホストカントリーで、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコといった強豪国と「2枠」を巡る総当たりバトルを繰り広げる。 構成●THE DIGEST編集部 Read more »

“スタバ×ディズニー”このコラボ待ってた! 描きおろしのミッキー&ミニーもデザイン

10жњ€4日発売のスターバックスとディズニーのコレクションアイテム スターバックス コーヒー(スタバ)は、10月4日よりディズニーとのオリジナルコレクションを展開する。アジア各国のスタバで発売する商品を、日本でも公式オンラインストアで全6アイテムを販売。  今回のコレクションテーマは“Relive The Magic Together(想い出はきっと、つながりの魔法。)”。ディズニーの仲間たちのノスタルジックな世界観が、懐かしくあたたかい記憶を呼び覚まし、大切な人との絆を思い起こさせるコレクションとなっている。人と人とのつながりの力を強く信じる両社の思いをのせたアイテムがラインナップする。  2種のステンレスボトル(各4900円)には、同コレクションのために描かれたミッキーやミニーたちが登場。「HAVE A MAGICAL DAY(マジカルな1日を!)」や「MADE FOR ME TIME (私のための、ステキな時間。)」といったメッセージがデザインされたボトルは、持っているだけで気持ちを前向きにしてくれそう。フリップリッドとスクリューリッドのそれぞれ3アイテム、全6種を展開。  コレクションアイテムの取り扱いはスターバックス公式オンラインストア、販売開始は10月4日6時ごろを予定。商品はなくなり次第終了となる。 Read more »

【バレー五輪予選】あのロッドマンを彷彿!?日本女子を撃破 トルコ代表バルガスが話題沸騰「凄すぎる」

強烈なサーブを放つ女子バレートルコ代表のバルガス(AP)  ◇バレーボール・パリ五輪予選女子東京大会兼W杯第6日 日本1―3トルコ(2023年9月23日 東京・国立代々木競技場)  開幕5戦連続ストレート勝ちで24年パリ五輪切符に王手をかけている首位・日本は、同じく全勝で2位につける強敵トルコに1―3で敗れた。8カ国中、上位2位に与えられる五輪切符は24日のブラジル戦に持ち越された。  ネット上では世界ランク1位トルコ代表のエースである「バルガス」がトレンド入り。X(旧ツイッター)でも「バルガス凄かった」「敵ながらバルガスほんとかっこいい」「トルコえぐ…バルガス選手が2次元並みの凄まじさだった」「トルコ強かったね~バルガス選手顔可愛らしいのにあの髪型とタトゥーのインパクトすごかった」と日本でも話題沸騰。  バルガスは元キューバ代表で21年にトルコ国籍を取得。194センチの長身から時速102キロものサーブを打ち込み、場内をどよめかせるなど圧巻のプレーを見せつけネットからは「バルガス選手には敵わないよね。強すぎる」「バルガスは本当に化け物だった。女子のスパイクスピードじゃないよ」「いやー凄かった…バルガスさん凄いしキャプテンの迫力、気迫が凄かった…もう凄いしか言えん」と称賛の声が続々。  中には「髪型も鼻ピアスもタトゥーも凄く似合っていますよね!どれも個人的には好まないスタイルですがバルガス選手は似合っていて素敵」「トルコのバルガスかっけぇ~そのまんまブラックパンサー出れる。金髪坊主に刺青に鼻ピアス。刺さる」「バルガス選手、髪型もタトゥーも鼻ピアスも何もかも似合いすぎハマりすぎでプレー含めて全て完璧なんだな」「トルコのバルガス選手、良い意味でロッドマン味を感じた」「親父がずっとトルコ代表のバルガス選手をロッドマンって言ってて草」「バルガスにすげえ見覚えあるなと思ったらデニス・ロッドマンや」など、元NBAスーパースターの名前が飛び出すほど大反響を呼んだ。 Read more »

ブドウ農家「一晩で9割やられた」 収穫期の夜、狙われやすい広い畑

盗難被害に遭ったシャインマスカットの切り口を手で示す鴻巣義一さん=2023年9月21日午前10時35分、茨城県つくば市内  茨城県内で農作物の盗難が増えている。県警が把握した8月末時点の被害総額は前年同期に比べて約2倍にのぼる。夜間に人気(ひとけ)のなくなる田畑やビニールハウスを狙う手口は、防犯対策が取りづらく農家の悩みと不安は尽きない。実りの秋を迎え、被害がさらに拡大する恐れがあり、県警は警戒を強化している。 【写真】被害に遭った現場。収穫間際のシャインマスカットがごっそり持ち去られていた  つくば市で今月、盗難被害に遭ったブドウ農家がいる。21日、朝日新聞の取材に応じた。水田と畑が広がる郊外の農村地帯。集落からやや離れた田畑の中に、ぽつりぽつりとブドウ栽培のビニールハウスが点在する。  柔和な表情でとつとつと被害状況を説明してくれていた鴻巣義一さん(74)の顔が一瞬、険しくなった。盗難に気づいた瞬間の心境を尋ねた時だ。  「やられた。収穫の朝ですよ。悔しさしかない」  声にやるせなさと憤りがにじむ。  鴻巣さんが収穫のためビニールハウスに出向いたのは、今月12日の午前6時半ごろ。ハウス2棟の扉がともに半開きになっていた。前日午後6時ごろに閉め、取っ手を細身のロープで幾重にもくくりつけたはずなのに。  入り口からのぞくと、シャインマスカットの棟も、巨峰の棟も、一部を残してほとんどの房が切り取られていた。そばの肥料小屋も荒らされた。  警察に届けた被害はシャインマスカットが約250房、巨峰も約200房。肥料は1袋数千円する高額なものばかり約30袋が持ち去られ、肥料散布用の器具までなくなっていた。被害額は計40万円相当という。  「ブドウは9割方やられた。肥料は安い鶏ふんなどには手をつけていない」と鴻巣さん。「あれほどの量を一気に運ぶには、1人や軽トラック1台では無理ではないか。どうやって売りさばくんだろう。インターネットかね」といぶかる。  65歳で会社を退職後、本格的に農業を始めた。ブドウ栽培は、退職後の夫婦旅行で山梨県を訪れた時にプレゼントされた1本の苗が根付いたことがきっかけだ。独学で有機肥料などの使い方を試行錯誤し、5年ほど前から農協の直売所に出せるようになった。ようやく軌道に乗り、新たに3棟目のハウスで若木を育て始めたところだった。  「『おいしいのに安い』と喜んでくれていたお客さんが、がっかりしている」  自衛策はないのか。  「扉にカギをかけていたとしても、ビニールハウスですから。ビニールやネットの部分を切って侵入されたらひとたまりもない」。夜通し見張ったり見回ったりするわけにもいかない。  今後は、センサーを設置して自宅にいながらスマートフォンで確認できるシステムを導入するか、ハウスの骨組みを人が侵入できないくらい密にするか、思案を巡らせる。  「対策にはお金がかかる。うちのような小規模な栽培者にとって収支が見合うかどうか」  鴻巣さんの柔らかい顔つきが、また曇った。(中村幸基)      ◇  茨城県警によると、県内で確認された農作物の盗難被害は、8月末時点で58件と前年同期(47件)より11件増えている。被害総額も約660万円で、前年同期(約330万円)の2倍に。秋口は収穫期と重なって被害が拡大する恐れがあり、警戒が必要だ。  盗難被害があった58件のうち、県西地域が4割超の24件を占め、県南地域が12件、鹿行地域が11件と続く。防犯カメラのない広々とした畑が夜間に狙われ、農家が翌朝に被害に気づくというケースが目立つ。中にはビニールハウスを外から破って侵入するなど悪質な行為も確認されている。  予防策としては、防犯カメラのほかに熱や物の動きに反応して警報音が鳴るセンサーなどもあるが、「音が出て近所迷惑にならないか」「設置費用がかかる」といった理由で普及が進んでいないのが実態だ。  近年の被害は年間80~100件で推移し、収穫期を迎える9、10月に集中する傾向にある。被害現場には物的証拠が乏しく、現行犯以外での検挙が容易ではないという。県警は、過去に被害があった地域を中心にパトロールを強化。不審な人を見かけたらすぐに通報するよう呼びかけている。(原田悠自) Read more »

FP値って何?これにこだわると打点のミスが減る!【QPのギアマニュアル】

FP値をご存じでしょうか? FPとは「フェースプログレッション」の略で、シャフトの中心線、いわゆるシャフト軸線からリーディングエッジ(クラブヘッドの刃の部分)までの距離の数値のことです。この数値が大きいとリーディングエッジが前方に出ていて、数値が小さいと後方に下がっていることを表します。   一般的にアイアンではFP値が大きいモデルは、構えたときにネックの左側のラインとリーディングエッジがそろって見えることからストレートネック、FP値が小さいモデルはネックの左側のラインよりリーディングエッジが後方に下がっていて、ネックが曲線を描くことからグースネックと呼ばれています。 ストレートネックとグースネックを比べてみる【写真】 このFP値、モデルによって1ミリとか2ミリの違いですが、与える影響は意外に大きいのです。ゴルファーのスイングによって変わりますが、打ち出し方向やボールのつかまり具合に関係してきます。スイング中のヘッドは、トップスイングからインパクトに向かって、目標に対してフェースが開いた状態から徐々に閉じる方向に動きます。そして構えた状態、つまりスクエアになったタイミングでインパクトを迎えるのが理想です。   FP値の大きさの違いによってインパクトのタイミングがズレて、フェースの向きが変わってしまうことがあるのです。例えば、FP値が大きいストレートネックのアイアンで目標に打ち出せているゴルファーが、FP値の小さいグースネックのアイアンで打つと、リーディングエッジが後方に下がっているぶん、インパクトのタイミングが一瞬遅れます。その遅れたぶんだけフェースがターンする時間が生まれ、ボールを打つときはフェースが左を向き、ボールは狙った方向より左に飛び出します。逆にグースネックのアイアンがつかまりやすいといわれるのは、まさにこの効果。ストレートネックのアイアンに比べてインパクトのタイミングが一瞬遅れるので、フェースを閉じる方向に動かす時間があるのです。   一般的に、アスリートや上級者向けといわれるアイアンにはストレートネック、アベレージゴルファーに向けたモデルやミスに強いといわれるアイアンにはグースネックが採用されることが多いです。これはインパクトでフェースをスクエアに戻すには、ある程度スイングスキルが必要だからです。アベレージゴルファーの永遠の悩みの一つに、スライスがあります。これはインパクトでフェースをスクエアに戻せないのが大きな原因です。そのため、インパクトでフェースを少しでもスクエアに戻す時間を稼げるグースネックは、アベレージゴルファーにとって、とても有効なんです。   それに対してスイングスキルを身につけた上級者は、グースネックを避ける傾向にあります。これはつかまりすぎのミスを避けたいからです。 つかまりすぎのミスは目標より左の方向へ飛びますが、目標よりも左に飛ぶということはフェースがスクエアより左を向いた状態になります。つまり、クラブ本来のロフトより立った状態でインパクトを迎えることになるので、ボールの勢いが強いのです。そのため、狙った飛距離よりも飛んでしまったり、強い弾道で狙っていない方向へ飛んでいくので、ミスの度合いが大きくなりやすい。だから上級者は自分の飛距離を計算できる、つかまりを抑えたストレートネックのモデルを好むわけです。つかまりやすいモデルは、プレーヤーによっては引っかかるという表現をするのも、この違いからです。   アイアンで右に曲がるミスが多い方、スライスが多い方はぜひFP値の小さいグースネックのアイアンを試してみてください。    関雅史(せき・まさし)/1974年生まれ、東京都出身。PGA公認A級ティーチングプロの資格を持ち、クラブフィッティングも行う。東京・駒込のゴルフスタジオ「ゴルフフィールズ」で活動。 たかが1~2ミリのこととはいえ、FP値のインパクトへの影響は意外と大きい。今回はアイアンにおけるFP値の影響を考える Read more »

「モンスターハンター」シリーズ20周年を記念した「大狩猟展」が2024年夏に東京で開催決定!【#TGS2023】

【「モンスターハンター」20周年「大狩猟展」】 2024年夏 開催予定 「モンスターハンター」シリーズ20周年を記念した「大狩猟展」が2024年夏に東京で開催決定!【#TGS2023】 カプコンは、ハンティングアクションゲーム「モンスターハンター(以下、モンハン)」シリーズ20周年を記念した「大狩猟展」を東京にて2024年夏に開催する。 「大狩猟展」では歴代「モンハン」シリーズの膨大な開発データが展示されるほか、ここでしか体験できないコンテンツが用意されるとのこと。詳細については今後お知らせされる。 また、「モンハン」20周年を記念したロゴやキービジュアルなども公開された。 【TGS2023 カプコン ステージライブ<Day-1>9/23(土)10:05~|東京ゲームショウ2023】 (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. Read more »

RGBに発光する「ゲーミング箸」で遊んでいたら、ほしくなってしまった

箸が光ってるーーー!!! 箸が光ってなぜ嬉しい?  先日、上海問屋が、上に載せた物が光るコースターを販売しているという内容の記事を掲載しましたが、またしても、上海問屋が謎の物を光らせている商品を発見したので紹介します。  それは、箸です。「え? 箸? 上海問屋ってデジタル周辺機器じゃないの?」って思いますよね。  光る箸は、デジタル周辺機器に違いありません。なぜなら、食べることは体と頭を動かすために必要なこと=仕事に必要なこと=パソコンを使う=デジタルであり、光る=ゲーミング=デジタルだからです。つまり、光る箸はデジタル周辺機器と考えて間違いないということです。まあ、細かいことは気にしないようにします。 光ってるなー  その名も「光るゲーミング箸改 DN-916212」です! この箸は一見すると、黒い軸から透明の軸が伸びた少し大きめの箸です。しかし、黒い部分は、バッテリーとボタン、LEDが仕込まれている発光装置なのです。そこから出た光を透明の部分が受けて、RGBに光り輝くという製品です。 黒い部分にボタンが仕込まれていて、ここを押すことでオン、オフを切り替えます  改の名を持つということは、初代があって、何かが改良されているということになります。改良ポイントは箸の大きさを使いやすいサイズに変更して、発光のパターンを追加したということです。……なんかよくわからないけど、これ以前にもゲーミング箸があって、これは、それよりも、もっとよいということですね。  「いや、箸を光らせてどうするのよ?」って感じですか? 箸を光らせるメリットはあると思います。暗い部屋でも、食べ物がよく見えるようになるということです。「暗い部屋で食べ物を食べることなんて、ある?」と思いますよね。あるんです。それは、部屋を暗くしてゲームやコンテンツに集中しつつも、何かを食べたいと思っているときです。  または、動画配信者の方が使うのにも最適ではないでしょうか? いや、最適かどうかはわかりませんが、何かスナックなどをつまみながら話す様子を配信する際に、箸が光っていたら、見る方としても面白いのではないでしょうか。  そう考えると、この箸は、本物の、正真正銘のデジタル周辺機器ということになってきます。 片方ずつ違う色に光らせて遊んでみるのもアリです  発光パターンはレッド、イエロー、ブルー、グリーン、パープル、ホワイト、ミント、ピンク、オレンジの9色です。さらに、点滅するモード、グラデーションのように色を自動的に切り替えていくモードも搭載しています。  さらには、箸の部分を取り外して、単体で洗浄することもできるのです。本気で使うことを考えて作られていますよね。食品衛生法の基準にも適合しているそうです。マジかよ。  気になる価格は……なんと780円! これは……どうですか! 安価と言っていいでしょう! 買いたくなりますよね! ■関連サイト Read more »

女児にわいせつ容疑で都立高校生逮捕 別の事件にも関与か

警視庁=東京都千代田区 女児にわいせつな行為をしたとして、警視庁深川署は不同意わいせつの疑いで、東京都立高校3年の男子生徒(17)=東京都江東区=を逮捕した。別の不同意わいせつ事件や盗撮事件にも関与しているとみて追及する。 逮捕容疑は7月28日夕、江東区内の路上で、徒歩で帰宅中だった小学校中学年の女子児童に背後から近づき、体を触ったとしている。周辺の防犯カメラには男子生徒が約3分間にわたって女児の後をつける様子が撮影されていた。 深川署によると、男子生徒のスマートフォンからは通学する高校など約10件で盗撮したとみられる静止画と動画が見つかったほか、8月中旬にも区内の商業施設で別の女児にわいせつな行為をしたとみられ、捜査を進めている。 Read more »

借金6000万超の漁師系YouTuber、過酷な企画により気絶 「嗚咽がでたら休んだほうがいい」

借金6000万超の漁師系YouTuber、過酷な企画により気絶 「嗚咽がでたら休んだほうがいい」 2023年9月9日、素潜り漁師マサルが自身のチャンネルを更新。過労で気絶に至った経緯について語った。 マサルは、2023年1月22日に水産工場をオープン。だが、当初の予定が変更になり建設費用が1億円に。「借金6000万+母親から借金250万」という状況で、「8月は“バズらなければ会社が倒産する“やばい状況だった」と明かした。その後、毎日投稿に加え「1ヶ月漁師生活」という企画を行うことを宣言。だが、あまりにも過酷な撮影と編集の日々を送っていたことが原因で、2023年8月20日に過労で気絶してしまった。今回は、その一連の出来事の背景について語った。水産工場に必要な4400万円の機材を購入し、無一文になったマサル。会社が潰れそうな状況がきっかけで、「1ヶ月漁師生活」を開始した。 だが、長時間の撮影や編集に追われ、嗚咽が止まらない、冷や汗、寝れなくなるといった症状がで始めたという。気絶したのは、母親と会話をしていたときだった。急に立ち上がって、受け身も取らずに泡を吹いて倒れてしまったと振り返る。その気絶が原因で、ぎっくり腰になり、背骨が欠けてしまった。現在は食事に気を使ったり、ストレッチや瞑想を行ったりなど、健康を意識した生活を行っている。「努力すれば不可能はないと思ってやってきたけど、嗚咽がでたらみんな休んだほうがいい」と視聴者に訴えた。 (文=リアルサウンド編集部) Read more »

東海地方 あすにかけて警報級の大雨のおそれ

東海地方 あすにかけて警報級の大雨のおそれ 東海地方には、日本のはるか東に中心を持つ 高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。 また、上空約6000メートルには、 氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいるため、 大気の状態が非常に不安定となっています。 このため、雷を伴った激しい雨が降り、 愛知県では警報級の大雨となっている所があります。 三重県でも雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。 大気の非常に不安定な状態は、あす(火)夜遅くにかけて続く見込みです。 [雨の予想] きょう(月)予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、 愛知県 50ミリ 岐阜県 40ミリ 三重県 50ミリ 静岡県 30ミリ あす(火)予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、 愛知県 50ミリ 岐阜県 30ミリ 三重県 50ミリ 静岡県 30ミリ きょう(月)午後6時~あす(火)午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、 ... Read more »

奥菜恵に続き、中谷美紀が過去の病気を告白…今も向き合い続ける「機能性低血糖症」とは

奥菜恵に続き、中谷美紀が過去の病気を告白…今も向き合い続ける「機能性低血糖症」とは 9月1日、女優の奥菜恵が「尋常性白斑(はくはん)」に罹っていることを公表した。3日の投稿では《進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません。》と吐露し、応援のメッセージが多く寄せられた。 そんななか、同じく女優の中谷美紀も、SNSで持病を告白。中谷は4日までに、自身のInstagramを更新し、《2010年に機能性低血糖症と診断されて以来、糖質制限を続けており、お砂糖を断つことはもちろん、食事もGI値の低い食品を選択》していると明かした。24時間、血糖値を観察できるセンサーを身につけているのだという。 「中谷さんは、2022年3月、Instagram上で『血糖調節異常』により、医師の指導を受けていることを告白しています。今回の投稿では、血糖値を観察するセンサーにより、これまで問題がないと考えていた玄米や十割蕎麦なども血糖値をあげてしまうことがわかったと綴っています」(週刊誌記者) では、「機能性低血糖症」とはどのような病気なのか。五良会クリニック白金高輪の五藤良将理事長が解説する。 「機能性低血糖症は、食後や空腹時に血糖値が一時的に低下する状態を指します。この低血糖は、糖尿病の治療中に見られる低血糖とは異なり、特定の疾患や治療によるものではないことが特徴です。 原因は多岐にわたり、食事の質や量、遺伝、ホルモンの異常によるもの、さらには飲酒や過度な運動など、さまざまな要因があげられます。 症状は、低血糖時に手の震え、冷汗、めまい、動悸、頭痛、意識の混濁などが現れることがあります」 低血糖時には集中力が低下、散漫になることがあり、仕事や学業に影響が出る可能性もある。運転中や危険な作業中に急に生じた場合は、事故を引き起こすリスクがあると五藤理事長は続ける。 「低血糖症状は、発汗、動悸、悪夢などの不快な症状があり、ストレスや不安を感じることが多くなります。低血糖の原因となるインスリノーマなどの疾患が隠れていることがあり、注意が必要です。 繰り返し低血糖の症状を感じる場合は、医師や専門家に相談することが重要です。詳しい原因や適切な治療・管理法を知ることで、生活の質を向上させることができます」 中谷も、常に自分の「生活の質」と向き合っているということだろう。 Read more »

日産が新型「全長5m超え”高級”SUV」発表! 豪華内装&約300馬力V6採用! インフィニティ新「QX60」730万円から米に登場

全長5m超え“高級SUV”「QX60」に新モデル登場  2023年9月7日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、米国で「QX60」の新たな2024年モデルを発表・発売しました。 内装が豪華すぎ!…インフィニティ”高級3列SUV”「QX60」 内装が豪華すぎ!…インフィニティ”高級3列SUV”「QX60」  QX60は全長5mを超える大型の3列シートSUV。2011年に「JX」として登場。2013年にQX60に名前を変え、現在販売されるのは2021年に登場した2代目です。 【画像】豪華内装&迫力スタイルがカッコイイ! インフィニティ新型「QX60」を画像で見る(25枚)  ボディサイズは、全長5034mm×全幅2184mm×全高1770mm、ホイールベースは2901mmと、日本で販売されているクルマで言えば、トヨタ「ランドクルーザー」よりもやや大きいサイズ感です。乗車定員は最大7人(一部6人)乗りとなっています。  エクステリアは、大柄なボディながら流麗で、引き締まった印象のデザイン。他のQXシリーズと同様、都会的な高級感の高い仕上がりです。  インテリアは、インフィニティらしい上質なデザイン。3列シートまでしっかりスペースが確保されています。  パワートレインには、最高出力295馬力・最大トルク270lb-ftを発揮する3.5リッター V型6気筒エンジン。これに組み合わせるトランスミッションは、9速ATです。燃費は最大26mpg(11km/L)を実現しています。  今回発表されたQX60の2024年モデルは、「PURE」「LUXE」「SENSORY」「AUTOGRAPH」の4グレードを設定。  全グレードで、統合メンテナンス プログラム「INFINITI Premium Care」が追加されており、最高評価の顧客サービスを提供するという高級ブランドの伝統に基づいて、最大3年間または3万マイル(いずれか早い方)のオイル交換、タイヤ交換、点検などを無料で実施します。  価格は、ベースグレードとなる「PURE」が4万9650ドル(約730万円)から、最上級グレードとなる「AUTOGRAPH(AWD)」が6万6100ドル(約972万円)までです。 Read more »

入浴中の女性をスマホで…盗撮で医師の男(28)逮捕 ホテルの貸し切り露天風呂で 栃木・那須塩原市

入浴中の女性をスマホで…盗撮で医師の男(28)逮捕 ホテルの貸し切り露天風呂で 栃木・那須塩原市 栃木県のホテルで、医師の男が露天風呂に入浴していた女性の裸をスマートフォンで撮影した疑いで逮捕された。 医師の衛藤悠容疑者(28)は9日夕方、那須塩原市のホテルの貸し切り露天風呂で、スマートフォンを使って仕切りの上から入浴中の女性の裸を撮影した疑いがもたれている。 警察によると、被害女性が撮影されたことに気付き、衛藤容疑者の犯行が発覚したもので、ホテルの従業員が警察に通報したという。 衛藤容疑者はこのホテルに泊まっていたが、女性と面識はなく、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めている。 Read more »

“スーパークレイジー君”西本誠容疑者 議員辞職勧告決議案を全会一致で可決 宮崎市議会

スーパークレイジー君に議員辞職勧告です。 宮崎市議会は今月6日、知人女性に対する不同意性交等致傷の疑いで逮捕されたスーパークレイジー君として知られる市議の西本誠容疑者(37)の議員辞職勧告決議案を、きょう全会一致で可決しました。 一方、西本容疑者は弁護士の接見に対し、知人女性との性的関係や暴行などについて否定しています。 Read more »

ノブコブ吉村“唯一共演NG”の女性アイドルと再会も…「お互いのために出ない方がいいんじゃないか」

平成ノブシコブシの吉村崇  お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇(43)が11日までに更新されたYouTubeチャンネル「しくじり先生 俺みたいになるな!!【公式】」に出演。「唯一共演NG」という、女性アイドルグループと、因縁の再会を果たした。  この日のゲストは「櫻坂46」の井上梨名、大園玲、武元唯衣、山崎天。「ラジオスターになりたい!」とし「オードリー」若林正恭、「ハライチ」の澤部佑、「アルコ&ピース」らに技術を学ぶ企画を行った。  すると、ここで吉村は「そもそも因縁があるからね?お互いのために、一緒に出ない方がいいんじゃないかって」とメンバーに噛みつく。「欅坂46」時代にバラエティーで共演した際、リアクションがうすく、さらに全然発言しようとしない姿に“唯一共演NG”を叩きつけたという。  武元が「今は櫻坂になってまた別ですから!」と釈明するも、吉村は「でも、俺はラジオやってないのに“ラジオスターの皆さんが”って俺を抜いて話したよね?そっちからやってきたっていうのは伝えとくから!」と“バチバチ”のやり取りで、共演者を笑わせていた。 Read more »

橋下徹氏「国際社会的にジャニーズという名前の維持は許されない」事務所名称変更問題に持論

橋下徹氏  元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が10日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」で、ジャニーズ事務所の問題に言及。取り沙汰されている社名変更問題について「国際社会的にはジャニーズという名前の維持は許されない」と指摘した。  番組ラストでジャニーズ問題に言及した橋下氏は「旧統一教会でも、大学のクラブの問題でも団体になにかあったときは、個別具体的に対応していくべきであって、連帯責任は嫌」と前置きし、今回のジャニーズ事務所の問題についても「連帯責任は嫌なので、今活躍しているタレントさんは活躍する場は必要だと思う」とした。  だが社名の変更については「変更の余地は残したみたいですけど、ファンに支えられているという事があったとしても、国際社会的にはジャニーズという名前の維持は許されないと思うし、グローバルな企業の株主も許さない」と指摘。「民間企業の再生、原理原則から言えば、こういう場合は社名を変える」とも語った。  そして「テレビ業界はジャニーズ事務所との関係があるので、事情があると思うが、日本社会を変える視点でテレビ局も考えて欲しい」とも話していた。 Read more »

元セクゾ・マリウス葉さんの母 藤島ジュリー景子氏との関係言及 「言葉を交わした事も連絡先も知らない」

燁明さんインスタグラム(@eri_dance_stretch)から  昨年末にSexy Zoneから脱退し、芸能界を引退したマリウス葉さん(23)の母で、元宝塚の男役・燁明さん(60)が11日までに自身のブログを更新。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子氏と親交があるのでは?という噂を否定した。  燁さんは現在ドイツ・ハイデルベルクに暮らし、ダンス・ストレッチ講師などを務めている。マリウス葉さんは昨年末の「ジャニーズカウントダウン」をもって芸能界を引退し、現在は一般人として生活している。  還暦旅行として、フランスやスペインをめぐっていたという燁さんは、ジャニーズ事務所が今月7日に開いた会見も見られる状況ではなかったといい「長々と会見もあったそうですね!見れてないし、見てないのでさっぱり分からないですが!苦笑」と前置きした上で、5日付でジャニーズ事務所社長を退任した藤島ジュリー景子氏について「ジュリーさんが会社の取引役!謝罪のツイートで初めてお顔を拝見致しました!こんなお顔だったのですね!なんせ会った事も言葉を交わした事も連絡先も知らないので!取締役のジュリーさんの経営の力でこれからどうなるのか?私達はだまーて応援するしかないような!笑」とつづった。  さらに、「以前生徒から先生はジャニーズのジュリーさんと仲良いんですよね?って聞かれた事があり え???全然知らんけど?何で?って聞いたら Twitterで先生とジュリーさんは知り合いだからマリウス君がとてもいい卒業できた?ってどこかで読みました!って」。ジュリー氏と知り合いなのではと直球で質問されたことがあるという。  「まーそうなの?ごめんなさいね、一度もお会いした事ないし ご挨拶もした事ないし 連絡先も知らないけど?マリウスがどんな卒業の仕方とか私とは全然関係ないでしょ~!と生徒に伝えました!」とし、ジュリー氏とはまったく面識がないことを強調した。 Read more »

巨人・菅野智之とヤクルト・小川泰弘がNPBとの事務折衝に出席 「投げ抹消」の救済など訴える

NPBとプロ野球選手会の事務折衝に出席した(左から)ヤクルト・小川泰弘投手、巨人・菅野智之投手、森忠仁選手会事務局長  NPBと日本プロ野球選手会の事務折衝が11日、都内で行われ、巨人の菅野智之選手会長とヤクルトの小川泰弘選手会長が出席した。  選手会側は通常、森忠仁事務局長ら事務方が出席しており、選手自身が直接交渉の場に立つのは異例。両選手会長は、主にFA権取得における「投げ抹消」の救済などについて、現場の意見を訴えた。  選手会側は、先発当日に出場選手登録され、翌日に抹消される「投げ抹消」の選手に対し、特例として登録日数を加算するよう求めてきた。前回の折衝では「30日以内に再び登板した場合、7日を加算」の案を提示。今回は「15日以内」に歩み寄った形で交渉を進めた。  折衝後、取材に応じた菅野は「先発ピッチャーの価値というものをもうちょっと高めてもらえるように。もちろん軽視されているとかはまったく思っていないですけど、投げて抹消でなかなか日数が稼げないという選手が少なくない現状があるので、その日数を優遇してもらえるように、歩み寄ってもらえるように、話し合いができたんじゃないかなと思います」と話した。  また、小川は「実際にチームで奥川(恭伸)投手が経験していますし、そこのヒヤリングをして、選手の思い、これからの若い選手の将来のために少しでも先発ピッチャーの価値というか、権利を得られるように伝えさせていただきました」と、202年年は中10日以上の登板が多かった後輩の例をあげて改善を求めた。 Read more »
Kênh kiến thức kỹ năng, phát triển bản thân, hướng nghiệp, blog nhân sự